映画芸術で、2005年邦画NO1にも選ばれた「リンダ・リンダ・リンダ」をやっと見ました。私は普通に面白かったという印象でした。
まずは心配していた、あのソンちゃん役の「ベ・ドゥナ」ですが、なかなか良かったので、ほっとしました。もし彼女がソンちゃんという留学生の役で出演してなくて、全員普通の日本人の女の子だったら、面白さが随分減ってしまっていたかも・・・。って思ったということは、彼女が出て成功だった、って事ですよね?ブルーハーツの歌を彼女が歌うっていう設定も、私は違和感無くて、好感を持って見れました。
それにしても、ベドゥナが日本映画に出る日が来るなんて、なんだか今でも信じられない・・・。私がドゥナちゃんを最初に見た「クァンキ(1997年 KBS)」でのルナ役、ぶっきらぼうで率直なんだけど、若干ナイーブっていう印象をずっと引きずってます。漫画みたいな顔っていうか、一度見たら忘れないユニーク顔ですよね。彼女が出てる映画やドラマって、偶然なんだけど、結構一杯見て来てる気がします・・・。でも一番好きなのはドラマでは「ローズマリー」 →以前書いた文韓国ドラマ「ローズマリー」と映画「グッドナイトムーン」 、映画では「吠える犬は噛まない」かもしれない。「復讐者に憐れみを」「プライベートレッスン」(青春)での大胆なHシーンには驚きましたが(^^;)とにかく、ドゥナ演じるソンちゃんは、なんだかとても可愛かったです。一人だけ背が高くて、ハイソックスの足が細くて綺麗だったなー。高校生役が違和感感じなかったのもある意味凄い・・・10歳以上の若返り役ですもんね。
![]() 上の写真は、97年ドラマ「クァンキ」の時のベ・ドゥナ(ペorベ その時によって色々みたいで・・・) クァンキ全話 ごく軽く内容と、お薦めの回 一覧 こちらも クァンキについての文 ところで、「ブルーハーツの甲本ヒロトさんのさんの実弟「甲本雅裕」さんって、しょっちゅう脇役で見る、あの俳優さんだったんですね! ![]() プロフィール ウィキペディアさん 私が好きだったのは、屋上で漫画喫茶?やってる先輩と、恵の元カレ。この2人は自分が若かったら仲良くなれそうだな、って(←オイオイ、映画の中の架空の人物だってー)思いました。指を怪我しちゃった友達(湯川潮音) が、あんなに美声の持ち主だったとは・・・。その子とマンガ喫茶の先輩がギター弾き語りで、閑散としていた体育館を徐々に盛り上げて行ってくれる部分とか好きでした。 この映画、なんといってもあの学校の雰囲気とか、高校の頃の学園祭とか、凄く良く出てたと思いました。学園祭に何か思い入れのある人、バンドや軽音とかやったことがある人とか、学校の片隅で(共学ってことになりますな)、告白?とか、甘酸っぱい淡い恋愛?みたいのをしたことがある人には、きっとぐぐ~~っと来る内容だったんだろうなーって思いました。私は残念ながら、上記の、ひとつも当てはまるものがなかった(T_T)というのが、この映画を「普通」に面白く見てしまった理由と思われ・・・(^^;) そして、ブルーハーツ、ユニコーンをリアルタイムで聞きまくった世代の人達には、きっと、馴染みの曲が流れて来るだけで反応しちゃったろうな~?と推察です(私もブルーハーツ、ユニコーンの歌とか好きですが、既に大人になっちゃってましたし、ファンって程ではなく、普通にラジオでかかってくる度に良い曲だな~って思う程度に過ぎなかったので) 音楽って凄い効果ですもん。自分の思い入れのある曲や、自分が若かった時頻繁に聞いてた曲が、映画とかの中で一曲流れるだけで、胸が詰まってしまうとか、時間がワープしてしまったり・・・。 ブルーハーツ以外にも、挿入歌っていうのかな?たまに入ってくる音楽(アコースティックなギターの曲とか)も良かったです。 この映画「スィングガールズ」と比較されがちみたいですが、私はスィング・・のあの騒々しいノリはあまり好きじゃなくて(竹中直人の部分だけは面白くて好きでした♪)、他にも女子高生映画では、「花とアリス」や「チルソクの夏」他、色々ありますが、チルソクはちょっと自分より上の世代だな・・って気がして、ぴたっとはまる感じが若干しなかったし、結構好きで良い映画だったけれども、なごり雪を友達で合唱するところが、なんで合唱??と興ざめしてしまったし。何か私も自分の高校生時代とシンクロして、懐かしい~~(T_T)って思えるような映画に出会いたいもんです・・・。 監督 山下敦弘 キャスト ぺ・ドゥナ ソン 前田亜季 山田響子(Drums) 香椎由宇 立花恵(Guitar) 関根史織 白河望(Bass) 湯川潮音 今村萠 三村恭代(チルソクに出てた子) 丸本凛子 甲本雅裕 小山先生 松山ケンイチ 槙原裕作 以前(2005年1月)に書いてた文 日本映画「リンダ リンダ リンダ」に主演! ペ・ドゥナ |
お久しぶりです。
TB&コメントありがとうございます。 こちらもチェックしとかないといけないですね…。 なかなか自分のある時期にぴったりくる映画って少ないですよね。 僕なんかいろいろ経験が少ないような気がするし…。 でも同時代っていうだけで、けっこううれしかったりします。「チルソク」はそうかも。 こんにちは!こちらこそTBとコメントどうもありがとうございました(^O^)
