27年ぶりに再見「バクダッド・カフェ」
昔、音楽や風景も素敵で、お気に入りだった映画を、再見してみたのですが・・。
bagdad.jpg
今見たら、そうでもなくて・・・。ちょっと悲しくもなり・・・。
自分が年取って感覚が鈍くなったのか、それとも、あの時代に、この映画がキラッと輝いて見えたのか・・・。

見終わった後調べてみたら、私が昔見たのは、オリジナル版というもので、今回見たのは、ディレクターズ版というやつで、完全版とともに、オリジナル版より10数分長いバージョンで色合いなども調製された物だったそうです。
でも、10数分足した部分が、どこだったのか?記憶がもうあまりないので解らないです・・・。

現在見た感想は?というと、冒頭で、ブレンダのヒステリックな態度や声に、少々うんざり・・・。
毎日の生活に追われて、枯れているというのは、凄く伝わって来るのだけれどもね・・・。
これ見た当時は私は若かったから、家事や仕事や子供の世話に追われると、こういう風になっちゃうのも解るかな、って思ったのかな・・・。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
滞在ビザ超えのため、一時帰国後、また戻って来る(そうだったっけか・・・ここも忘れていた) 絵描きのおじさんから求婚されて、ほぼOKな感じを漂わせながら「ベリンダに相談してみる」と言うところで終わる。
それと、マジックショーで大人気店になった、ってところが記憶からすっぽり抜けていて。
どちらかといえば、私の好みとしては、マジックを身内で楽しませる範囲内の方が良かったかな・・・
みんな仲良しめでたしめでたし・・・って処に、タトゥー彫の女性だけが、出て行くシーンが好きです。
以上

こうやって、ウダウダと言う様になったのは、私が年を取っちゃったせいですね・・・。
砂漠にポツンとあるボロいカフェ、後ろをたまに列車が走る、青い空に、砂埃、夕焼け、ガスタンク、そういう風景や、コーリング・ユー、少年の弾くバッハの曲、ここらへんは今見ても変わらず好きな部分でした。
そして、昔見てゲッ・・・って思った処も、今回も同じでした。
それは、絵のモデルをして、段々ガードが緩くなって、最後は胸を・・・・っていうシーン。

そういえば忘れていたけれど、マリアンネ・ゼーゲブレヒトが出演していた「ロザリー・ゴーズ・ショッピング」も、この映画を見た後に、当時見たんだったっけか。内容はもう忘れてしまったし、面白かったのか、どうかさえ記憶に残ってないところを思えば、いまいちだったのかな?
この前レンタルショップで、彼女が久しぶりに出演した映画「バチカンで会いましょう」があって、それも近日中に見る予定です。古い同級生に久しぶりに会う様な気持ちで、楽しみです。

バグダッド・カフェ (1988/独)
1994年には『バグダッド・カフェ 完全版』がリバイバル上映され、2008年には、パーシー・アドロン監督が全てのカットの色と構図を調整し直した『バグダッド・カフェ ニュー・ディレクターズ・カット版』が製作された。
監督 パーシー・アドロン
撮影 ベルント・ハインル
出演 マリアンネ・ゼーゲブレヒト / ジャック・パランス / CCH・パウンダー / クリスティーネ・カウフマン / モニカ・カルフーン / ダーロン・フラッグ / ジョージ・アグラー
【2015/04/03 14:28】  コメント(10) | トラックバック(2) | ドイツ・デンマーク
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コメント

私は、年をとってからバクダットカフェをみたので、最初からちょっと冷めてみてしまったので、若い頃見てたらもっと楽しかっただろうなーと、ちょっと残念です。

そういえば私も数十年ぶりに「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」を観たのですが、若い頃は主人公イングマルの葛藤とか孤独感とかに共感したのですが、今見返すと「めんどくさいガキだな」と思うほうが強くて、年をとってから印象が違っているのが、自分でも驚きで、それが楽しかったりします。

本でも映画でも、年を経て若い頃と違った見方になる、そんな変化もまた楽しかったりします(*´∀`*)

日月  【 編集】  URL |   2015/04/05 01:24   |  TOP ▲ |


こちらにも出張っちゃいました。

私も、この映画に関しては、
latifa-さんと同じ感想を持った記憶が
あります。
私が最初に観たのは、リアル・タイムでは
ありませんでしたが、かなり昔でした。、
その時は、なんとも心地よい…不思議な映画で
大好きだったんですが、ずーっと後で、
ディレクターズ・カットを観たら
「えっ?こんな映画だっけ?」とガッカリ
したように思います。

