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「手紙は憶えている」感想
凄く面白かったのだけれど・・・
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この映画は予備知識とか全くない状態で見ないとつまらなくなってしまうので、感想が書きにくいですね・・・
主役のクリストファー・プラマーさん、さすがの演技です。また、ブルーノ・ガンツさんも出演されています。

★以下ネタバレ★
探していた人間こそが、実は自分だった。自分もナチで、逃げ回るために、自分の腕に嘘の番号を彫ったのだった。ガーーン!
見終わった直後は、やられた!そうか、そう来たか?!って思ったのだけれど、暫く経って、よくよく考えてみると、なんぼ認知症だと言っても、幼い頃や若い頃の記憶は結構あったりするはず・・・。そうなると、全く記憶がなくなっているっぽいのは、どうなんだろう??と・・・。
それにしても、同じホームのお友達は、全てわかった上で、こんなことを綿密に計画してやるなんて、すごいわ・・・。
以上

見終わった直後は4つ★半以上って思ったのだけれど、冷静になって、ちょっと気になるポイントが出てきたので、4つ★

(内容・あらすじ)家族を殺したナチスへの復讐の旅に出るゼブ。最愛の妻の死から、もの忘れがより一層ひどくなった。ホームの友人のマックスは車いすで自由に外出がままならないこともあり、彼から1通の手紙を託され、ゼブが復讐の旅に出発する。
2人はナチスの兵士に大切な家族を殺された、アウシュビッツ収容所の生存者だった。
手紙にはナチスの兵士に関する情報が記されていた。兵士の名前はルディ・コランダー。身分を偽り、今も生きているという。容疑者は4人にまで絞り込まれていた。

原題 Remember (ドイツ・カナダ/2015)
監督アトム・エゴヤン  
キャスト
クリストファー・プラマー  ゼブ・グットマン
マーティン・ランドー   マックス・ザッカー
ヘンリー・ツェニー   チャールズ・グットマン
ディーン・ノリス   ジョン・コランダー
ブルーノ・ガンツ  ルディ・コランダー
【2017/01/16 13:31】  コメント(10) | トラックバック(1) | ドイツ・デンマーク
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コメント

latifaさん、こんばんは。
うんうん、やっぱりそこに疑問感じるよね。
でもlatifaさんとは逆で、自分は疑問のが先で、その後にしみじみ面白い(興味深い)映画だったな~って思って★が増えた方かな。(^^ゞ
そう言えば、ホームのお友達、ずっとそう言う気持ちを抱いて主人公とお付き合いしてたって事よね。
その間に綿密に・・か・・う~ん、確かにそれもすごいよね。
と言うか、なんか誰もが可哀想なのか恐ろしいのか判らなくなってくるよ・・(@_@)
つるばら  【 編集】  URL |   2017/01/22 20:34   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちは!
私も★は結構高いというか、高評価な映画ではあったんだよ^^

ホームのお友達は、彼ら夫婦が入居して来た時から解っていたんだろうかー
そのころは、まだ主人公のおじさまは、認知具合がマイルドで、自分のルーツとか何者であるかとか、解っていたんだろうか?
色々考えると、あれやこれや、気になってくるよねー。

ナチスものって、もうさんざん見た気がするんだけど、でも恐るべし、面白い映画が結構コンスタントにずっと尽きることが無いのね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2017/01/23 17:17   |  TOP ▲ |


お邪魔します~~
確かに、言われてみれば、認知症という設定で
都合良く済ませている所はありますよね。
私はきっとラストおちは、・・・では
と、思っていたところもあったので
逆に認知症に関しての疑問をあまり感じなく
観てしまいました。
主演が高齢の方で、終始危なっかしい感じだったでしょ?
自分の身内みたいに思えてハラハラしっぱなしでした。
サスペンス風のナチものっていう構成は
なかなか面白かったですよね☆
みみこ  【 編集】  URL |   2017/01/28 20:39   |  TOP ▲ |


