「しあわせへのまわり道」「カイロタイム」感想  
パトリシア・クラークソン主演+外国人との交流的映画2つ。
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「しあわせへのまわり道」
米国のエッセイスト・詩人のキャサ・ポリットが「ニューヨーカー」誌に掲載した実体験の映画化だそうです。
監督は、スペインの女性監督のイザベル・コイシェ。

夫にいきなり三下り半を叩きつけられ、ショックなウェンディ。乘ったタクシーの中で言い争いになり、書類を置き忘れてしまうが、後日、運転手のインド人でスィク教のダルワーン(ベン・キングズレー ガンジーですねー!)が届けにわざわざ来てくれる。
お礼を・・というのも断り、彼の物腰や発言等、とても信用できそうな人柄。彼の車には運転練習(アメリカではこういうスタイルなのね?)の看板がついていたのを見て、彼に運転を習うことになる。

ウェンディは文筆や批評家として成功しており、家計も彼女の稼ぎでまかなっている。お家では本を読むことに集中していた。
こんな甲斐性も無くカッコよくもない夫に好意を寄せるもの好きな女性はいないだろう?と思っていたが、知らないうちに別の女性と良い感じになっていて、ひどくショックを受ける。
彼女の大学生の娘(メリルストリープの実の娘さんだそうです)は田舎の生活が気に行って、母に是非来て欲しいというが、車の運転が出来ないし、車の運転をする事も怖いのだった。

しぶしぶ開始した運転練習だったが、いつも冷静で穏やかなダルワーン先生の教え方は、生き方にも通ずるものがあった。
ある日2人がドライブ練習途中で行ったクィーンズで、ダルワーンは元大学教授だったが、政治犯として長く収監された過去、母国のインドで少数派のスィク教だったことから迫害にあった事などを離します。そしてウェンディも、育ちはこの地区だったこと、貧しく苦労をしたことを打ち明け、お互いになんだかシンパシーを感じて距離が縮まった感じも・・・。

その日は、ダルワーンは、お見合い結婚の女性を空港に迎えに行く日だったのですが、帰りの車でウェンディが事故を起こしてしまい、大あわてで空港にかけつける。
その後、結婚するものの、英語もできず、家にこもったままの奥さん。夫婦間の仲もなんだか上手く行ってない様子。
その相談を彼女にしたり、プライベートな話題をしあうような関係に。

★以下ネタバレ★
1度目は試験に落ちるも、2度目は合格する。
さて、いよいよ、もう会うこともなくなってしまった2人。ダルワーンが、一緒に食事でも・・・と誘うのだったが、彼女は「あなたは誠実な人・・」と、うまくかわしお断りする。ここで不倫関係にならずに終わるところが好感持てました。
その後、インドの奥さんも勇気を出して外出したスーパーで、インド女性に偶然出会い、それがきっかけで母国のコミュニティの仲間が沢山できて元気になる。英語の教室にも通いだしたみたい!
以上

あ、そうそう、途中で妹がセッティングしてくれたモテ系絶倫男性との出会いですが、上半身裸のシーンがあって、ちょっとびっくり。
綺麗だったけれど、実年齢的にも50才過ぎているのだから立派というか、なんというか。

それにしても、スィク教って、インドでそんな迫害に遭っていたとは知らなかったです・・・。
私がインド旅行に行った1991年。ターバンを巻いてひげをたくわえた男性について、ヒンズー教徒のガイド氏から教えてもらったんですよ。ターバンを巻く人はスィク教で、彼らは毛髪を一生切らない、カースト制がない、タクシー運転手が多いと。
彼らは、背が高くガタイが良い人が多く、お顔がイケメンの人の割合が高かったです(ホントにホント)。 少年はタイツみたいな生地で髪の毛をくるっと巻いている子も結構いました。
今回、初めてスィク教徒について、ネットで検索してみたら、スィク教の人は、真面目で勤勉なことで有名だそうです。

(2014年/米)原題:Learning to Drive
監督:イサベル・コイシェ
出演:パトリシア・クラークソン  ベン・キングズレー  ジェイク・ウェバー  グレース・ガマー  サリター・チョウドリー
・・・・・・・・・・・・・・・・・

1か月ほど前に観ていた映画
「カイロタイム」
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夫がエジプトで仕事をしていて、本当は一緒にお休みを過ごす予定で、一人カイロにやってきた妻。
仕事で抜けられなくなった夫の代わりに、空港にお迎えに来たのが、タレクという、結構カッコイイエジプト人男性。(これが普通のオッサンだったら、絶対こうはならないよなー)
その後も夫が来れないので、タレクがあちこち観光に連れて行ってくれたり、世話をやいてくれて、なんか段々お互い好きになっていってしまい、キスまでよ、な感じで、一線を越えずに終わる的な映画。

なんか・・・いまいちでした。やっぱりストーリーが、なんか・・・。まだ見てそれほど日数が経ってないのにもかかわらず、もうだいぶ忘れかけています。
カイロの街とかピラミッドとか下町的なスーク街も、まあまあ魅力的に撮影はされていましたが・・・。
気になったのは、カイロの街ってアラビア語の看板が凄く一杯あって雑踏な感じだったのですが、看板が殆ど写ってなかったこと。何か規制とかあったのかな・・・。

一番思ったのが、パトリシア・クラークソンさんが、胸のガッツリ開いたドレスとか着ていらっしゃるんですが・・・あのう、、ここイスラム教のお国なんですが・・・もうちょっと服装考えた方が良いのではなかろうか?ってことでした。

でも、パトリシア・クラークソンさんって、お年なのに、まだまだお綺麗で、髪型とかファッションとか、センス良い感じですね。
特に好きとか嫌いとかは無いんですが、変に無理して若作りせず、年齢相応だけど美しのはスゴイなー!見習わなければな、と思います。
【2016/07/01 13:15】  コメント(0) | トラックバック(0) | アメリカ映画
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