「アルバート氏の人生」「 あしたのパスタはアルデンテ」感想
深夜に日テレ「映画天国」で、LGBT映画祭というのをやっていて、「ぼくのバラ色の人生」(’97)は、かつて見たことがあったけれど、他の作品は未見だったので、見てみることに。
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「アルバート氏の人生」
かなり引き込まれて、面白く見せてもらいました。4つ★

主演は、「危険な情事」のグレン・クローズ。製作・脚本も自らが手掛けたそうで、もともとは舞台作品だったのを映画版にしたとのこと。彼女の入魂?をひしひしと感じました。
男装についてですが、特に男っぽいってわけじゃくて、妙な小柄なおじさん、、って風貌で、ペンキ屋のヒューバート役ジャネット・マクティアの方が、背も高いせいもあって男らしく見えました。

まさかのヒューバートが女だった、ってシーンは驚きました・・・。
でも、ヒューバート、懐がでかいというか、なんというか・・・カッコいいのよね。私も彼だったら好きになるかもしれないなあーと思ったもの。
その後、ヒューバートご夫婦(女同士)宅にお邪魔して、2人の様子を見たアルバートは、自分もタバコ屋さんを開く夢と、ヘレンにアタックしてみようと頑張る気持ちになるんですよね。

でも、ヘレン(ミア・ワシコウスカ)にはアメリカへ行く夢を持ち、適当で行き当たりばったりなアーロン・ジョンソン演じる彼氏がいて、この男がね、あのおっさんからお金巻き上げて来いよ、とそそのかすのよね。悪い奴だー。

でもね、いまひとつ、アルバートがヘレンに求婚しまくる理由っていうのが、良く解らないのよね・・・。
チフスが流行して、ヒューバートの奥さんが亡くなったことを知ったらば、一緒に事業をやらないか?って誘っているし。
誰か一緒に人生を歩める人が欲しかったのかな。

最後の30分までは、5つ★じゃないか?って位、面白かったのだけれど、壁・・・の後が、あまりにあっけなくて、後味があまり良くなかった・・・。
そうそう、ホテルのお客さん役で、ちょこっと、ジョナサン・リース・マイヤースが出てました!

★以下ネタバレ★

最後は、ミアらが喧嘩するのを仲裁するのに入ったアルバートが壁に突き飛ばされ、頭を強く打ち、自分でも、もう長くないな、と何故か悟ったのか、ベットに横たわり・・・そのまま朝亡くなっているのが発見されるんですよ・・。えーー。。。
今まで床にこっそり貯めていたお金は、ホテルのマダムがちゃっかりネコババし、そのお金で、ペンキの塗り替えをすることに。
ヒューバートがホテルにやってきてみたら、ミアは赤ちゃんを出産したが、おいてもらう代わりにタダ働きをさせられていて・・・
それを見かねて、どうやら、ヒューバートがミアと暮らしてくれそう・・・なのかな・・・?って処で終わりでした。
以上

「アルバート氏の人生」
(2011/英・アイルランド)
Albert Nobbs
監督 ロドリゴ・ガルシア
出演 グレン・クローズ / ミア・ワシコウスカ / アーロン・ジョンソン / ジャネット・マクティア / ブレンダン・グリーソン / ジョナサン・リース・マイヤーズ / ポーリン・コリンズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あしたのパスタはアルデンテ」

こちらは、小説家として生きていくことを告げに故郷に戻ったゲイのトマンゾだったのだけれど、なんと実は兄貴までもがゲイでした。先に兄が食事の場で明かしてしまって、父親に怒られ勘当されて、父はショックのあまり倒れてしまい・・・トマンゾは明かすことができなくなって、兄の代わりにパスタ工場で少し働く羽目に・・・という内容。

イタリアのレッチェってところが舞台らしいのですが、とても素敵です!
そして、トマンゾの兄がカッコいい!そして、トマンゾを好きになっちゃう女性アルバ役のニコール・グリマウドが、顔も可愛くてスタイルも抜群で、こんな女性を放っておくなんて!!って感じなんですよ。

