メゾンドヒミコ、待ちに待ってやっと見ました。犬童一心監督の「ジョゼと虎と魚たち」がお気に入りの映画なのと、主役がオダギリジョー、内容がゲイの人達の老人ホームの話しということで、前からずっと見たかったんです。
開始3分で、こりゃ面白いに違いない!と思いました(爆) でも半分くらいの部分(ダンスホールのあたり)で、ちょっとなかだるんだ部分があったかな・・・・。でもかなり面白い映画でした(^_^)/
ヒミコ役は、田中泯さん(たそがれ清兵衛、隠し剣鬼の爪の2つで見たことがありますが、ただもんじゃないオーラと張りつめた緊張感の出てる役者さんだな、って思っていたんですが、まさか、ゲイのヒミコ役だなんて、びっくり!しかも、とてもはまっていました。)
「たそがれ清兵衛」と「隠し剣鬼の爪」の比較感想 そしてオダギリジョーの何とも言えない、あの誘惑オーラがすごかったです@@。服装も仕立てた様にわりと体につかずはなれずの若干フィットした薄モノをまとって、そして足元だけは素足にサンダルっていうのが、何とも言えず色っぽくて良かったし、お高くていやなんだけどもカッコイイって感じで・・、素敵でした! ジョゼの時もキスシーンが多かったのですが、今回のヒミコでも、 ☆以下ネタバレです 文字反転して下さい☆ 柴崎コウとオダギリジョーの2人のベットでのキスシーンは、とても長かったなー。キスしてるのに燃えてこないキス?(これ演じるの難しかったんだろうな~)。 あの「さわりたい処ないんでしょ」ってセリフはかなりガツーン!!と来ましたね。 柴崎さんが、西島(専務)とHしちゃったのは、オダギリクンへのあてつけ?って風に私は受け止めたのですが、どうなんでしょうか?(私は映画見ても、ちゃんと把握してないこと多いので)元々専務の事なんてへとも思ってなかったけれど、オダギリ君が西島さんに興味があるみたいで誘ってみようかな~落とせるかな?なんて言ってた。 それと、せっかく良い雰囲気で2人ベットまで行ったのに、途中で辞めちゃった(自分じゃ欲望の対象になれないんだ・・)って大ショック。そんな私でも、西島さんとは、やろうと思えばこんなに簡単に出来るんだからね)って感じに受け止めたんですが・・・。バス停でお見送りするシーンで、「羨ましかったよ、お前にじゃなくて、細川専務がね」(←少々セリフ違うかも)ってオダギリ君が言うシーンで、柴崎さんが泣いちゃったシーンは、見ていてこっちも辛かったです。柴崎さんもお母さんと同様、難しい相手を好きになっちゃったもんですね・・・(T_T)ネタバレ終了 ![]() ちなみに、メゾン・ド・ヒミコ、韓国でとても評判が良いそうです。(2年前に上映された「ジョゼと虎と魚たち」も異例の評判の良さでした)メゾン・・は、1月26日に上映され、口コミで人気を集め、ごく少数の映画館で公開されたにもかかわらず、観客動員数が7万人を超えた。 2月末に上映映画館を2か所増やし、現在7つの映画館で上映されている。 記事出所 朝鮮日報 こちら この映画の風景も素敵でしたねー。海のショットが多くて、曇った海の景色がウッディアレン風?で素敵でしたし(映画館で見たかったな)、青空をバックの風景も、とても絵になってました。洗濯ものがはためいているシーンも印象的でしたし、オリーブの木々が茂ったお庭も素敵でしたし、夕方のシーンなのかな?黄金色の柔らかい光が左から刺しているショットも、バス停のシーンも良かった~。色々なシーンが思い出されます。 どこで撮影されたのかな?って見終わった後、検索してしまいました。 ロケ地は、静岡県 御前崎市。あの建物は「cafe welcometea」ウェルカム・ティーさんという実在のお店だそうです。機会があったら、是非行ってみたいです! Cafe WelcomeTea 静岡県御前崎市白羽8122-5 電話 0548-63-1210 地図 実際のお店の写真などがあるサイトさん【画像】「メゾン・ド・ヒミコ」ロケ地 オダギリズミックスさん メゾン・ド・ヒミコ 메종 드 히미코 監督 犬童一心 脚本 渡辺あや 音楽 細野晴臣 オダギリジョー春彦 柴咲コウ 沙織 田中泯 卑弥呼 西島秀俊 細川専務 歌澤寅右衛門 ルビイ 高橋昌也 半田 (この方、久しぶりに見たわ~いつも紳士なお金持ちとか重役とか、そういう役しか見たことないな) 時間がある時、もう一回見たい映画だな、って思いました。2回見たら、違う印象を受けるかも・・・。 私はジョゼの方が好きだけれど(ラストの妻夫木君のあのシーンや、ジョゼの姿といい、今思い出しても、胸が苦しくなる、ほんと大好きな映画なので)、このメゾンドヒミコも色々な世代に色々思う処をなげかける良い作品だと思います。(老人問題とか他も色々考えさせられました・・・) 同じ犬童一心監督の「金髪の草原」(99年映画)もその後見ましたが、こちらも面白い映画でした。メゾンドヒミコ同様、老いてからの事、色々考えさせられました。金髪の草原 犬童一心監督 面白かったです |
