「ばしゃ馬さんとビッグマウス」感想
結構胸に来る作品ですね・・・ 4つ★~4つ★半
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奇しくも、先日見たのが同監督の「ヒメアノ~ル」でした。
こちらは、先日BSで放映してくれたのを録画して鑑賞。
全く予備知識なく、期待もなく見たのですが、凄く引き込まれて、感慨深く見せてもらいました。
お家で無料で見て、もうけもん!な、凄く満足度の高い、面白い作品でした。

シナリオライターとして長年努力しているも、一次予選通過をしたことがない、麻生さんが主人公。
美人の麻生さんが、疲れた34才の女性を、自然に演じていました。
私は特に夢もなく生きてきたけれど、凄く感情移入してしまい、時にグサグサ、イタタタター!ってなりました・・・。

元彼は現在介護関係の仕事をしているも、かつては役者を目指していた人。
その彼がサッパリ忘れられたわけではなく、今でも時々その夢の事を思うとのこと・・。
どこかで踏ん切りをつけ、夢を諦めた多くの人たち。
そういう経験をした人なら、私以上心揺さぶられる内容なのではないでしょうか・・。

印象に残ったシーン
元彼に泣きついて、そのままの流れで、また・・・って時に、また好きになっちゃうかもしれないけど、いい?って言ったら、手を止めてしまった彼。ああああーーーー!!

最初調子の良い事ばっかり言ってるビックマウスの男には、主人公もですが、見てる側も、うんざりでしたが、途中から段々、許せるようになってきて、全てが上手く行かずに八方ふさがりで、どん底気分の主人公が、友人の結婚式の帰りに、酔ってゲロして、へべれけの状態で、彼に電話をするシーン。切なかったですね・・・。自分に好意を寄せてくれる唯一の人間に、こういう凄く弱った時に電話してしまう・・・。

★以下ネタバレ★

最後に今までの自分を投影した、等身大の内容を書こうと、奮起するも・・・。
次のシーンは、授賞式。 スーツを着た彼女が会場に入っていく・・・
しかし、それは大賞を受賞した友人を歓迎するためだった・・・。
ビッグマウスの彼は、彼女と出会ったことで、口ばっかりで文句を言うだけではなく、本当に書くようにと変わったし。
ソープ嬢で受付になった母のお話は実話だったようで、渾身のシナリオを書くも、やっぱり落選。
故郷に帰ることにした麻生さんと、川べりで最後に会って、ここに残って自分と付き合わないか?という誘いを笑顔でお断りする。
普通だったら、どっちかが予選通過したり、はたまた2人が交際することになったりする映画が多い中、あくまでも、この映画は、現実的で、それが切なく、とても良かったです。
麻生さんに幸あれ!と願わずにはおれませんでした。
以上

ばしゃ馬さんとビッグマウス  (2013/日本)
監督吉田恵輔
麻生久美子 安田章大 岡田義徳  山田真歩
【2017/01/23 18:28】  コメント(0) | トラックバック(0) | 日本映画
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