「森崎書店の日々」感想
古本屋を舞台にした内容は基本大好きなので、見てみました。
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グレゴリ青山さんのエッセイや、ビブリア古書堂、三浦しをんさんの「月魚」など、古本屋さん勤務って、すごく憧れます。
本作は、菊池亜希子さんが主演で、落ち着いた色合いや、まったりした雰囲気ですね。
菊池さんといえば、モデルや女優業以外にもイラストや本も出していて、こういったミニシアター系・サブカルな作品の主演には、ぴったり。
彼女の書いた「みちくさ」とか読みましたが、とても可愛らしいですね^^。雑誌LEEの最新号の、お仕事訪問?が、大好きな小川洋子さん宅で、お二人が友達だったとはー。

と、映画に話を戻し・・・。
冒頭、付き合っていたと思っていた彼氏から、結婚すると唐突に聞かされます。酷いわー!!まぁ、こういう酷い男が、その辺にいるとはいえ、この映画の雰囲気と、あまりにそぐわないというか・・。
全体的に落ち着いた温かみのある感じで統一されている中、この彼氏の処だけが、トゲトゲして異色で、なんか浮いて感じるというか・・・。
この主人公の女の子が好きになる男性が、こういうイカサマ野郎っていうのが、どうもピンと来ない(と、ケチをつけてすいません)。

なんというか、古本屋に来る前の彼女と、古本屋さんに住んで本を読むようになった後の彼女は、変化があって、内面に深みが増して行ったって設定なのかなーと思ったのだけれど、悲しいかな、菊池さんのイメージから、最初から、読書好きで多趣味で教養あるって印象にしか見えず、だから、彼女があんなちゃらい薄っぺらい男に物扱いされて捨てられるような、軽い女子には見えないという難が(^^ゞ

それで、このおじさん!
いいなぁー、こんな優しいおじさん!!
ただ、内藤さんって、昔ドラマとかでプレイボーイ的な役を何度か見たせいでしょうか、私の中では、ちょい悪オヤジなイメージが勝手にあって・・・、この映画の、もう恋愛は過去の物となったご隠居で、ただただ優しいおじさんという役には、あまり合ってなかった様な気がしたなー、とはいえ、この映画のおじさん、すごく好きです。

それと、きたろうさんがマスターをしている美味しいコーヒーを入れる喫茶店に、昔はノートみたいのがありましたよね!!懐かしいー。そこに、内藤さんと元彼女?の桃子さんの86年(だったかな?)の仲睦まじい様子の書き込みが。
今は内藤さんは別の人と国立で暮らしているのかな。一人暮らしなのかな。ちょっと彼の私生活については、あまり触れられていなかったから、解りませんでしたが・・・。

この喫茶店で働いている純朴そうなチェックのシャツの男の子が、てっきり主人公に気があって、書店に来てるのか?と思いきや、同じバイト先の女子(田中麗奈)目当てだったというのは、一ひねりあって、良かったな。
これで、彼女目当てだったらば、ありきたり過ぎて白けちゃったかもしれない。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
彼女が内藤さんに、ショックな失恋話を打ち明け、おじさんと一緒に彼氏の家に行きます。彼氏の家には婚約者らしい女性がいたみたい。それにしても、あの男はほんとに酷いヤツですね・・・。
でも、この一件で、心のうちをハッキリ表に出して、すっきりしたせいか、主人公が一皮むけたかんじで、前に進みだそうという意欲みたいなものが感じられる、良い感じのラストでした 
以上

神保町の雰囲気も好きだったし、奇をてらった感じがなく地味だけどちゃんとした作品で好感度は高かったけれど、だからと言って、凄いツボというところもなかったので、3つ★~3つ★半

森崎書店の日々 (2010/日)
監督 脚本 日向朝子
原作 八木沢里志
出演 菊池亜希子 / 内藤剛志 / 松尾敏伸 / 田中麗奈 / 奥村知史 / 吉沢悠 / きたろう / 岩松了
【2013/11/11 15:07】  コメント(4) | トラックバック(2) | 日本映画
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コメント

これ好きなんですよねー。確か観た年のベスト5以内に入れてたかも。
あの神保町の雰囲気が好きなのもあるかな。
そんな思い入れもあって、意外と高位置につけた作品でした。
rose_chocolat  【 編集】  URL |   2013/11/17 09:37   |  TOP ▲ |


roseさん、こちらにもありがとうございます!
これ、私の周りのブロガーさんの中では、roseさんが一番評価が高かったみたい^^
この映画を見たら、神保町に行きたくなります。
roseさんは、結構土地勘もあって、よく訪問されているのかな。
私は、ずーっともう10数年行ってないので、久しぶりに行ってみようかな、って本気で思わせられました。
latifa  【 編集】  URL |   2013/12/01 13:54   |  TOP ▲ |


森崎書店の日々、本好きにはたまらない映画でした。元バックパッカーで古本屋の親戚のおじさん、神保町での暮らし、喫茶店の美味しいコーヒー、憧れます。

わたしもこんなおじさんが欲しいー(;´Д`)

貴子が値段(価値)をつけた本は値段は移っていませんでしたが、その価値をわかって購入した人が、貴子の恋人になるのでは…と勝手に想像していましたが、吉沢悠さんが手にとっても買わなかったのがちょっと残念でした。
日月  【 編集】  URL |   2015/03/04 01:41   |  TOP ▲ |


日月さん、こんにちは!
さっき、日月さんちでコメントを書いた時、色々思い出せなくて、すいません。
菊池さんでしたね(^^ゞ
彼女って、ファミリーマートだか・・なんだかのコンビニのCMにも最近出てましたが、一見、普通っぽいんだけれど、洒落たセンスがあるって処とか、同性からも好感度高いんだろうなー^^
私も、こんな親戚がいたらいいのに。
ビブリア古書堂とかもそうですが、親戚や身内がやっていたお店(古本屋やらカフェやら・・)を、手伝うとか、そういうの憧れます。

> 貴子が値段(価値)をつけた本は値段は移っていませんでしたが、その価値をわかって購入した人が、貴子の恋人になるのでは…と勝手に想像していましたが、吉沢悠さんが手にとっても買わなかったのがちょっと残念でした。

確かに。ちょっと想像したストーリー展開ではなかったものの、神保町の雰囲気とか、とても良かったです♪
latifa  【 編集】  URL |   2015/03/04 14:38   |  TOP ▲ |


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『森崎書店の日々』 (2010) / 日本
Nice One!! @goo (2013/11/17 09:38)
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