わざとらしくない自然なユーモアに、くすっとさせられ、胸の奥の方がほわ~っと温かくなるような要素も散らばってる映画でした。
無骨な木こりの役所さんと、若くして映画監督になったが自信が無い息子と偶然同じ名前のコウイチの交流を通して、父子の関係も変わって行く・・・というアットホームなお話。 好きだったシーン。 監督の椅子に彫られていた、幸一25才。 温泉の湯船の中で、段々近くに寄って行くシーン2つの対比^^ 忘れていた3年忌、家に帰ったら、あの息子がちゃんと用意してくれていたところ。 最初は、夜に逃げ出そうとまでしていた幸一だったけれど、段々強い?意志を持つ様になっていって、大御所の役者さんにダメ出しも言える様になり、彼から褒められ、靴下をはくときに「黒は辞めとけ」という声に逆らい、お菓子断ちも破れる様になったり、その変化が2時間という狭い枠の中で、とても自然に段々と変わって行くさま。 かたや、全く映画に興味が無く、つっけんどんな岸が、自分がエキストラで、ちょっと写ったって事を仲間から「すごいー」とか言われ、妙に嬉しくなり、また監督が残して行った脚本を読んだり、監督との交流をしていく内に、段々映画製作の方にハマり出し・・・。家を出て行った息子に対して三回忌の食事の席で、色々言う親類にガツンと一発言ってやる器量?まで持ち合わせる父へと変貌^^ ★以下ネタバレ 白文字で書いています★ ラストは、どうやら息子が岸と一緒に働く様になった様子^^ 味付け海苔(これ、何度か登場したけれど、笑った~)を食べている食卓の様子が。 そして、監督の方は、沖縄だろうか、次の作品の現場に、あの椅子を持って行ってる。以上 キツツキと雨 (2011/日) The Woodsman and the Rain 監督 脚本 沖田修一 出演 役所広司 / 小栗旬 / 高良健吾 / 臼田あさ美 / 古舘寛治 / 嶋田久作 / 平田満 / 伊武雅刀 / 神戸浩 / 森下能幸 / 山崎努 見ている途中で、この映画って誰が作ってるんだろう?と検索したら、あの「南極料理人」の監督さんだったと知って、なるほどー!って思いました。この監督さんの世界というか、作るものは好きだなぁ~!! 大好きな小説「横道世之介」の映画も監督されていると知って、近くレンタルされるので、そちらも期待です^^監督インタビュー |
この映画に親近感が湧いたのは、お隣岐阜県が舞台だったのもあるのですが(天気予報が東海3県だったり、方言とか)役所さんと小栗さんの演技にも惹かれましたね~。
期待せずに観る映画が当たるケースは案外多くて嬉しくなりますね。 latifaさん、こんにちは^^ コメント&TBありがとうございました。
おお~、★4つ半ってすごい高評価! 三谷幸喜がね、この映画は役所さんのいいところ(面白いところ?すごいところかな?)が本当によく出てる、と書いていたような気がする。 「間」がいい、だったかな? ほんと、いい俳優さんよね~。 で、『横道世之介』もうすぐレンタルなんだね? もうね~、ぜーーーーったいに観てね♪ 本当に、大好きな映画です。特に原作好きなら、気に入ってもらえると思うな。 吉田修一さんの本って、よく映画化されるよね。。 今、『さよなら渓谷』もすんごい話題でしょう? 気になってます。 こにさん、こんにちは!
おおー。舞台が知っている場所とか、住んでいるところに近いと親近感がありますよね。 そうそう。天気予報って、そこの地区メインで流れるので、あれは格別に地元感を感じます。 三浦しをんさんの「なあなあ神去ー」が近く映画化されるそうですが、これとは違う題材ですが、同じ林業従事者が主役ですね。 真紅さん、こんにちは!