他にも糖尿病の祖母(実は好きな人は結婚した夫の弟だった)とか、ロンドンに駆け落ちしたが、夜逃げされた過去がある叔母さんとか、メイドたちとか、大きな屋敷にみんなで暮らしているんですよ。

★以下ネタバレ★
結局、祖母が自殺? お化粧し綺麗に着飾って、禁止されていたお菓子を食べすぎて・・・。(こんな風に亡くなることができるんでしょうか・・?) その葬儀の場で、なんとなく、みんな仲直りできそう・・・って感じで終わっています。以上

まあ、気楽に見れて、面白くないわけじゃないけど、特に・・・かな・・・。3つ★

あしたのパスタはアルデンテ (2010/伊)
監督 フェルザン・オズペテク
出演 リッカルド・スカマルチョ / ニコール・グリマウド / アレッサンドロ・プレツィオージ / エンニオ・ファンタスティキーニ / ルネッタ・サヴィーノ / イラリア・オッキーニ / エレナ・ソフィア・リッチ / ビアンカ・ナッピ
【2017/06/20 14:42】  コメント(7) | トラックバック(5) | 国籍微妙・他国
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コメント

お邪魔します~~LGBT映画祭観てます。
バラ色はまた見ちゃった(笑)
そして↑アルバート~は前にDVDで観たのに今回もまた観ました(笑)
波乱万丈の人生でなかなか面白かったですよね。
グレン・クローズは危険な情事かな。
両方ともマイケルダグラスだから似ているけど。で、私、彼女って、危険な情事のイメージの印象が強かったから、こういう役やるのねという思いでみていました。
後味は良くなかったですよね。
ああ~~こういう人生だったのねと思うと
せつなくなっちゃって・・涙。
確かにヘレンにそんなにこだわらなくてもね。
淋しかったのかな。
ジョナサン・リース・マイヤース⇒最初
わからなかたです。って、最近みないよね~~
どうした?って感じ。

来週は未見なので楽しみにしています。
みみこ  【 編集】  URL |   2017/06/21 15:14   |  TOP ▲ |


わーい、みみこさん、こんにちは!
見てたのねー。
アルバート、2013年に見てたのね? いやー、凄くよかった。面白かったわ。
危険な情事だったよね! 間違っちゃった。
すぐ訂正出来て助かったわ、ありがとう!

私は、てっきりヒューバートの奥様が亡くなってしまった後、きっとアルバートと一緒に暮らすんだろうな、って思っていたの。
ところが違っていたよね。アルバートは提案したけど、ヒューバートは奥様を亡くした直後だったこともあったのかな?考えられない・・・って返事してたよね。
でも、ラスト。
あれから1年くらい経ったのかな、ヘレンと一緒に暮らしてもいいかな、って思っていたっぽいじゃない?
ヒューバートは、前の奥様もそうだったけど、女性にちゃんと恋愛感情というかを、持つ人だったんだろうね。
悲しいことだけど、アルバートとは友達にはなれても、恋愛対象としては考えられなかったのかもな・・・なんて思ってね・・。

ジョナサン・リース・マイヤース、ほんと、私全然見かけてないの。もしかして、私が見てない映画とかに出てるのかなーって思ったんだけど・・・

今調べたら、こういう作品に出演されていたみたい。

シャドウ・エフェクト (2017)<未> 出演 リーズ
ROOTS/ルーツ (2016)<TVM> 出演 トム・リー
ストーンウォール (2015) 出演 トレバー
シャドウハンター (2013)

latifa  【 編集】  URL |   2017/06/21 15:43   |  TOP ▲ |


わーい、みみこさん、こんにちは!
日テレの深夜の映画祭、見てたのねー。
来週のが楽しみ!実話ものだよね?

で、アルバート、2013年に見てたのね? いやー、凄くよかった。面白かったわ。
危険な情事だったよね! 間違っちゃった。
すぐ訂正出来て助かったわ、ありがとう!

