去年の春、謎のピアノマンがらみで話題になった映画。
すごく良かったです。でも、これ女性向き映画(しかも、30代以上の) と思いました。男性の中には、引いちゃう人も結構いそうな・・・ 以下、男性の方はあまりお読みにならない方が良いかと思います・・(^^;) ![]() 私は、もう、もう、ツボに来てしまって、久々のボロ泣きでしたわ。 男性が見たら、年老いたおばあさんが、気持ち悪い~!って思うかもしれません。 いや、思っても普通です。だって私も若い頃、ドラマで50代位の会社員(演じたのはたしか小林稔侍さん)が、凄~く若い女の子を好きになってしまいうろたえる・・というのを見ていて、その内容とキャラクターのせいもあったと思うのですが、嫌悪感を感じた覚えがありますから。それに、今回の映画でも「ご老人医者さんが、若い女画家」の部分も、なにかちょっと・・・って思っちゃっいましたし。(だって、あのお医者さんは、ちょっとね・・・)自分で書きながらも、不公平だな、同性は許せるのか?って思いますが・・(^^;) いや、同性のひいき目ってだけじゃないです。たまたま、その設定やキャラの行動、気持ち等によって、受け入れられる・受け入れられないって差があるんだと思います。 まずは主役のおばあさま2人がとても素晴らしかったです。さすがの大女優さんですね。拍手!!それと、アンドレア役は、ダニエル・ブリュール、偶然だけど、「グッバイレーニン」、「ベルリン僕らの革命」(感想+世界のポスター)も、この作品も全て3つとも私がとっても面白く見た映画なんですよね。その全てで主役やってるんですから、美青年ではないけれど、好感をとても持ってます♪GWに、ダニエルブリュール出演「戦場のアリア」が上映されるそうです。今度も面白いかな? 戦場のアリア見ました感想こちら→ 戦場のアリア感想と、世界各国ポスター それと風景が素晴らしく綺麗でした! 素敵なガーデニングのお庭や、 英国の片田舎の風景が、とても上品で美しく、全体に漂う雰囲気に品が。 以下、解らない部分があったので、解る方がいらっしゃったら是非教えて欲しいです。何故姉妹が、彼に服を作ろうという相談をしていたときに ジャネット「おば様が残したお金で服を作りましょうか?」 アーシュラ 「貯金を使えば?」「私達の責任よ」 「私が最初に見つけたのよ」 ジャネット「思い上がらないで」 って、アーシュラが凄く憤慨するシーンがあるのですが、なぜ怒って いるのでしょうか?ここが良く解らないんです。その後も怒ってるので ジャネットが「そんなにスネないで」って言ってるんですよね・・・ その後もアンドレアのヒゲを剃るお部屋に移動した後でも2人で 「私に謝って」「イヤミを言ったじゃない」って言ってるんですが、、、 自分たちの貯金を使うのと、おば様の残した財産と、どっちか使うのが そうも大きな何か差があったのかな・・・?う~ん、解らない! ★以下、ネタバレ・ラストについての感想等書いてます★文字反転して下さい 私、アーシュラとお姉さんに感情移入してしまったみたいで、彼女らの 気持ちがあちこちで、よ~~く解りました(;_;) ただ、唯一一つだけ。手紙のこと言わないでおくのは、良くなかったね。 私は、決意した感のあるアーシュラが、手紙のことを自分からアンドレアに 言うのかな?って思っていたから、なんだぁ~絵画姉さんからバレちゃう んだ~~(-。-;) ってちょっとがっかり。 それと、、あんなに親切にしてくれた2人に、しばらく経ってから、 あの手紙と絵・・って言うのは、ちょっと淋しかったかな・・・ 着いたらすぐに、事の経緯や、挨拶も出来ずにロンドンに発った お詫びを送って欲しかったな~。 でも、アシュラーが、演奏会の後、お声がかかるアンドレアを 「もう行って」とさっぱりと送り出して、姉と2人で去って行く 処は、潔くて、またまた泣けてしまいました!!! 一緒に暮らしていたころは、色々な邪念、引き留めたい気持ちなどで ぐだぐだしていたのが、そっと拾ったアンドレアの髪の毛を、捨て 気持ちの整理がついて、それ以後は、凛!とした感じで終わって行く のが哀しくもあっぱれでした、拍手!!!ネタバレ終了 今自分の年齢が、美人画家と、おばあさん達の、中間に存在してるから この映画を見るのに、丁度良かったのかもしれないです。本当に自分が 70歳で見たなら、もうちょっと違う目で見るんだろうな・・・・。 