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「百日紅~Miss HOKUSAI~」感想
アニメ映画は殆ど見ないのですが、朝井まかてさんの「眩」とNHKドラマが面白かったので、それじゃあ、これも見てみよう!と。
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全体通して、なかなか面白く見せてもらいました。
江戸の町の映像が、セットで作るのではなくて、アニメーションならではの自由さがあって、ずーっと続く道ぞいに並ぶ商家とか、橋と川と柳とか、そういう映像がとて美しかったです。

他の2つと違っていたのは、お栄に年の離れた目の見えない妹がいて、その妹の部分が割とメインで出て来ていたことと、不思議な世界(あの世とか霊的なものとか)を併せて描いていた事でした。絵によって封印するとか、魔よけの絵を描くとか、そういう処はユニークでした。

お栄は、まだお嫁に行く前23才の設定だったんですね。
小説は嫁に行っている最中からだったし、NHKのドラマは離婚してからのお話でした

ちょっと違和感あったのは、ドラマでも小説でも、善次郎はひょうひょうとしてるけど色っぽいモテ男っていう印象がしっかりついていたので、本作でのふにゃふにゃのしがないヘタ善(声も濱田君だし)は・・・。この後、お栄が好きになる、っていう未来が来るとは到底思えず 笑

あと、一か所解らなかった処があって、お栄がなにやら女郎屋っぽい処に行くんですが、出て来た人が声の太い女性なのかな、ちょうど帰ろうとしていたお客はおじさんだった。
で、その人とどうやら、お初にそういう事をするっぽいんですが、この時代は、相手が男性に限らず女性でもOKな感じで普通だったのかしら・・・。

アニメ滅多に見ないわりには、この監督さんの映画をお家でですが、偶然色々見ている事に気がつきました。「カラフル」「河童のクゥと夏休み」「クレヨンしんちゃん」とか。どれも結構面白く見た記憶があります。地に足のついたストーリーを重視した映画を作る監督さんなのですね。
杉浦日向子さんの原作映画といえば、「合葬」(2015) を見ました。こちらは原作漫画を見た後に映画でした。

百日紅~Miss HOKUSAI~
監督 原恵一
脚本 丸尾みほ
原作 杉浦日向子
出演 杏 / 松重豊 / 濱田岳 / 高良健吾 / 美保純 / 清水詩音 / 筒井道隆 / 麻生久美子 / 立川談春 / 入野自由 / 矢島晶子 / 藤原啓治

眩 (くらら) ドラマと小説のネタバレ感想 朝井まかて
【2020/07/16 11:15】  コメント(6) | トラックバック(2) | 日本映画
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コメント

素早いですね!

>相手が男性に限らず女性でもOKな感じで普通だったのかしら・・・。
当時の日本社会は大らかでそういうのが普通だったと聞いたことがあります。もしかしたら杉浦日向子さんが語ってらしたかもしれません。

あの世的なのは原作はもっとたくさん出てきてビックリ!です。機会があったら是非原作コミックも読んでみてくださいな♪

「河童のクウ~」観ました。
何となく観始めて気づいたら夢中になってました。最後の方の東京タワーと龍?雨の神?だったかはちょっと引きましたが(笑)

トラバお願いしますね。
こに  【 編集】  URL |   2020/07/16 15:24   |  TOP ▲ |


こにさん、こんにちは!
謎の部分、教えて下さって、ありがとうございます。
そうらしいですね、私も何かで、明治の前は、かなり性的なものに関して庶民はおおらかだった、っていうのを聞いたことがあったし、そういう場所も男女の垣根無かったのかもしれませんね。

原作コミック、私も読んでみたいです。
その辺では、なかなか読めなくて(おいてなくて)
遠い図書館に杉浦作品が少しあったのを、以前数冊読んだだけなんです。

河童のクゥは、内容殆ど忘れてしまったんですが、絶対面白くないだろうな挫折するだろうな、って思いつつ見たら、面白くて最後まで見てしまった、という事だけは憶えてます
latifa  【 編集】  URL |   2020/07/17 08:01   |  TOP ▲ |


滅多に過去記事を振り返ることがないので、そちらからコメントをもらって、見直す機会になり感謝しています。

相手が男性に限らず女性でもOKな感じで普通だったのはそうみたいですよ。西洋人から云わせると、お風呂も不思議なのに、ましてや混浴などは破廉恥に写ったでしょう!
それよりも酷いのは、対馬出身の友人の話ですが、お祭りで夜這いが行なわれていたのはさほど昔のことではないと聞きました。”おおらかな性”文化と表現されれば否定できなくもありません。

>杉浦日向子さんの原作映画といえば、「合葬」(2015) を見ました

初耳、観たいです!
しずく  【 編集】  URL |   2020/07/17 09:58   |  TOP ▲ |


追って

ふにゃふにゃのしがないヘタ善が先だったので、寧ろドラマや小説の方に戸惑ってしまいました。あまりに「かっこ良すぎるぞ!」って!
ヘタ善の善次郎が。私的にはお似合いに見えたのですが  早々不一
しずく  【 編集】  URL |   2020/07/17 10:10   |  TOP ▲ |


しずくさん、こんにちは!
そうなんですよね、私も過去のは全く見ないので、何かのきっかけで再読すると、(誤字が見つかって焦ったり)見直す機会になります。

夜這い文化
それ、対馬だけじゃなくて、どこかでも普通に割と近年まであったと読んだ事があります。好きな相手だったらいいけど(いや、良くはないけど) 避妊とかできなかっただろうし、、嫌な人だったら恐怖だし、レイ●まがいにもなりそうで、恐ろしいですよね・・・。

合葬は・・・ あんまり・・・でした。私は、ですが・・・。


へた善
そうなんですかー!しずくさんは先にそういうイメージがあったんですね。
こういうお話が聞けて、とっても面白かったです。お話出来て良かったーー!
latifa  【 編集】  URL |   2020/07/17 10:32   |  TOP ▲ |


はじめまして。福井市在住の大嶋昌治(おおしままさはる)と言います。聖書預言を伝える活動をしています。

間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。2020年を悔い改めの年にしてください。携挙に取り残された後のセカンドチャンスは、黙示録14章に書かれています。
大嶋昌治  【 編集】  URL |   2020/07/18 11:16   |  TOP ▲ |


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