他の映画でも、ディレクターズ・カット版の
方が良かった記憶がない(むしろ、あれこれ
詰め込み過ぎにて台無しになっていることが多い)
ので、この映画もそのせいか…とか思いました。

…それか、人間の脳が、最初に感動した作品
しか、受け付けないようになっているのか?
とも思ったり・・・

以前感動したものに、同じ感情が持てないのは
成長なのか、悲しいのか…微妙です…よね。



寝湖世Noinu  【 編集】  URL |   2015/04/06 07:11   |  TOP ▲ |


日月さん、こんにちは!
> 私は、年をとってからバクダットカフェをみたので、最初からちょっと冷めてみてしまったので、若い頃見てたらもっと楽しかっただろうなーと

うん、うん、ありますね、そういうの。
私は「トレインスポッティング」を見た時、そう思いました。いい年になって初見したけれど、もし若い時見ていたら、もっと違っていたんだろうなーって。

「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」は、私も同じでした!笑

> 本でも映画でも、年を経て若い頃と違った見方になる、そんな変化もまた楽しかったりします(*´∀`*)
そうそう、そうなんですよね。
若い頃は、あんまり映画を再見するってことが無かったのですが、最近ちょこちょこやるようになって、その差を楽しんだりしています。
若い時見て、年取ってから見てもやっぱり面白い映画って、すごいなあーって思います。
たとえば、バックトゥーザフューチャーとかターミネーターとか(^^ゞ
latifa  【 編集】  URL |   2015/04/07 09:09   |  TOP ▲ |


寝湖世さん、こちらにもありがとうー!
うわー、寝湖世さんも、同じ感想を持たれていたのね(^◇^)

> ディレクターズ・カットを観たら
> 「えっ?こんな映画だっけ?」とガッカリしたように思います。
もしかしたら、オリジナル版を見たなら、もうちょっと違った印象だったのかな。
その、ディレクターズカットが、良くなかったのだろうか。。。
でもレンタルでは、もうオリジナル版って無いらしいから、見比べられないし。

> 他の映画でも、ディレクターズ・カット版の
> 方が良かった記憶がない
そうそう。そうなのよね。
私は「ニューシネマパラダイス」のを見て、ショックでしたよ。
もしご覧になられてなかったら、なんなので、ネタバレしたら困るから言わないでおきますが・・。

> 以前感動したものに、同じ感情が持てないのは
> 成長なのか、悲しいのか…微妙です…よね。
うむ・・・そうなんですよね・・・。
かつて自分が凄くお気に入りだった作品を、再見してみて、あれ?なんでこれあんなに気に入ってたんだろう?という事が、最近たびたびあります。
逆も、しかり・・なんでしょうけれど、かつてつまらなかった映画を再見する事ってなかなかないので。
latifa  【 編集】  URL |   2015/04/07 09:34   |  TOP ▲ |


年齢によって感動の度合いも好みも本当に違ってきますよね。そしてわたし自身は子どもをもってから、さらに変わったなぁと思います。どうしても母親目線で見てしまうことが増えて…ちょっと残念に思うこともしばしば。

わたしは最近この映画を初めて見たのですが、いろいろつっこみたいところはあったものの(ブレンダのヒステリックさにせよ、ラストのレストランの様子にしろ)、わりと好きになれました。
淡々としているけれど、なんだかほっこりできた映画です。
IHURU  【 編集】  URL |   2015/04/08 15:04   |  TOP ▲ |


IHURUさん、こんにちは!
そうですね、私も子供が出来てから(産んだ後というよりは、数年育てた後)と、その前とじゃ、変わった気がします。やっぱり母親目線で見てしまいがちです。

この映画は、前から「これ私が凄く好きな映画なんだよー」って子供に話していたのですが、今回TVで放映されたので、30分くらい一緒に見たのですが「えー?これお気に入りの映画なんだよね? お母さん、この映画のどこが好きだったの?」とか言われちゃいまして・・・。
私も返答に困りまして・・・。
その後は、一人で全部見ました。

あまりに私の思い入れと、昔の良い印象が強すぎて、そのわりには・・・って事で・・。
今見ても、なかなか良い映画だと思います^^
latifa  【 編集】  URL |   2015/04/09 09:28   |  TOP ▲ |