そうなんですよねー!自分のある時期にぴったり来る映画って、あったかな?ちょっと今思い出せないんですよ・・・ 感動した映画はあっても、昔のある時期の自分と似通った環境で思う処が似てる映画とかって、まだ出会ってない様な気がします・・・出会えないかもしれないな。私の学生時代ってちょっと偏屈で生意気だったし、、部活少女でもなかったし・・・。 私もそんな経験多くないですヨ^0^ チルソクは上で文句書いてますが、その部分以外では、かなり面白く見ました♪ 同世代っていうだけで、私も嬉しかったりします^^ こんにちは★
コメント&トラックバックありがとうございました。 ぺ・ドゥナちゃんが非常に可愛らしかったです。 あの前髪、真似しようかな(笑) 清純派っぽく見えるけど大胆なHシーンも経験済みなんですね。 今度観てみようっと。 私はブルーハーツよりハイロウズ世代かも(笑) ブルーハーツは、友達がブルーハーツのコピーをしてたので一緒に聴くようになったってカンジです。 足しげくライブハウスに通ってました。 そういった意味でも思い出深いですね~。 チルソクは号泣でしたよ。 友情物語にポロリと来ました。 でも私もなごり雪にはビックリでしたね(笑) マイコさん、こんにちは^^
そうなんですよ。結構大胆なそういうシーンもやってます。 >私はブルーハーツよりハイロウズ世代かも うわ~~ん!いいな~若いわー!!! 羨ましいぞー。 ライブハウスに通っていたことがあったなら、きっとなおのことジーンと来るものがあったでしょうね☆ チルソク、わ~っ!マイコさんも号泣だったんですか?ちょっと記事拝見に今から行きます~ >映画芸術で、2005年邦画NO1にも選ばれた
マジすか。そんなに評判の映画とはツユ知らず。なるほど。評論家ウケしそうかも。 もちろんオッサン的には女子高生に感情移入とかいう意味ではないんですが(笑) バンドこそ経験ありませんが中学生のころからロック好きだった僕はわかるなあって感じでした。 逆に屋上で漫画喫茶?やってるダブり(?)の先輩は落ち着きすぎちゃっててかえって「はぁ?」な印象をもったのは女子(latifaさん)と男子(オイラ)の見解の違いでしょうか。 TB,コメントありがとうございました。 mottiさん、こんばんは!
そうですか~。mottiさんは解るなぁってところがあったんですね。mottiさん、すごく音楽お詳しいですもんね~! 私は中学の頃は、ロックと言ってもdeepな感じじゃなくて、「ポップスベスト10なんとか~!」的なラジオ番組を毎週聞いていたので、そこでランクに入る曲や、ディスコ、ブラック系(EW&Fなど)が好きでした^^ でもディープ・パープルとかツェッペリン、クィーンなんかも好きでした。 あっ・・・屋上の先輩はダメでしたか・・・。そういえば、あの手の女の子って同性には受けるけど、男子には変なヤツ的って感じであまり評判が良くないかもしれないな・・・。 こちらこそ、TBコメント、どうもありがとうございます(^ー^*) バンドの4人は、個性や風貌が見事にバラバラで、実に好いキャスティングだったと想います。
中でもソンちゃん役のベ・ドゥナ。 韓国では既に立派なキャリアのある女優だったんですね。 私はまったく知りませんでした。(^^; 屋上の先輩、面白いコでしたね。 ぜんぜん高校生っぽく見えなかったけれど。(笑) ここでもキャスティングの上手さが光ってます。 もとよしさん~こんにちは(^O^)
ソンちゃんのベ・ドゥナは、そうなんですよー、美女系の多い韓国では珍しい面白い顔の女優さんで、しかも、ご実家が財閥だか・・・なんだかでお金持ちのお嬢様なんです。そんな風には見えないけども(^_^;) もとよしさんのところでレビュー拝見させて頂いたら、また、この映画、もう一度見てみたい気持ちになりました。まだ1度しか見てないので・・。 本日大阪は寒くなるという予報だったのですが、意外と暖かくて……。良かったです。
latifaさんは寒さは大丈夫ですか? 「リンダ」はペ・ドゥナのコメディエンヌとしての才能爆発という感じで楽しめました。カラオケ屋のシーンとか、最高! こんにちは~Bell Bottom Bluesさん
私は寒いのは全然ダメです。北海道出身なのですが、あちらはすぐストーブをたくので、やや寒いという状態に耐えられない体の様です(^^ゞ >ペ・ドゥナのコメディエンヌとしての才能爆発という感じで楽しめました そうですねー。コメディっぽい作品でも魅力発揮する女優さんですよね。 いつか「威風堂々な彼女」というドラマ(多分レンタルショップで並んでいるんじゃないかな・・・)をごらんになられたら、すごい壊れっぷりと、ここまでやるか??という驚きがあるかと思います~^^ |
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文学な?ブログ
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