「キッズ・リターン 再会の時」感想
前作「キッズ・リターン」は、私の特別に大好きな映画。
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それだけに、この続編は嬉しくもあり、心配も少々あったのですが、見た率直な感想は、心配要素は無く、面白く見させてもらいました。4つ★~4つ★半未満

丁寧に作られていて、優等生的な、難の無い映画でした。
前作を大切に思い、同じ雰囲気で作られ、出演している役者さんたちも皆さん上手で、しっかり演じられているし、1時間40分という割と短めな枠の中で、基本になる男2人のその後の生き様と、臭くならないさじ加減の友情とが描かれていたし、前作ファンにとってみれば、満足のいく、ケチのつけどころがあまり無い作品になっていました。

しかしながら、前作を大事に思うが故に、やむを得ないのだけれど、泥を塗るわけにはいかないというプレッシャーからか、続編という限られた枠の中で何か新たな挑戦をするというのは、そもそも難題、無理なわけで、、。
前作を超える何かが無く・・・(何かはみ出した処や、予想を超える様な部分で、キラッと光るものが)
面白かったには違い無いのですけれどもね。

音楽も久石さんでは無い方が作ったのに、前作を意識されてか、同じテイストで作られていたのにはびっくり。

役者さんは、2人とも前作とは演じる人間が変わったのに、大きな違和感は無かったです。
シンジを演じた平岡さんは、今まではイケメンでソフトな印象しかなかったのですが、役作りのためのボクシングをとても頑張ってやられたんだなあ、と感心したし、まーちゃんを演じた三浦さんは、少し小柄でヤクザっぽくないかも・・と思ったけれど、演技すると迫力がありました。百恵ちゃんと友和さんの息子さんだそうで、あちこち2人のパーツが組み合わさったお顔ですね。
それでも、やっぱり金子賢さんのように、ガタイが良い人の方が、より良かったかもなあ・・。
それと、池内さんが太られたのに少々驚き。随分印象が変わって、別人か?と思いました。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
マサルはナイフで殺そうとしたところ、逆にピストルで撃たれてしまい、よろけながらも、シンジの試合に向かう。
シンジは網膜剥離を隠したまま試合に出て、ついに勝つ!トロフィーを掲げるが、マサルは警察に捕えられる。


キッズ・リターン 再開の時(2013)
監督 清水浩
出演 平岡祐太 三浦貴大 池内博之 杉本哲太 中尾明慶 倉科カナ
(内容)それぞれ別々の道を歩んでいた高校の同級生が10年後に再会する。
刑務所から出所したマーちゃんだが、組は小さく、風前の灯となっていた。
シンジは、ボクシングへの情熱を失いかけていて、警備員として働いていた。
【2014/04/26 14:48】  コメント(2) | トラックバック(1) | 日本映画
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コメント

そうそう、無難すぎるんですよね。
いっそのこと、前作無視で挑戦的に作るか、もしくは前作の完全続編にするか。
どちらも選んでいないところが中途半端にも感じてしまうんでしょうね。
にゃむばなな  【 編集】  URL |   2014/04/27 11:34   |  TOP ▲ |


にゃむばななさん、こんにちは!
北野作品の中でも、キッズリターンは名作と思っている人も多いと思うので(私もですが・・)、その続編となると、たとえ北野監督ご自身が監督をするとしても、凄くプレッシャーがかかったと思うんです。
助監督さん、作り難かっただろうなあ・・・と思います。
でも、堅実に作る姿勢みたいのがしっかり感じられましたね。
latifa  【 編集】  URL |   2014/04/30 15:34   |  TOP ▲ |


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『キッズ・リターン 再会の時』
こねたみっくす (2014/04/27 11:34)
「マーちゃん、俺たち終わっちゃったのかな?」「バカ野郎、まだ始まっちゃいねぇよ」の続きがここにある。 北野武監督の名作『キッズ・リターン』の後日談として、長年北野作品 ...


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