復活、うれしです(*´▽`*) それにしても、多忙な中も時間を見つけて7本も映画見に行かれていたとは! まあ、真紅さんは、NO MOVIE NO LIFEかな^^ > 三谷幸喜がね、この映画は役所さんのいいところ(面白いところ?すごいところかな?)が本当によく出てる、と書いていたような気がする。「間」がいい、だったかな? そうなのかぁ! 私ね、役所さんって、嫌いではないんだけど、すごく濃い!役者さんで、お顔も存在感も、好みってわけじゃなかったんだけど、今回の役は、ほんとうにイイ!って思ったわ。 『横道世之介』楽しみー! たださ、この前TVで「ガリレオ」シリーズを家族が見ていて、横でちょろちょろ見てたら・・・・ すっかり、吉高さんが苦手になっちゃたんだよね・・。だから、心配。 原作が大好きなだけに・・・。 逆に『さよなら渓谷』は、真木よう子さんが主役と聞いて、彼女なら「悪人」と同じくらいか、それ以上のものを見せてくれそう・・・って期待してます。 見た後に、さわやかな映画でしたよね。
最近こういう邦画が少ないので、私もこれは好きです。 roseさん、一杯コメントありがとうございます(^○^)
今日はいがいと涼しくて、ほっとしています。 先週までは地獄の暑さだったので・・・。 そうそう、割と過剰、過激な映画が多い中(そういう映画も好きですが)、爽やかな映画で、良かったです。 寝る前に見ても、安眠出来る映画というか^^ latifaさん、おはよう~(^O^)
これ見っけ~! latifaさんもご覧になってたんだ~。 と言うか、もう随分前ね。ほぼリアルタイムなのかな? 私は全然知らなくて、この間たまたまBS無料の時に見たんだけど、面白かったです。 何より役所さん演じる木こりの岸さんのキャラがとっても良くて。 冒頭の、映画撮影の人との「間」はおかしかった~。 彼と気弱監督や息子とのアレコレも良かったし、あと地味に村人がゾンビ化してる所もお気に入りでした。(笑) 今日は朝からすごく暖かいよ~。 昼間は夏日になるそうで。(びっくり) しばらくおうち映画祭りやってたけど、これからちょっと忙しくなるので更新はぼちぼちになりそうです。 でも時々覗きに来ますね~。 |д゚)チラッ つるばらさん、こんにちは!
これ、懐かしいなー。私も公開当時じゃなくて、少し経った後に見たんだよ。 地味だけど、ほのぼのとした映画だった記憶があるよ。お話出来て嬉しいです。 そうだったね、役所さんのキャラ、良かったよね。 親子でゴハン食べるシーンとか印象に残ってる。 この監督さんの映画、南極料理人とか、横道世之介とか好きだったよ。 最近は何撮ってるのかな?って今見て来たけど、色々発表されていたのに見てるのが無かったわ。 最新作は「おらおらでひとりいぐも」 前に本読んだ事あるし、レンタルになったら見てみようかな。 お、これから忙しくなるのね、年末年始は何もない時でさえ多忙であわただしいから、体調に気をつけて頑張ってね! |
|
京の昼寝〜♪
(2013/07/03 12:03)
□作品オフィシャルサイト 「キツツキと雨」□監督・脚本 沖田修一 □脚本 守屋文雄 □キャスト 役所広司、小栗旬、高良健吾、臼田あさ美、古舘寛治、嶋田久作、平田満、伊武雅
笑う社会人の生活
(2013/07/03 17:03)
15日のこと、映画「キツツキと雨」を鑑賞しました。
田舎 人里離れた山村、映画撮影のために訪れた若い監督 幸一
妻が亡くなり 息子2人暮らしの木こり 克彦は撮影を手伝うはめになり...
読書と映画とガーデニング
(2013/07/03 19:40)
2011年 日本
人里はなれた山間の村
キコリの無骨な男・岸克彦(役所広司)と映画の撮影にやって来た気弱な映画監督田辺幸一(小栗旬)
偶然出会った不器用な二人が少しずつ親
真紅のthinkingdays
(2013/07/03 20:08)
木こりの岸克彦(役所広司)は、ある日山でゾンビ映画の撮影隊と出会う。若
く気弱な監督、田辺幸一(小栗旬)をサポートするうち、いつしか岸は撮影現場
に魅入られてゆき・・
Nice One!! @goo
(2013/07/19 08:47)
監督: 沖田修一
出演: 役所広司 、小栗旬 、高良健吾 、臼田あさ美 、古舘寛治
第24回東京国際映画祭 審査員特別賞受賞作品
公式サイトはこちら。
昨年TIFFのコンペで来て |