最近見た映画 2016年10月 邦画編
2016年10月に見た邦画 いくつかまとめて・・・
「ちはやふる 上の句」「銀の匙」「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」「グラスホッパー」「殿、利息でござる!」「苦役列車」
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ちはやふる -上の句-
なかなか面白かったです。漫画は随分前に6巻くらいまで読んだことがありますが、結構忘れてしまっていたので、原作とつい比較してしまっての不満を感じずに見れて良かったのかもしれません。
千早というよりも、映画は太一の物語になっていた様な気がしました。でも、それがなかなか良くまとまっていて。小学校時代に、負けたくなくて眼鏡を隠してしまったこと、それが「神様に見放された瞬間」と思っていて、で、ここぞという対戦の時に、まるで運が無い・・・というのと関連づけて思いこんでいます。
自分の近くの札が読まれないなら、自分が対戦相手のそばの札を取りに行く!と決意するシーンとかは、凄くドキドキしました。
ただね、一応主役は千早であるはずなのですが、彼女の背景が全然語られていなかったんですよ。芸能人のお姉ちゃんを中心に家族が回っていて、そんなときにカルタに出会った!という、そこは結構重要だったんじゃないかなー。
でも、すずちゃんは、とっても可愛くてキュートだったので、それだけで問題なしって気持ちにさせられてしまいます。
脇役キャラも、結構ピッタリハマっていて、机君の(勝てなくて人数合わせなんだろー怒)のシーンとかも、ぐっと来たし。3つ★半


銀の匙
原作のマンガは、パラパラっとしか見ただけで、ちゃんと読んだことがありません。
主役は、ジャニーズの男のですが、問題なく上手に演技をされていましたね。
図らずも、こちらはすずちゃんのお姉ちゃんがヒロインです。この姉妹は両方とも可愛いなあー。
ただね、そんなにカッコイイってキャラではない主役の男子に、なぜか、この美少女が、入学早々からずっと、おせっかいをやくというか、色々声をかけ、誘ってあげて・・・と至れり尽くせりなのが、そんなわけないでしょーって風にも思いました。

一番印象に残ったのが、かつて豚を小学校のクラスで飼っていて、それを食肉にしてしまう・・・って事で、騒動になる作品があって、それを見た時に、もやもやする気持ちが収まらなかったんですね。
本作でも、やっぱり可愛がっていた豚を、食肉にするっていう時がやってきます。
その時、夏休みの間のバイト代をぶちこみ、一匹まるまんまの肉をお買い上げします。そして、その肉で、ベーコンを作るんです。
そのとても美味しいベーコンを、みんなにも分けてあげる、っていう展開なのですが、結構良くてね・・・。長年ずっと引きずっていた、あのもやもや感が、だいぶ和らぎました。
そして、途中で家が破産してしまう、背の高い精悍な青年、市川君っていう俳優さんが、カッコ良かったー。
あ、もちろん主役の男の子も可愛かったですが。3つ★半


ケンタとジュンとカヨちゃんの国
うーーん、、、いまひとつ好みの作品ではありませんでした。豪華なキャストなんですけれど・・・。
確かに、あの先輩(新井)は酷すぎです。あんな奴がいる会社で働いているかぎり、まともな未来は見えそうもありません。
でも、別の場所に引っ越して、ゼロからやるっていう手はなかったんでしょうか・・・。

そして、安藤サクラ演じる女子への扱いがあまりに酷くないですか・・・ブスブスと言われるだけではなくて、ワキガだからトラックの上に乗せられての移動とか、お財布のお金奪って置き去りしていくとか・・・。
それでもひたすら「愛してるー?愛して欲しいのー」と、追いかける彼女が痛々しくて・・・。

ラストはありきたりで、こうまとめるしか無いよなぁ・・・と思いました。網走にいる兄ちゃんに会いに行ったけど、アレだし・・・なんか、あまりに救いのないお話で、どっと疲れてしまいました。2つ★


グラスホッパー
小説は随分前に読んだので、結構忘れている状態で鑑賞。
浅野君が鯨で、山田涼介が蝉っていうのは、結構合っていたと思いました。
鈴木は生田君で、鈴木は特に個性のない普通の市民という役どころなので、問題無く、吉岡秀隆が、槿っていうのは、結構意外性があって、良かったです。
でも、観ながら、んん??ってところが、結構あったかもなあ・・。3つ★


殿、利息でござる!
これが実話というのに本当に驚きます・・。こんな立派な人がいたんだ、しかも大勢・・・。
村のみんなのために、私財をなげうって・・家業も潰れてしまいそうになるまで・・・ここまでしなくても・・・出来る範囲内で・・・(それじゃ、お金集まらないよな)とか、観ながら思ったりもしたけれど・・
見終わった後、この映画ができるまでの経緯を知ったら、結構感動しました。4つ★~4つ★半