それにしても、こういう気持ちって年は関係無いんですね・・・ 自分が若い頃、4,50歳以上の人って、完全ご隠居って風に思いこんでいて・・ 若い時って、無邪気にも残酷な態度や発言してしまったり・・・ 自分が年取ってみて、初めて理解出来る様になるというか・・ いずれにしても、年を取るというのは、やっぱり哀しい事です・・ 写真は、英王室からDameの称号を授かっているジュディ・デンチとマギー・スミス 中央(ハリー・ポッターのマクゴナガル教授@@)が、ロイヤルプレミアで、 エリザペス女王と会ってるところ。 ![]() 普段のジュディ・デンチさんってカッコイイおばあさまですね~♪ ラヴェンダーの庭の中で ladies in lavender あらすじ内容 1936年、イギリス、コーンウォール地方。海の側に、ジャネット(マギー・スミス)とアーシュラ(ジュディ・デンチ)の姉妹は静かな日々を過ごしていた。 そんなある日、1人の青年が嵐の去った浜辺に、アンドレア(ダニエル・ブリュール)が流れ着く。 2人は手厚く看病する。アーシュラと、ジャネットは、その青年に淡い気持ちを抱く様になる。(アーシュラはその度合いが強く、まるで10代の少女の様に。) ある時、アンドレアはバイオリンの名手であることが解る。たぐいまれなる、そのバイオリンの音色に、若き画家であり、兄は有名なバイオリニストの、オルガという若い女性が(「トゥルーマン・ショー」に出演していたナターシャ・マケルホーン)関わり合って来る様になる。面白くない姉妹。以下ラストまでのネタバレオルガからの手紙も申し出も、アンドレアには伝えないままに隠してしまう。アンドレアが去ってしまうのが怖いのだ。 そうこうしてる内に、アメリカ行きの船を探していたアンドレアを見かけたオルガが声をかける。絵のモデルになって欲しいと頼まれ、快く受けるアンドレア。そして、手紙のことが解り、怒るアンドレア。うろたえる姉妹。 そして、ある日、オルガの兄である著名なバイオリニストから、急に会ってくれるという電報が届き、アンドレアはオルガと共に、ロンドンへ旅立ってしまう。姉妹に何も告げず・・・。 それから1,2ヶ月??経ち、小包が届く。お詫びと、自分の初コンサートの知らせを含めた手紙と、オルガが描いたアンドレアの絵だった。 2人はアンドレアの初の演奏舞台に、かけつける。久しぶりに再会する3人。姉妹はそっと2人で去って行く。 おわり |
latifaさま、初めましてこんにちは。みみこさまのお宅から参りました。
TBさせていただいたのですが、重なってしまってすみません! 初訪問なのに失礼しました。。 この映画、私もボロ泣きでした・・。 誰のお金でスーツを誂えるか?の場面の口論は、私にもわかりませんでした。 イギリスって大昔は女の子には財産相続権がなかったのですよね。 でもこの映画の姉妹は親の遺産で暮らしてるのだな~、と思いました。 エリザベス女王とのフォト、大女優の貫禄は女王にも負けてないですね! また是非お邪魔させて下さい。ではでは。。 真紅さん、こんにちは!
お名前は、みみこさんちや、あちこちで、お見かけしておりました^^ こうやって、お話出来て、とっても嬉しいです!! TB全然大丈夫です(^O^)ありがとうございます♪ >誰のお金でスーツを誂えるか?の場面の口論は、私にもわかりませんでした。 そうでしたか・・・。きっと深い意味があるんでしょうけれども、解らないですよね。 >イギリスって大昔は女の子には財産相続権がなかったのですよね。 でもこの映画の姉妹は親の遺産で暮らしてるのだな~ えっ!!そうなんですか。それは初めて知りました。勉強になります! ということは、ここのお家には、息子(男子)がいなかったのでしょうかね・・。 優雅な暮らしぶりで、でも、贅沢してるって訳ではなくて、慎ましく、年老いても美しく?生きている感じで、とてもこの姉妹が羨ましかったです。 真紅さん、これを機会に、また是非、これからも宜しくお願いします(^O^) こんばんは
これ,DVDを昨年買ったのに観るの忘れてて・・・ あらすじは知っていたのですが, 実際に観るとほんとうに切なかったですね。 あれほどのお歳ではないですが, ある日突然拾った青年に恋をする気持ちってわかるわ~。 恋ごころもだけど,庇護欲とか, 母性本能も満足できるのよね,このシュチュエーションは。 ダニエルの愛くるしさもツボでした。 で,服を誂えるシーンの疑問ですが私もよくわかりません・・・。 ただ,「遺産」よりは「貯金」の方が 「自分たちが手内職や倹約をして貯めたお金」という感じがして, 彼のために犠牲を払う,という意味合いがあるような気が・・・, そっちを使いたかったアーシュラは,そうすることで, よりアンドレアに尽くしたかったのかな? 「私が見つけたのよ」うんぬんは, なんとなく姉妹で彼を取り合いしてるような,微笑ましさも感じました。 ななさん、こんにちは~。
