「永い言い訳」小説と映画の違いと感想
以前小説を読んでいたので、内容は知っている状態で鑑賞。
なんだろう・・・とても良かったです。4つ★半
lijkabwysgdjvh.jpg
西川美和監督のファンです。本作も、やっぱり期待した以上に良かった。
小説も面白かったけれど、映画は、もしかしたら小説以上だったかも。
ただ、唯一「人生とは他者だ」の名文は、残念ながら映画ではガツンとは来なかったです。
小説では、雷に打たれたような衝撃が走った箇所でしたが・・・。

さて、映画版ですが、キャスティングが絶妙。子供2人、竹原ピストルさんがピッタリ。もっくんも名演だった。いやーでももっくん、やっぱり男前だわーー。ラストの方、新作発表会で、髪がこざっぱりしてた時のお顔とか、すっごくカッコ良かった。

で、小説と映画では、少し違う部分について。
小説版、だいぶ忘れちゃっているものの、気がついた大きな変更点は以下。ネタバレなので注意です。

★以下ネタバレです★
後半、竹原ピストルは事故を起こして警察に行ったのではなく、デリヘル嬢とのすったもんだが理由でした。
そして、なんといっても、ここを変えた理由を監督さんに聞いてみたいのですが、小説では幸夫は泣くのですが、映画では泣かなかったんですね。 ただ、ここは映画の方が好きかもな・・・。前半に「ちゃんと泣けましたか?」というセリフがあるんですけれども。
長男君がお受験に失敗して公立中学に通うことになったっぽい・・・のは、当時小説を読んだ時は、とても残念に感じたのですが、今はちょっと気持ちが変わりました。きっと彼なら高校や大学で良い学校に合格できるはず!って^^

以上

小説で印象に残っていた箇所。
坂を自転車で登るシーン、最初はきつかったのが、最後には一気に登り切れる様になる。

映画版で印象に残ったところ
海水浴のシーン。淡い色合いがとても美しく、ポスター撮影も同じ場所でしょうか?九十九里浜らしいです。
海辺での深津ちゃんが綺麗でした・・・

そして、ラストに流れる、手嶌葵さんの「オンブラ・マイ・フ」が、素晴らしかった。予告編でも聞いていたけど、実際映画で、これが流れてきたら、ぐっと来ちゃいました。YOU-TUBEで、この曲を探してみたのですが、彼女の歌じゃないとダメ。手嶌さんのオンブラ・マイ・フを入手したいです。

永い言い訳 (2016/日)
監督 原作 西川美和
出演 本木雅弘 / 竹原ピストル / 藤田健心 / 白鳥玉季 / 堀内敬子 / 池松壮亮 / 黒木華 / 山田真歩 / 深津絵里

小説版の感想は、こちら
【2017/04/27 14:48】  コメント(2) | トラックバック(0) | 日本映画
TOP ▲HOME
 
<<「湯を沸かすほどの熱い愛」感想 | ホーム | 「神のゆらぎ」感想>>
コメント

おお~ タイムリーです。

わたしもDVD観ました。
感想を書きたくて、でもなかなかまとまらない・・・
感動をうまく言葉に表せないんですよね。西川監督の作品は、
深くて繊細で鋭くて。
モックンの演技はさすがでしたが子役も素晴らしかったです。

そして、これも先日、劇場でジェイク・ギレンホールの
「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」というのを観たのですが
これがテーマがこの作品によく似てました。
妻に突然死なれたけど泣けない夫が
少しずつ自分の心に向き合って変容していく・・・という。
ストーリーが地味なだけに役者の演技力が問われるんですが
モックンもジェイクもさすがでした。
まとめて感想書きたいわ~~ そのうちね。
なな  【 編集】  URL |   2017/05/08 22:37   |  TOP ▲ |


ななさん、こんにちは!
同じ時期に、同じ映画ーー嬉しいなー!!

> モックンの演技はさすがでしたが子役も素晴らしかったです。
子役は、演技してるっていうより、あのまんま・・・って感じでしたよね。
西川さんって、是枝監督の弟子だったそうで、こういうドキュメンタリーか?って錯覚するほどリアルな映像とかは、是枝作品から受け継いだものなのかなー。

ジェイク・ギレンホールの「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」
おおー、そういえば、似てるテーマですよね!
2つ比較、まとめての感想、良いですねー!!

私も、その映画、何かでちょっと宣伝を見て、興味持っていました。
レンタルになったら見てみます!
latifa  【 編集】  URL |   2017/05/10 11:00   |  TOP ▲ |


コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://latifa.blog10.fc2.com/tb.php/1369-7c60137c

| ホームTOP ▲ |