みみこさん、こんにちは!
エンジェルハートって、懐かしすぎる!!
もちろん見たよ。でも、もう全然記憶に残ってないの。面白く見た記憶だけは、うっすらあるのに。
あのころ、ミッキー・ロークは輝いていたよね・・。

それと、カルテット、私も見てるよ。
からあげにレモン絞るか否か(^^ゞ
今のところ、すごいはまってるってわけじゃないけど、見ているよ。
あとは、東京タラレバも見てたんだけど、この前の回で、安易に金髪男とやっちゃって、えー??って、見る気消沈・・。

一生さんって、お母さんが3人別の夫がいて、それぞれに子供がいて・・・って感じだったんだね。
色々と幼い頃から、凄い人生経験を経ているんだね・・。
前に、みみこさん、未見だったかもしれないけど、鈴木京香さんが主演で長崎に一人で暮らす「だから荒野」っていうドラマをやっていて、2年くらい前かな? それにも一生さんが、なかなか癖のある役を演じていたよ。
演技上手だよねー。
latifa  【 編集】  URL |   2017/01/29 10:33   |  TOP ▲ |


見ました。
ジャケットに書かれていた「衝撃的な事実」ってので、ああ自分のことなんだなとなんとな~くわかってしまっていたので、
真相には驚きませんでしたが、
入念な準備をへてのマックスの実行計画には、ほんと人生を壊された男のもつ執念の凄まじさを感じました。
ただ、私も、認知症ならむしろ昔のことが鮮明に思い出されるのでは…と、突っこみたい所もあるんですが。
maki  【 編集】  URL |   2017/05/06 04:47   |  TOP ▲ |


makiさん、こんにちは!
おおー、鋭い。
最初から、ちょっと解っちゃっていたのですね。すごいなー!
私は全く想像もつかなかった分、評価が高いかも。

でも、ジャケットとか予告のテロップとか、ネタバレしそうな事が書かれていたりするのは、辞めてもらいたいですね^^
latifa  【 編集】  URL |   2017/05/08 14:51   |  TOP ▲ |


益々観たくなってきました!
最初、観たかもと思ったのですが「シャトーブリアンからの手紙」と勘違いでした。
ホロコースト、奥の深いテーマですね。
こに  【 編集】  URL |   2019/07/04 08:20   |  TOP ▲ |


こにさん、こちらにコメントありがとうございます。
うーん、でも期待しちゃうと、つまんないかもしれないから、
ほどほどに期待しないで見て下さい。(なんだそりゃ)

家へ帰ろうの感想は、なんか、すごく短くなっちゃって、そっけないから、何か他の南米映画と2つ合わせてアップしようかな・・・と思ってます
latifa  【 編集】  URL |   2019/07/06 17:17   |  TOP ▲ |


こんばんにゃー😆

これ凄く面白かったですー。でも認知症の人がああいうことできるのかなあとは思いました。

執念の物語ですね。
アウシュビッツを生き延びた人の話なので『家へ帰ろう』を思い出しましたが、家へ~の方がユーモラスでもありしみじみとなごめる話でしたね。

https://kamierutonuko.blog.fc2.com/blog-entry-1594.html

https://kamierutonuko.blog.fc2.com/blog-entry-2032.html
kamieru  【 編集】  URL |   2020/10/03 20:32   |  TOP ▲ |


kamieruさん、こちらにもコメントありがとうございました。
私も、これ凄く面白かったです。
確かに、ちょっと無理があるのでは?って部分がありましたよね。

「家へ帰ろう」と本作と、両方とも似た題材でしたが、私は先に見たのが、こちらだったせいか、本作の方が印象に強く焼き付いています。
でも「家へ帰ろう」の方が好き、って方も多い気がします。あちらはラストも良くて、見終わった後味が違いますもんね。
latifa  【 編集】  URL |   2020/10/04 13:29   |  TOP ▲ |


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手紙は憶えている
rambling rose (2017/01/22 13:19)
認知症を患う90歳のゼヴは妻にも先立たれ途方にくれていた。そんなゼヴを心配した友人のマックスは、ある事を忘れない様に記した手紙を渡すのだが・・


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