この映画、面白かったので、友だちとか両親とか、色々な人にお薦めしちゃったの。 みんな、面白かった~って評判が良かったのだけれど、男性にはお薦めしなかったんです~(^^;) >,「遺産」よりは「貯金」の方が 「自分たちが手内職や倹約をして貯めたお金」という感じがして, ↑確かにしますね! 彼のために犠牲を払う,という意味合いがあるような気が・・・そっちを使いたかったアーシュラは,そうすることで, よりアンドレアに尽くし~~ ↑ なるほど!そうかもしれません。 こういうのを後から、色々考えるっていうのも、映画の楽しいところですよね^^ この映画を見た時は、ダニエル・ブリュール来るか?!と思ってたのですが、どうやらそうでもなかったみたいです。タハハハ。 おば様のお金のくだりですが、
あれはジャネットのお金みたいに訳されてましたよ。 だから、2人のお金である貯金から出すことに アーシュラは執着していたみたいです。 あたしは年齢的にはまだお姉さんの方に近い と思うのですが、気持ち的にはすっかり 婆さん側でした!(´▽`*)アハハ miyuさん~こんにちは!
これ、ごらんになったのね☆ 私はね、この映画はなんだかんだ言って結構好きなんだ。 > あれはジャネットのお金みたいに訳されてましたよ。 > だから、2人のお金である貯金から出すことに > アーシュラは執着していたみたいです。 ありがとう~~~!そうだったんだ(^▽^) > あたしは年齢的にはまだお姉さんの方に近い > と思うのですが、気持ち的にはすっかり > 婆さん側でした!(´▽`*)アハハ ぐははは!!(^^ゞ これ、女子が見るとある程度共感出来るけど、男子が見たら、どういう風に思うのかな~ってずっと気になってるんだ^^ |
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映画と出会う・世界が変わる
(2006/03/04 00:46)
「タッチ」、「リンダリンダリンダ」と少女ものを続けて見たが、本日は「ラヴェンダーの咲く庭で」である。ジュディ・デンチとマギー・スミスというイギリスの2大スターの共演であるので、かなり濃く重いものを予想していたら、意外とサラリとしている。随所に重いシーン..
Give me your paw !
(2006/09/29 22:44)
2004年 イギリス LADIES IN LAVENDER監督 チャールズ・ダンス出演 ジュディ・デンチ、マギー・スミス、ダニエル・ブリュール 他平穏な生活を送っていた初老の姉妹の前に突然現われたひとりの青年。彼が弾くヴァイオリンの音色にふたりは心を和ませていく。海辺に打
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
(2007/03/18 13:23)
原題:Ladies in Lavenderいくつになっても恋はしたい、誰かのことを想うことが人生の幸せ、まして恵まれない境遇のまま壮年、老年を迎えた人に訪れたチャンスなら藁をも掴みたい 1936年、風雲急を告げるヨーロッパはイギリス西部コーンウォール地方、両親の遺産に
真紅のthinkingdays
(2007/04/05 17:27)
1930年代のイギリス、コーンウォール地方。海に面した屋敷に、初老の姉妹がひっそりと暮らしていた。嵐が過ぎ去ったある朝、浜辺に一人の青年が漂着しているのを見つけた彼女たちは、青年を自宅で介抱する。青年の
虎猫の気まぐれシネマ日記
(2008/07/28 21:39)
1936年,英国のコーンウォール地方に静かに暮らす二人の老いた姉妹,ジャネット(マギー・スミス)とアーシュラ(ジュディ・デンチ)。ある日,1人の異国の青年アンドレア(ダニエル・ブリュール)が,嵐の去った浜辺に打ち上げられ,姉妹は彼を我先にと競って看病する。
☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2009/06/15 21:10)
コチラの「ラヴェンダーの咲く庭で」は、1936年イギリスの田園風景広がるコーンウォール地方を舞台に、仲良く穏やかに暮らす2人の老姉妹が、浜辺に打ち上げられていた1人のポーランド人ヴァイオリニストを、助けるところから始まる淡く切ない恋の物語です。
監督は、 |