「月はどっちに出ている」感想
なかなか面白かったです。4つ★
公開当時見ていたら、4つ★半以上つけたと思います。
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1994年って私の中では、割と最近(爆)という感覚だったのですが、こうやって見てみると、やっぱり20年!昔だなぁ~と、色々懐かしく思い出されました。
携帯電話が無く、電話ボックスでの会話。男性のスーツや女性の服装がバブルの時代の頃の、肩パットが入った独特のシルエットだったり・・・。

それにしても、岸谷さんといい遠藤さんといい、若かったなぁ。
今は亡き、古尾谷さんも出ていた。
ルビーモレノさんは最近何かのTV番組の「あの人は今?」の企画で、どこかのスナックでママをしていらっしゃるのを見ました。凄くスタイルが良く、お顔がキュートで、フィリピンなまりの関西弁、演技をしたというよりは、素のままの彼女の魅力が発揮された作品でしたね。

当時数々の映画賞を受賞し、話題になった映画でしたが、丁度この頃自分は多忙で映画を見る事が出来ない状況で、その後ずっと見るチャンスが無かったのですが、今見ても、凄く楽しめたし、良い映画だなぁ~と思いました。
ちょっと北野監督の初期の映画の雰囲気もあるかな~。
シネカノンらしいな~と思いました。
そういえば、シネカノンの社長でいらした李鳳宇さんは今、どうしていらっしゃるんでしょうか。
きっと彼の事だから、また精力的に何かに挑戦して、きっと活躍している(これから活躍される)事だと思います。がんばって欲しいですね。

この映画で、多額の借金を作ってしまったタクシー会社の社長に 「大したことないさ!」と、岸谷五朗が言うシーンが、とても印象的でした。

月はどっちに出ている (1993/日)
監督 脚本 崔洋一 原作 梁石日
出演 岸谷五朗 / ルビー・モレノ / 絵沢萌子 / 小木茂光 / 有薗芳記 / 國村隼 / 金田明夫 / 内藤陳 / 麿赤児 / 金守珍 / 遠藤憲一 / 萩原聖人 / 古尾谷雅人
【2012/12/03 15:49】  コメント(2) | トラックバック(0) | 日本映画
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コメント

latafaさん、こんにちは

この映画は当時映画館で観ました。
ルビーモレノのキュートな魅力がモチベーションでしたが、映画を見て岸谷五郎さんの圧倒的な存在感と完全な関西弁(後で東京生まれ育ちと聞いて仰天したほど)で、この人はいい役者になるんだろうなと思ってました。
でも最近の活躍があまり表に出てこないのを不思議に思いますね。
演出や制作側に回ってるのかしらん。

歌もやるしお笑いの資質もあるという多才さと器用さが災いしていなければいいんですがね。

この映画はそういう不純な動機で観たんですが、後年パッチギなどで描かれる在日の感性を政治的思想的な面を排除して、等身大の生きざまを描いている点で良かったト思います。もう20年近くも経つのでストーリーは
殆ど思い出せませんが。

関西と関東では在日の問題は昆的から違うと存じます。(私も双方20年以上住んでいる)
非常に複雑で難しい問題なんで、軽はずみに云えない部分もありますが、現実を直視して日本人の村社会的排他性は意識して排除する必要がありますし、最近は徐々にそうなってますが、在日の方もその民族性を誇りに思い堂々と本姓を名乗られる潔さが好きです。

この映画では、フィリピン人のルビーモレノを配することで、今(これから)2国間の問題ではなく、双方とも世界で生きていくしかない国々ですので、いがみあっている場合ではありませんよというテーマなんですかね。

この映画は原作監督とも韓国人によるものですが、在日で差別されてるという悲壮感や恨み節は感じられません。が、何だか諦観している風にも受け取れます。
真吉  【 編集】  URL |   2012/12/05 09:22   |  TOP ▲ |


真吉さん、こんにちは!
おお~、真吉さんは公開当時に映画館でご覧になられていたとのこと。羨ましいなぁ・・・。

岸谷五郎さんって、良い人や熱い男の役をする人という印象が何故か強かったので、この映画を今更見て、ちゃらんぽらんな男を演じているのに少々驚きました。

>完全な関西弁(後で東京生まれ育ち
そうなんですか、東京育ちなのに関西弁をマスター?されていたのですね。
関西弁は地元の人が聞いて違和感を感じると全てがダメになってしまうって程、重要なポイントの気がします。

> 演出や制作側に回ってるのかしらん。
この前、感想は書かなかったのですが、キラーバージンロード?とかいう日本映画を2年ほど前に、上野樹里ちゃん主演で作ったりしているようですよ。監督業もやってる様です。

> 後年パッチギなどで描かれる在日の感性を政治的思想的な面を排除して、等身大の生きざまを描いている点で良かったト思います。
> この映画では、フィリピン人のルビーモレノを配することで、今(これから)2国間の問題ではなく、双方とも世界で生きていくしかない国々ですので、いがみあっている場合ではありませんよというテーマなんですかね。

私も同じ風に思いました。
そういう点が、この映画のとても良い処だと思いました。

私は日本における在日の人・・・という事は、恥ずかしながら窪塚洋介が主演した「GO」で初めて知った次第です。私は北海道に育ったので、在日さんはあまり回りにいなかったのと、韓国・朝鮮の人はいましたが、知る限り差別とかの風潮はあまり無かったんですよ・・・(いえ、これは私から見た感じであって、当のご本人達は違ったかと思いますが・・)

まさに、これです↓
> 関西と関東では在日の問題は昆的から違うと存じます。(私も双方20年以上住んでいる)
私も大人になって関東に住み、回りに関西出身の人が多い環境にいた事があるのですが、関西の方達とでは随分色々と違う価値観というか・・・があるな・・・と感じました。
まあ、北海道なんて、ごく一部の昔から住むアイヌの人たち以外は、殆ど本州からの流れ者?から出来てる土地なので、差別とかおきにくい土壌ということもあるのでしょう。

> この映画は原作監督とも韓国人によるものですが、在日で差別されてるという悲壮感や恨み節は感じられません。が、何だか諦観している風にも受け取れます。
 そうですね。
在日の人たちは、産まれながらに反骨精神をバネにして、チャンジャー精神とパワーのある人が結構いらして、その根性というか何というか、草食系化しているとされる多くの若い日本人に真似が出来ない、凄い処だと思います。
latifa  【 編集】  URL |   2012/12/06 09:31   |  TOP ▲ |


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