「ぼくを探しに」感想
えっ!父と息子と、1人二役だったの?! 3つ★
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ギョーム・グイさんという俳優さんが演じていたことを、終わった後、レンタルDVD特典の監督さんのインタビューで、初めて気がついた次第。いやーびっくり。全然違っていたから気がつきませんでした。

ちょこちょこ好きなところや、シーンがあって、好感度は高かったんだけど、日本では「脱法ハーブ」が最近問題になっちゃってるから、そこの部分で、少し損かなあ・・・と思いました。
あと、中国人女性の部分は、別に蔑視とかじゃないんだろうけれど、でも、なーんか、私は、ちょっとだけ引っかかって・・・。チェリストの女の子が、可愛らしい女優さんが演じていたら、こうは感じなかったと思うのだけど・・。お顔も、スタイルも、あまりよろしくない人をあえて選んだ気もして・・。コンクールの時に前に演奏していた女の子も、若干小太りで、前歯に矯正をしているところを強調して写していたし・・・。私の気にし過ぎかな。

好きなシーンは、目の不自由なピアノの調律氏のおじちゃんが、階段を上がる時に、手すりの下の金属の柱のところを、カンカンってやりながら登る時に、音が他とは違う柱を調節するところや、お部屋の壁紙とか色合いなどインテリアや、マダム・プルーストのお部屋の中のグリーンの感じとか、マダム2人のお洋服がいつも同素材や色で似てるんだけど、ほんのちょっと違う処とか。

基本のストーリーを彩る、カラフル、ポップな回想シーンや、なぜかカエルが出て来たりとか、結構すっとんきょうで、ミュージカルな部分もあったり、賑やかで楽しい映画でした。この監督さんのアニメ映画は残念ながら未見。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
お家の中の一部分の壁をぶち抜いたため、天井が落ちて来て、その下敷きになって両親は死んでしまっていたのね・・・。
せっかくピアノコンクールで優勝するも、ピアノの蓋が手を直撃し、もうピアノは弾けなくなってしまったポール。
でも、ガンで亡くなったマダムの遺品のウクレレで、その後ウクレレの先生になっている。横にはチェリストの中国人の彼女と、その間に産まれた赤ちゃんと。良かったね!ラストシーンで、いままさに言葉を発しそうな赤ちゃんに向かって、ポールも言葉が出る!パパ、って。ハッピーエンドでした。
以上

ぼくを探しに (2013/仏) ATTILA MARCEL
監督シルヴァン・ショメ
ギョーム・グイ、ベルナデッド・ラフォン、エレーヌ・ヴァンサン、ルイス・レゴ、ファニー・トゥーロン、ケア・カン、ギレム・ペレグラン、ジャン=ポール・ソラル

(内容 あらすじ)
2歳の時に、両親を亡くし、何か大きなショックを受けて、その時の記憶もなくなり、失語症になった主人公のポール。
有る時知り合った、マダム・プルーストのお家で頂いたお茶を飲むと、トランス状態になり、過去の記憶がよみがえって来て・・

紹介
「ベルヴィル・ランデブー」、「イリュージョニスト」で二度のオスカー候補になったフランス出身のアニメーション監督、シルヴァン・ショメによる初の長編実写映画が登場! 彼が作り出すユニークな作品は国内外で高い評価を受け、その才能に惚れ込んだ『アメリ』のクローディー・オサールがプロデュースを担当している。『ベルヴィル・ランデブー』のサントラで使われた曲「アッティラ・マルセル」にインスピレーションを得た。
【2015/06/26 15:16】  コメント(6) | トラックバック(6) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

latifaさん、こんばんは!
私も一人二役って全然気づいてなくて~。
後で知って、思わず写真を見比べましたよ。
それと脱法ハーブ・・なるほど~。
クスリ関係?は、海外とでは感覚も違う所があるのでたまに戸惑うよね。
中国人の女の子は、マンガちっくだなぁ~アニメ作家視点のキャスティング?とか思ってしまいました(^^;
私も、好きな所とイマイチな所があったのでそれがちょっと残念だったかな。
でも最後が良かったから印象も良かったです。
あのお菓子のお味も気になってます~(^^ゞ
つるばら  【 編集】  URL |   2015/06/28 22:37   |  TOP ▲ |


こんばんは。

パパと息子、目が似てるって思いながら観てて途中で気づいたんだけど、全然違うキャラだけに面白かったですよね。

脱法ハーブ・・・、ええ~っとね、マダムのお茶を飲んで放心状態になってるポールの表情がね・・・・大丈夫か!?って思って、もしや脱法?なんて頭をよぎったわ!(^^)!