Latifaさん、こんにちは

久しぶりのコメントです。
私も若いころというか20年前に30歳代で観たんですが、今でもこの映画が持つ不思議感がいい意味で印象的で、歴代の映画の中でもベスト10に入れてもいいかなくらい好きな映画です。

でも久しぶりに見てがっかり、というかその印象が自分自身で勝手に増長させてしまって、再び見るとがっかりということも少なからずあります。
昔好きだった人が今でもそのままというか、さらに美化されて頭の中で醸成されていってるような按配ですかね。

最近では,アメリを観た後に、同じテイストの作品で遠い昔、ばあちゃんの家で観た’地下鉄のザジ’というのが妙にテンポがよいルイマル監督の作品なのですが、それを思い出し、DVDで借りてきたんですけれども、ものすごい期待感と裏腹に現実はまあ普通かなという程度で、がっくりしたことを思い出しました。

綺麗なままでそのまま記憶に忍ばせておく方がいいのか、現実を観てしまう方がいいのか?でも逆の場合も多々あって、以前にも書いた記憶があるんですけど、マリリンモンローやブリジッドバルドー等若いころには気持ちの悪いおばさんにしか映らなかったのが、爺の齢になるとその魅力が浮き彫りになってくるというケースもありますかね。

脱線しましたが、バグダッドカフェのように話がどう展開していく中全く読めないし、最期も予定調和に終わらず、ひとのイマジネーションを広げてくれる作品は尾を引くというか、良い印象を引きずります。

確かこの映画を観る直前にバグダッドに数か月駐在していて、その直後でしたが、名前なんだけなんですよね
真吉  【 編集】  URL |   2015/04/10 14:54   |  TOP ▲ |


真吉さん、こんにちは!
真吉さんも、この映画のファンなのですね。
もしかして、我らは、同じくらいの世代なのかもしれません^^


> でも久しぶりに見てがっかり、というかその印象が自分自身で勝手に増長させてしまって、再び見るとがっかりということも少なからずあります。
> 昔好きだった人が今でもそのままというか、さらに美化されて頭の中で醸成されていってるような按配ですかね。

うん、うん!!まさに、言えてます。

> 最近では,アメリを観た後に、同じテイストの作品で遠い昔、ばあちゃんの家で観た’地下鉄のザジ’というのが妙にテンポがよいルイマル監督の作品なのですが、それを思い出し、DVDで借りてきたんですけれども

そうでしたか・・・。地下鉄のザジも良い映画でしたよね。私も随分昔(たぶん30年くらい前かな)に見て、とっても楽しく、キュートで好きな映画でした。
私も再見したいなあー。昔のパリの街並とか車とかを見るのも素敵で楽しいんですよね。

実は、私も最近、アメリを再見したところだったのですが、最初の方は好きだったのですが、途中から、んんん??って展開になって・・・。これは最初に見た時にもそう感じたのですが、今回改めて再見すると、やっぱりこういうストーリー展開は、あんまり好みではないな、って思いました。

> マリリンモンローやブリジッドバルドー等若いころには気持ちの悪いおばさんにしか映らなかったのが、爺の齢になるとその魅力が浮き彫りになってくるというケースもありますかね。

解る、解ります!
私はマリリンモンローは子供心にも魅力的な人だなって思いましたが、ブリジッド・バルドーは良く解らなかったです(今は解ります)。
あと、ソフィア・ローレンも大人になってから、良さが理解できた女優さんです。
男優さんも子供のころは、なんでこのおじさんが人気あるの?って思っていた人が、自分が年取ってから見ると、なるほどーってその魅力が解るようになったり^^
latifa  【 編集】  URL |   2015/04/12 08:35   |  TOP ▲ |


楽天時代に鑑賞してました。もうそんなに前のことなのか・・・と。時が経つのは早いものです。
これは語り継がれていく作品ですね。
rose_chocolat  【 編集】  URL |   2016/01/02 09:07   |  TOP ▲ |


roseさん、随分前に鑑賞されていたのですねー。
私はこの映画を、自分の中の特にお気に入り映画リストに入れていたのに、再見したら、え・・・?そこまで良かったかな・・・・?って思っちゃって、少し悲しくなったんですよ。

昔感動した映画でも、後になって見てみると、そうでもなかったり・・
逆に、昔つまんなかったのに、何年か経って見てみたら、違う印象を受けて楽しく観れたり・・

とはいえ、音楽とか場所とかは、相変わらず良いなーって思いました^^
latifa  【 編集】  URL |   2016/01/02 22:55   |  TOP ▲ |


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