ポコアポコヤ　映画倉庫

カンバーバッチの新旧出演作品２つ。

カンバーバッチのホーキング
レンタルDVDで鑑賞。
カンバーバッチの人気に便乗しての、DVD化作品なのかな・・・？
2004年作品だから、もう１０年以上前なのですが、そんなに外見的には、カンバーバッチが変わっていませんでした。
ただ、作品的には、去年見た、エディ・レッドメインのホーキング博士の映画「博士と彼女のセオリー 」が、とても良かったので、やっぱり、こちらは若干色あせて見えてしまったかも・・・。

こちらは恋愛がメインではなく、彼の研究と、その彼の発見した論理に関連する研究で、ノーベル賞を取った2人の男性のインタビューの様子とが、交互に語られるというスタイルを取っていました。
その2人のノーベル賞の男性たちについても全然知らなかったので、そちらにも興味がある人には、とても楽しめる作品だったかもしれません。
そして、難しいサイエンスの理論とか、宇宙やら物理の事を、解りやすく説明しようという製作者の心意気は、すごく感じるのですが、いかんせん、私には難しくて、よく理解できず、途中眠くなってしまいました。

オックスフォード、ケンブリッジ、どちらなのか解りませんが、いずれにしても、この場所の建物や風景が、とても素敵です。
つたのからまるレンガ造りの校舎とか、英国のこういった雰囲気、すごくいいですねぇー。

カンバーバッチもがんばってしました。演技もなかなか良かったです。
背が高いから、ドン！と倒れるシーンなどは、小柄な人よりも恐怖感は強く感じたでしょうね。
まあ、カンバーバッチが出演しているから、という事で私も見たわけで・・・。２つ★半くらいかな・・。
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「シャーロック 忌まわしき花嫁」


人気テレビシリーズ、シャーロックのシーズン３と４の間を繋ぐような作品。
日本では２０１６年2月に、お金を取っての映画上映。イギリスではTV放映した作品。
私は先日５月の初めにBSで放送してくれたのを鑑賞。

舞台は1890年代のロンドンということで、衣装や風景なども、その時代で、なかなか素敵でした。
が、現在と昔と、行ったり来たりするんですね。あくまでも昔の設定だけで作られた作品ではありませんでした。
シャーロックが薬物での影響による夢だか幻想で、昔の時代の事件に意識が飛んでは、戻る・・・って感じでした。



★以下ネタバレ★
最初の窓での花嫁が自殺するシーンは、死んだふりをしただけでした。似たような女性の死体を用意しておき、その後夫の元へ行き、亡霊を装い夫を殺害し、その後やっと本当に自殺し、死んだ自分と、窓の側でのフェイク死体とを入れ替える様に頼んでおいて、そこからは本当の自分の死体に。
この時代の女性の地位や扱いは酷く、それに不満を持った女性たちが団結し、事を起こしていた、っていうオチでした。
男装しているモリーは、最後の方で、あっ！って解った次第。
でも、昔の棺桶をこじ開けたら、ミイラ化した死体から虫が・・・とか、気持ち悪いシーンとかがあって、イヤだったな・・・。
滝のシーン、モリアーティ、なども登場していました。
これから、シリーズ４が楽しみです！

まあテレビシリーズの一つ、という感じで見れば普通に面白く見れましたが、お金を出して劇場鑑賞するほどの作品か？と言われれば・・・・微妙かも・・・。