初めまして。この度はコメント&TB、それから記事をご紹介頂きましてありがとうございました。
春彦の“素足にサンダル履き”ですが、オダギリさんも普段から素足に雪駄や下駄などが多いんですよ。(冬以外ですが) なのであの足元だけは普段のまま、という感じでしたね。(どうでもいい話ですね‥) そう言えば、最新記事で「日本映画3本、韓国のファンが絶賛」という記事を紹介しました。 「メゾン・ド・ヒミコ」「ジョゼと虎と魚たち」「パッチギ!」についての内容ですので、興味がおありでしたら覗いてみて下さいね。 AKIさん、コメントどうもありがとうございました(*^_^*)
オダギリさん、普段から素足が多いんですかー! 最新記事、先程拝見させて頂きました(^_^)/ 韓国を訪れる予定っていう記事を読んでいたので、どうなったのかな・・・って気になっていたので、goodタイミングでした♪ありがとうございました。 先日時効警察も終わってしまって、ちょっとがっかりです^^ お邪魔します。ロケ地の紹介・・・参考になったわ。是非行って見たい・・
生活となると大変そうだけれど しばらく泊まってはみたいわ。 ネタバレ箇所・・は私も同じ感じよ 切ない気持ち溢れていたよね。 バス停においての会話では、うるうるきちゃった・・。 <高橋昌也 半田>←そうそう・・私も久しぶりじゃん!!って思ったわ。おひげがあって、ちょっと雰囲気 変わっていたけれど、よく昔ドラマで 見かけていた方だわと思ってうれしくなったわ。 西島専務とオダギリ君の会話・・ ちょっと誘惑ムードのときね・・あれが好き。妖しくって・・笑 西島さん・・今回はモテモテだったね・・笑 みみこさん~(^O^)映画館がやたらと静かで、ごっくん!出来ない話しがツボで笑ってしまったよ~!!一人で行く時はまだしも、誰かと一緒に行った時はまいっちゃうわ(若い頃に、彼とかと行った時はなおさら)
ネタバレの部分、みみこさんも同じ風に思われたの?ほっと安心^^ いつもみみこさんの感想とか映画の把握力を頼りにしている処があるのよ(^^;) >西島専務とオダギリ君の会話 あそこねー!!すごいっ!ってドキドキしちゃったわ。私もあのシーン好きよ♪西島君は将来的にオダギリ君に落ちちゃう可能性ってあるのかなー。専務は無類の女好きって感じだったけれどもネ(^m^;) 西島さんって、そういや「あすなろ白書」ではゲイ?の役(主役の親友を好きなの)やっていたよね。みみこさんは見ていたかな・・・。 なかなかこの映画、セリフが鋭い!って思った部分多かったですよね♪ TBありがとう。
この候補地をみつけたとき、映画は半分完成したと思いました。 それほど、素敵な場所ですね。 こちらこそ、昨日から大変お手数おかけしちゃって・・・どうもありがとうございますandすいません・・・(^^*)
その通りですね。この場所は良く見つけられたな・・と思いました。 私は映画見ながら勝手に、最初にこの場所を見てイマジネーションが湧いたのかな?と思いきや、kimion20002000さんの処でもお話が出ていましたが、監督さん、構想はだいぶ前からねられていたんですもんね! latifaさん、おかえりなさいついでにこちらにもお邪魔します。
『ジョゼ』お好きなのですね。私は池脇さんがちょっと好きではないのと、同じ頃に観た韓国映画『オアシス』とどうしても較べてしまって・・・。 思い出すと胸が苦しくなるような映画って、ありますよね。わかります。 沙織の専務に対する気持ち・・・。私は、あんなカッコイイ人だから、気にはなってたんじゃないかな?と思います。 でも、他の事務員の子とはそうなるのに、自分は相手にされない、、ってコンプレックスだったんじゃないかな。 専務と結局はそうなりますが、あれは沙織は初めての経験だったんじゃないかと思ってしまった・・。 涙が痛かったですね。「どの理由でもないです」っていうのが。。 映像が綺麗で、私も映画館で観たかったと思った映画でした。 ではでは、また来ます~。 真紅さま~こんにちは!
