「悪魔は誰だ」感想
予測できない展開とオチだった!でも数か所それはどうかな・・って処があるので、4つ★半
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なんかここ数年、韓国映画のタイトルで、「悪魔」がつくのが多過ぎやしませんか・・・?
似たようなタイトルが一杯あると、混同しやすいし、また?って感じがしちゃいますが・・・。

まあ、とにかく、全く期待しないで、予備知識なく、見たのですが、面白かったです。
韓国では、現在も誘拐殺人事件に時効があるようですね、これは時効を撤廃するべき!
日本も私が小さい頃は、まだ時効制度があって、あと数時間で時効が切れる犯人を追う!みたいなドラマや作品が多かったと記憶しています。

★以下、ネタバレ満載のストーリーです★
かつて小学生の娘を誘拐され殺された母(オム・ジョンファ)と、その時に取り逃がした警官チョンホ。もうすぐ時効が迫っている。
娘の志望現場に、花を添える人間が! その男を追い、あと一歩というところで、またもや取り逃がしてしまう。

また別の事件
昔の誘拐事件と、そっくりな新たな事件が起きる。
人の好さそうなおじいさんが、孫を外で遊ばせていたが、電話が何度もかかってきて出たりしている、ちょっとの隙に、孫を誘拐されてしまう。警察の捜査が始まる。誘拐犯からの電話の逆探知をしたり、必死の捜査が続けられる。母親には心臓の手術の跡があるようだ。おじいさんは誰かに拘束され、監禁された倉庫の中で孫の声を聴く・・・
昔の事件と同様、列車で到着した軍人さんが一杯で、それにまぎれて軍服姿のおじいさんが逃げる。今回はおじいさんを追い詰め、捕まえることが出来た。警察はおじいさんが犯人だと決めてかかっているが、チョンホは疑問に思う。

さて、かつての誘拐殺人事件に戻ります。
チョンホが雨の日、犯人を追い詰めたものの取り逃がした食堂に、犯人は傘を忘れていた。
(この傘を警察が没収しておらず、そのまんま、店に置かれたままになっているというのは、ありえないが)
後日、この店に現れた母親が、この傘を発見、そこにプリントされていた銀行名から、お得意様に配った傘だということが判明。200人だったかな・・?の名簿をしらみつぶしに調べて行き、ついにこれぞ!という男に行きつく。

なんと、それは、あの人の良さそうなおじいさんだった!どうやら現在は孫もいて幸せに暮らしている様子である。
母親は留守宅に上がって、おじいさんのアルバムを見て、かつておじいさんの娘が病気だったが、身代金で手術に成功したことが分かる。母親は、おじいさんに復習を計画し、それが新たな事件だった。犯人は母親だった。
(でもなー、誘拐された少女は、犯人(母親)の顔をよく見ているし、おじいさんが犯人ではないことも解っているわけで、裁判とか事情調書とかでおかしい事になるはず。ここらへんが、ちょっと無理感があるのが残念)

この事実に行きあたるまでに、声色判定士の鑑定がキーになってくる。
最初、オム・ジョンファ宅にお邪魔したチョンホと部下が、いまだにカセットデッキに入ったままになっていて、何度も何度も聞いたであろう、当時の誘拐犯の声が入ったカセットテープを再生するシーンがある。

新しい誘拐事件の犯人がかけてきた電話の音は、バックに流れる自然音はクリアーだが、犯人の声はどうも状態が良くないことがわかる。そして、なんとかつての事件と今回とでは、同じ人間の声であることが分かる。

そして、チョンホがおじいさんに無言の?提案を。
今回の事件について、(本当は無実だが)わざと罪を認めるという選択肢だった。
母親は、時効を過ぎた事件の犯人として彼を刑務所に送る事は出来なかったが、結局、15年後、彼を刑務所に送ることは出来たのだった。(でもなー、あちらは誘拐殺人事件だし、こちらは誘拐のみだから、刑期も違うだろうけれど)

でも、おじいさんも極悪人ってわけではなく、病気の孫を助けたいがために誘拐事件を起こし、かつ、殺すつもりは無かったが、逃げまくる少女がつまづいて、運悪く転げ落ちて死んでしまったのでした。

以上

オム・ジョンファの崩れゆく整形顔のドアップとか、ちょっと怖かったりもしたけれど、最後までハラハラドキドキの展開で、とても引きこまれて見せてもらいました。細かいところに突っ込み処満載なのが残念です。

悪魔は誰だ (2013/韓国) MONTAGE
監督 脚本 チョン・グンソプ
出演 オム・ジョンファ キム・サンギョン ソン・ヨンチャン
【2016/05/23 10:10】  コメント(2) | トラックバック(1) | 韓国映画
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コメント

こんにちは

暑いんだか寒いんだかよくわからない天気が続いています。
道東のほうだと、日中36度夜6度とか、そら体おかしくなるわ、と納得です^;

本作はプロット的にはとても面白く予想外の展開で興味深かったですね
しかし、母親の「あいつはよくて私はダメなのか」という言葉は胸に刺さりました

日本では時効はもうなくなったんでしたっけ。韓国ではまだあるようですね、事件に時効なんて必要ないと思うんですけどね~
maki  【 編集】  URL |   2016/05/23 14:50   |  TOP ▲ |


makiさん、こんにちは!
韓国映画の、刑事ものって結構良い作品が多いですよね。
これも脚本というか、アイディアが良かったです。

時効の件ですが、確か日本は、殺人の時効は無くなったはず・・・
殺人以外の、他の事に関しては、どうなのか解らないです。
少なくとも殺人に関しては、時効なんてなくて当然ですよね!
latifa  【 編集】  URL |   2016/05/27 18:54   |  TOP ▲ |


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悪魔は誰だ
いやいやえん (2016/05/23 14:45)
【概略】 15年前の誘拐事件で娘を失った母・ハギョン。時効直前、刑事・チョンホは犯人に迫るが再び取り逃がしてしまい、辞職を決意する。 サスペンス 時効を迎えた幼女誘拐事件。15年の時を経て、悪夢が再び蘇る! 時効を迎えて事件が有耶無耶になってしまう事ほど被害者家族の悲しみや苦しみはないですよね。 ある誘拐事件があり、子供は亡くなってしまった。遺体発見現場に花が手向けられ...


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