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「ハウス・オブ・グッチ」ネタバレ感想
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1972年撮影のマウリツィオ・グッチとパトリツィア・レッジャーニ

面白かったです。4つ★
グッチ家の騒動は、うっすらと聞いた事がある程度で、殆ど知らない状態で鑑賞しました。
長い割に途中でだれることもなく、ずっと引き込まれて最後まで楽しく鑑賞させてもらいました。
リドリー・スコット監督、お年なのに精力的にお仕事されていて凄い。

主役を演じたレディガガさん、女優さんとしても立派!
そして、アダム・ドライバー。あちこちに出演していて、引っ張りだこ。
ジャレッド・レト、役になりきっていて別人の様だった!
ジェレミー・アイアンズ、気品があって素敵ー、この役にピッタリ♪

そして見終わった後に、やっぱり検索してしまいましたよ。
実際、どこまでが本当だったのかな?等知りたくて。

刑務所内でも特別待遇を受けていたという。
「実際、彼女は投獄中、ペットとしてフェレットを飼っていて、フェレットとゆったりとした生活をしていた。彼女が言うには、「私はそこで素晴らしい時間を過ごしました、この刑務所で過ごした何年もの月日はとても平和でした。私はよく眠り、朝目覚めて体を洗い、そしてフェレットと一緒にお庭に出て日光浴をしていました。お昼寝をしてゆっくり過ごしました。私は特別な治療を受けました」
家族や友人が自由に会いに来れるように面会優遇年間パスを与え、刑務所での称呼番号(囚人番号)で呼ばさせず名前で呼ばせ、執行猶予で刑務所の外に出て社会奉仕活動もせず、働いた事がないと拒否して、獄中ライフをエンジョイしていました。

すごいですね・・・。こんな事が本当にあって、許されていたとは・・・。

2016年10月、模範囚であったことから刑期が早まり、18年で出所を許可された。その後はコスチュームジュエリー・ブランドでコンサルタントとして働きはじめたよう。現在もお金には全く困っていないそうです。

上記の文章や情報の出処はコスモポリタンさん  こちら

尚、2人の娘、アレッサンドラとアレーグラ・グッチと母親パトリツィア・レッジャーニの関係は悪化していたそうです。

ハウス・オブ・グッチ (2021/米)
House of Gucci
監督 リドリー・スコット
脚本 ベッキー・ジョンストン / ロベルト・ベンティヴェーニャ
原作 サラ・ゲイ・フォーデン
出演 レディー・ガガ / アダム・ドライヴァー / アル・パチーノ / ジャレッド・レト / ジェレミー・アイアンズ / ジャック・ヒューストン / サルマ・ハエック / カミーユ・コッタン

あらすじ 1970年代から世界的な成功を収めたブランド「GUCCI」の創業者一族の実話。運送業を経営する父を持つパトリツィアはグッチ家の息子マウリツィオに一目惚れし結ばれるが、彼の父ジェレミー・アイアンズは金目当てだと猛反対。
マウリツィオは家を出て結婚する。その彼に、伯父でもあるグッチ社社長アルドが声をかけグッチ社に迎える。やがて父とも和解しグッチ社の50%の株も相続したマウリツィオはパトリツィアの意を受けて、グッチ社を支配しようとしていくのだが…
【2022/05/26 09:42】  コメント(4) | トラックバック(1) | アメリカ映画
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コメント

こんにちは。

稀代の悪女として描かれていますが、本当は一族の中で一番ファッションビジネスに造詣があったのは彼女だったのかもしれませんね。
私は割と彼女に同情的です。殺しはいかんけど。
ああ、でも彼女はきっと「同情」とかは最も欲しないんだろうなぁ。
ここなつ  【 編集】  URL |   2022/05/26 10:57   |  TOP ▲ |


おはようございます。
コメント&TBありがとう。

引き込まれましたよねぇ。
スコット監督、本作と『最後の決闘裁判』(こっちにもアダム出てる!)も良くって、すごいなあと思いましたよ。

レトは言われなかったらわからないくらいでしたよね。
アル・パチーノと彼の親子も強烈だったなあ。
ガガの熱演、素晴らしかったですネ。ガッツある女性は彼女にぴったりでした。
  【 編集】  URL |   2022/05/27 09:37   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!

『最後の決闘裁判』(こっちにもアダム出てる!)
そうなのよね、つい数か月前に、最後の~を見たばかりで、その後コレでしょう?
両方とも、数年かけて作る様な重量のある作品なのに、こんなのを続けて作っちゃうだなんて、監督のパワーには驚くばかり。尊敬しちゃうわー。どちらも面白かったし、立派よねー。
そうだ、両方にアダム出てるね、しかもメイン男優で。監督のお気に入りなのねー。

アル・パチーノは安定の演技でしたね。そういや、ロバート・デニーロもだけど、イタリア系の大御所俳優さんって、お元気でコンスタントにお仕事されて長生きしてるね。
latifa  【 編集】  URL |   2022/05/27 10:45   |  TOP ▲ |


ちょっと一部分変だったので、訂正したら順番おかしくなっちゃいました。

ここなつさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。

私もそこまで彼女の事、救いようの無い悪女だとは感じませんでした。
そうそう、殺しはダメだったけど、それ以外はグッチというブランドや会社・仕事への熱い思いとか
彼氏(夫)への執着・一途さとか、頑張るガッツのある女性でした。

グッチ等の服等は一度も買った事がないのですが、遠い昔に産まれて初めて海外旅行に行った時の免税店で、ずらりと並ぶハイブランドの化粧品に胸がときめいたものです。
latifa  【 編集】  URL |   2022/05/27 10:47   |  TOP ▲ |


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「ハウス・オブ・グッチ」
Slow Dream (2022/05/27 09:38)
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