★以下ネタバレ★
浅野屋さんが実は・・・、守銭奴だと思っていたら、そうじゃなくて、4,50年も前から、コツコツお金をためて、お上に頼もうと思っていたとか、次男さんが目が悪いから養子に出せなかったとか、色々なことが解って来る・・。一気に浅野屋さんたちが良い人に。
最終的に上手く行ったみたいで、でも40年後だったかな?一度お上の方で勝手に利息を途絶えさせられたそうで・・・。でも、その時もまた同じような運動が起こって、今度は60年だか続いたんだっけか?(ちょっと忘れてしまった)、最後に現在も代々引き継がれたお店があるのが写る。こんな素晴らしく立派な祖先がいて、一族は誇れますね。
以上

キャストも豪華で、主役クラスの人がゴロゴロ。そしてなんといっても、最後に登場した羽生君!!
この殿様ってダメな人だよなーって思って見ていたのだけれど、羽生君が出てきたことで、殿様への印象が変わってしまうという、マジック。凄いキャスティングでしたねー、よく出てくれたな。ハマってましたよー。

殿、利息でござる! (2016)
監督中村義洋

苦役列車
原作は何年か前に読んだことがあるものの、結構忘れた状態で鑑賞。
森山未來君が、すごい・・・。
すっかりカッコイイオーラを捨て去って、この役になりきっていました。驚き・・・。

原作には登場しない、古本屋でバイトする前田敦子。原作のイメージをあまり壊さないまま、良い感じで華を添えていた感じ。
まあ、凄く面白いとか、何かあるわけではないけれど、そこそこ面白く見れました。
昭和の最後の方の雰囲気とかは出ていたし、色々懐かしく感じるところがありました。3つ★
【2016/10/11 16:27】  コメント(4) | トラックバック(3) | 日本映画
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コメント

latifaさん、おはよう~(^O^)
先週祝日あったりでもう曜日が混乱してますが
最近やっとお天気安定して過ごしやすくなってきましたね。
ところで殿・・出るまでは意外と忘れちゃってて(笑)私も「自分ならどの程度できるかな?」とか考えてました。
あんな大胆なアイディアを考え付くのもすごいけど、それに賛同する人達もすごいよね。
明日が見えないからこその賭けだったのかな。
殿役は心配してたけど案外ハマってて良かったですね。(≧∇≦)
結構みんな熱い中、松田龍平の冷徹さも印象的でした(笑)
つるばら  【 編集】  URL |   2016/10/17 11:20   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちは!

> 殿役は心配してたけど案外ハマってて良かったですね。
うん、うん、すごく良かった!
実は、この映画を見たのって最近で、半年くらい前に映画が公開された時は、羽生君が出てるーって騒がれていたから、認識していたんだけど、もう忘れちゃっててね。だから、突然殿が登場して、うわー!羽生君だよ!!って、驚いちゃって。
記憶力が悪かったせいで、サプライズができて良かったわ。
スケート、始まったね! 
音楽やコスチュームも変わって、楽しいね。

> 結構みんな熱い中、松田龍平の冷徹さも印象的でした(笑)
うん、うん。すっごく嫌なヤツが板についていて、演技上手かったわー。
知らないと思うけれど、むかーし、伊丹十三が、忠臣蔵の嫌なヤツを演じた時と同じくらいの、インパクトがあったわ!
latifa  【 編集】  URL |   2016/10/17 17:02   |  TOP ▲ |


こんばんは♪

そうそう、千早が主役の割に、
彼女のカルタに対するものが
「=新に会いたい」だけになってたのが…。
あとは、天賦の才能をもっているっていう天才ヒロインなので、脇の太一の物語になっていたってのは当たっているかも。
冒頭と後半にある「『ちは』しか見えない」とかもそうですよね。

後編は、皆いつの間にか強くなっていたのがびっくりというか練習量足りなくない?ってのが正直なところで。
机くんは良かったですよね~~かなちゃんといい机くんといい、脇のほうが光る映画でしたよ~~~
maki  【 編集】  URL |   2016/11/21 18:23   |  TOP ▲ |


makiさん、こんにちは!
makiさんが、学生時代、かなちゃんっぽかったなんて!!(*^-^*)
やっぱり好きこそなんちゃら・・で、古典の成績もよかったのですね♪

> 後編は、皆いつの間にか強くなっていたのがびっくりというか練習量足りなくない?ってのが正直なところで。
そうそう。。
まあ、限られた時間内で、数巻分ある漫画を映画にするのは大変な作業だから、しょうがないのかもしれませんけれど・・

明日からまた大寒波が来るみたいです!
暖かくして過ごしましょうね。
latifa  【 編集】  URL |   2016/11/23 15:40   |  TOP ▲ |


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殿、利息でござる!
rambling rose (2016/10/17 11:22)
江戸時代の仙台藩。重税によりさびれる一方の宿場町・吉岡宿を案じる酒屋の十三郎は、知恵者の篤平治から町を救うある突拍子もないアイディアを聞かされる。


ちはやふる -上の句-/ちはやふる -下の句-
いやいやえん (2016/11/21 18:18)
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いやいやえん (2016/11/21 18:18)
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