とっても重いテーマだと思うのに、ポップで不思議感たっぷりでそれを感じさせませんでしたよね。
ウクレレが雨で鳴り出すシーンが好きです。

さくらんぼのお酒漬けとか、シューケットとか、なにより、あのハーブティーがとっても気になりました♪
  【 編集】  URL |   2015/06/29 20:15   |  TOP ▲ |


latifaさん、こんにちは~。コメント&TBありがとうございました。
この映画、私は色彩とか凄く好きだった記憶しかなくて、latifaさんの記事で中国人の女の子のこととか思い出したよ^^;
監督さんがアニメの人、、ってなんか納得よね。
自分の記事にも書いたけど、西加奈子の小説みたいって思ったわ。
プロレスとか、色彩感覚とか、、。
西さんも画を描くよね。『サラバ!』は文庫化されてから買って読もうと思ってるよ。
今は又吉くんか、島本理生ちゃんのどっちかが芥川賞獲るか?!ってのがすごく気になっています^^
と、文学の話になってしまったけど、今なかなか読書の時間がとれなくてね。。
ダメだわー。今日で今年も半分終わるから、生活習慣見直そう、とか考えているところ。
また来ますね(^O^)/
真紅  【 編集】  URL |   2015/06/30 04:47   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちは!
そーなのよね、私も最後まで見終わった後、また戻って、若い時のお父さんを、まじまじと見て、なるほどーって思った。
若い時のお父さんは、結構カッコよくない?^^
なのに主役の時の、お堅いむちっとスーツ姿の時は、いけてない青年で。
凄く上手に演じ分けていましたね。

> クスリ関係?は、海外とでは感覚も違う所があるのでたまに戸惑うよね。
そうなのよね、海外は、かるーいノリで普通に使ってる時があって、
この前までは、あんまり気にしてなかったんだけど、最近あまりにも日本国内で、それらの嫌な事件が多すぎて、ちょっと拒否反応が・・・。

中国の女の子のところは、私がちょっと気にし過ぎなのかも。
お菓子とか、そそられましたー^^
latifa  【 編集】  URL |   2015/07/01 12:21   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!

瞳さんんは、パパと息子、目が似てるって思いながら観てて途中で気づいたのね?
それにしても、ファッションと髪型で、人間別人のようになれるものなんですねー。

脱法ハーブといい、最近トヨタの会長さんでしたっけ? マイケルジャクソンが愛用していた麻薬の薬を郵送したとか・・
そういう気持ちよくなったり、現実からワープできるような薬って、一度使うと常習になってしまいそうで怖いですね・・・

> ウクレレが雨で鳴り出すシーンが好きです。
私もです! あそこはとても良かった!!
また手が治ってピアノを弾ける様になるのかな?と思いきや、そう来たか?!という、自然な流れでウクレレ移行した、ナイスな脚本でした。

> さくらんぼのお酒漬け
私も気になりました。バクバク食べては、種を飛ばしまくってましたね。
あと最初の方に出て来たケーキも凄く素敵でした。
latifa  【 編集】  URL |   2015/07/01 13:55   |  TOP ▲ |


真紅さん、こんにちは!
そうかー7月だったか^^ 前にも何度かお祝いしたのに、覚えられないー(^^ゞ
この監督さんの有名なアニメ作品、未見なのよ。
それらを見てから、普通は、こちらを見るのが普通の順番なのだろうけれども・・・
たまたま、DVDの新作だけど7日間レンタルのコーナーに、この映画があって、真紅さんの言うように色彩が可愛いな、って処に惹かれてのレンタルだったんだー。

> プロレスとか、色彩感覚とか、、。
確かに!偶然、そういう共通点があるね。

> 今は又吉くんか、島本理生ちゃんのどっちかが芥川賞獲るか?!ってのがすごく気になっています^^
すごいよねー。まさか、又吉さんが、こんな芥川賞の候補になるなんて・・・。
島本さんも、着々と活躍中だよね。受賞作は未読なんだけれど、若い頃書いた作品は幾つか読んだんだけれど、
子供を産んでからの最近の作品は、まだ読んでいないから、是非読んでみたいな。
latifa  【 編集】  URL |   2015/07/01 14:10   |  TOP ▲ |


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