うん、うん、先日真紅さまのところで、ジョゼはそうでもない・・って書かれていらっしゃったのを読んでいましたよ^^ 私が勝手に受ける印象で・・なのですが・・、真紅さまの心動かされる映画の中での愛の形(なんだそりゃ!)って刹那的なナイフの様な愛というか、かなり傷ついたり人生全てをかけるような強い激しい愛情ものの様な気がするのです。(勝手に思い込んでいて全く違ってたらスイマセン) 私は、こういう、、ちょっぴりほろ苦い・・みたいな普通の恋愛ものの方が自分が感情移入出来るというか、身近に感じて、結構好きだったりするのかなぁ・・・なんて思います。でも、犬堂監督の映画が、ちょっと甘い・・っていうの、解る気がします! で、オアシスは、私も凄く好きというかなんというか・・・とにかく衝撃的で、自分のお気に入り映画にも入れた・・んじゃなかったかな?って程の映画です!だから、かすんで見えるっていうのは、よ~く解ります。 私は個人的に妻夫木君が好きっていうのもあって、思い入れが強かったのかも(^^;) で!この映画の専務と沙織の事、真紅様的見解をありがとうです~~!!!こういうのすごく参考になるし、興味深くて楽しいです♪ なるほどー。そうか、沙織は専務のことちょっとは気になっていたのかもしれないのね・・・。でも自分は眼中になくて・・って。なるほど~。私は西島さんがあまりタイプじゃないもんだから(爆)沙織も専務は興味無しだろう・・と勝手に決めつけてました。アワワワワ(^^;) で、なんですと!!あれが最初の経験だったかも・・とな?! え~っ、、なんか悲しいですね・・・泣けて来ますよ、そんなの・・。 こんにちは~♪
今頃のこのこ観ましたが(汗)とても良かったです~ どこがいいって言えないんだけど好きー♪ で、、、ジョゼ~も観てみたくなっちゃった。latifaさんは大好きなようですね。私、大昔に田辺聖子に凝りに凝っちゃって好きな作品がいっぱいあったんだけど、、、この原作は覚えていないの(汗)確かハードカバーで読んだはずなのに。今度観てみようっと♪ 由香さん~こんにちは!
嬉しいな~!!この映画の話がまた出来て^^ 私もこの映画、好きなんだ~。 オダギリジョーが好きってのも、もちろんあるけど、建物も、オカマちゃんの老後っていう設定も、色々興味深かったわ~。 ジョゼは、ツマブキ君がこれまた結構好きでねw でもいい人だけじゃない、ちょっとぴりっとした処とか凄く好きで、ぜひぜひ由香さんの感想も聞かせて欲しい~~~!! でもね、あんまり・・・って人もいるんだ。だから期待しないで見たら良いかもしれない~。 それにしても、由香さんが、大昔に田辺聖子に凝りに凝っちゃった時代があったなんて!! 由香さんといえば、海外小説か、日本のものは推理ものって印象があったので、とっても意外~! ジョゼの原作は、私は文庫で読んだんだけど、すっごく薄い本で、しかも短編なの。そのお話を膨らませて2時間の映画にしたんだなぁ~って思ったわ。小説版も良かった! 私も田辺さんの書く文章好き。外見が大阪のオバチャン!(失礼しました)なので、そのギャップに驚いたわ。とても才能のある人よね♪ こんにちは✨😃❗
メゾンドヒミコ、ロケ地静岡県なんですね。 静岡は昔富士山に行ったくらいなのでゆっくり観光してみたいと思っています。 できればしばらく住んでみたいです。 無理ですけど😆 kamieruさん、こんにちは!こちらにもコメントありがとうございます。
そうなんですよね、映画の中では神奈川って言ってましたが、実際は静岡なんですって。 私もそちらに行く機会があったら、立ち寄ろうって思ってたのに、ずっとそんなチャンスはなく・・・。 |
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ちょっとお話
(2006/03/13 15:29)
メゾン・ド・ヒミコ(2005 日本) 監督 犬童一心 出演 : オダギリジョー(岸本春彦) 柴咲コウ(沙織) 田中泯(ヒミコ・父) 歌澤寅
サーカスな日々
(2006/03/23 01:41)
僕たちもそれぞれの「メゾン・ド・ヒミコ」を持てるだろうか?「ジョゼと虎と魚たち」(2003年)で、僕たちを魅了した、犬童監督と脚本の渡辺あや子。「メゾン・ド・ヒミコ」は、当初、漫画の大島弓子「つるばらつるばら」を原作として、「ジョゼ虎」のだいぶん以前から、脚
☆彡映画鑑賞日記☆彡
(2008/03/21 20:24)
『私を迎えに来たのは、 若くて美しい男。 彼は、父の恋人だった。』
コチラの「メゾン・ド・ヒミコ」は、こっちゃんのご紹介で、観させていただきましたぁ~♪
ゲイのための老人ホーム\"メゾン・ド・ヒミコ\"で繰り広げられる人間模様を描いているのですが、美...
真紅のthinkingdays
(2008/10/17 14:51)
小さな塗装会社に勤める沙織(柴咲コウ)のもとへ、春彦(オダギリジョー)と名
乗る若く美しい男が訪ねて来る。彼は幼い沙織と母を捨て...
Addict allcinema おすすめ映画レビュー
(2009/10/20 16:31)
私を迎えに来たのは、若くして美しい男。彼は、父の恋人だった。 |