私は、てっきりヒューバートの奥様が亡くなってしまった後、きっとアルバートと一緒に暮らすんだろうな、って思っていたの。
ところが違っていたよね。アルバートは提案したけど、ヒューバートは奥様を亡くした直後だったこともあったのかな?考えられない・・・って返事してたよね。
でも、ラスト。
あれから1年くらい経ったのかな、ヘレンと一緒に暮らしてもいいかな、って思っていたっぽいじゃない?
ヒューバートは、前の奥様もそうだったけど、女性にちゃんと恋愛感情というかを、持つ人だったんだろうね。
悲しいことだけど、アルバートとは友達にはなれても、恋愛対象としては考えられなかったのかもな・・・なんて思ってね・・。

ジョナサン・リース・マイヤース、ほんと、私全然見かけてないの。もしかして、私が見てない映画とかに出てるのかなーって思ったんだけど・・・

今調べたら、こういう作品に出演されていたみたい。

シャドウ・エフェクト (2017)<未> 出演 リーズ
ROOTS/ルーツ (2016)<TVM> 出演 トム・リー
ストーンウォール (2015) 出演 トレバー
シャドウハンター (2013)

latifa  【 編集】  URL |   2017/06/21 15:45   |  TOP ▲ |


おはようございまーす。

こういう企画があったのね、知らなかったーー、残念。

「アルバート氏の人生」は、アーロン君のキャラ、最初はオーランドがキャスティングされてたんですよ~、お子さんの出産で降りた?とかいう噂を聞いたけど。
良さそうだから私も観てみよう~っと。

「あしたのパスタはアルデンテ」
これ、好きです♪
冒頭のシーンがとても印象的で、ラストにも繋がってて。
イケメンもいっぱいだったよね(笑)
あのお兄ちゃんのカミングアウトにはびっくりしたわ。
確か原題が「浮遊する地雷」とかいうタイトルで、登場人物たち、それぞれが抱えてるものを意味してるのかな?って想像しました。
祖母も地雷を抱える一人だったのかな。
「他人の望む人生なんてつまらない」という言葉も印象的でした♪
  【 編集】  URL |   2017/06/22 09:56   |  TOP ▲ |


latifaさん、こんにちは~。コメント&TBありがとうございました。
この映画の事、忘れきってたよ!
自分のブログ見たら6年前の映画、、、でも感想読んだら思い出した!
そうそう、おばあちゃんがお菓子いっぱい食べて、そうそう、、、みたいな。
やっぱブログに感想残しておくっていいな、と改めて思いました。
グレン・クローズのは未見だなー、面白そうね。
WOWOWでやって欲しいわ~。
真紅  【 編集】  URL |   2017/06/22 11:40   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
あと1回分の放送が残ってますよ。「パレードへようこそ」
私は未見なので、楽しみにしています。

> 「アルバート氏の人生」は、アーロン君のキャラ、最初はオーランドがキャスティングされてたんですよ
えーー、そうなの? かなり酷い男の役なのよ。
オーランドが演じたら、どんなだったかな?興味あるなあー。
彼だと、あんまり憎めないなあ・・って思ってしまう効果があったかも。
でも、アーロン君もカッコよかったよー。でもカッコよさを上回っての憎たらしさだった。

> 「あしたのパスタはアルデンテ」
そうそう、おばあ様がキーになってるんだよね。
あの美人の若い娘が、トンマンゾ君に片思いしてるのも、おばあさまは、お見通しだったのかな?
かなわない恋は、永遠よ、とか、なんとか・・・って言うシーンがあったものね。
まあ、あんな綺麗な娘さん、きっとすぐに良い人がみつかると思うけれども。
latifa  【 編集】  URL |   2017/06/22 13:08   |  TOP ▲ |


真紅さん、こんにちは!
そういえば、真紅さん、お誕生日近いのではないかな?かに座だったよね!

> やっぱブログに感想残しておくっていいな、と改めて思いました。
そうなのよー。私は自分のために、なるべくちょっとでもいいから、残しておこうって思って、それがブログを辞めずに、ぼちぼちでも続けられている最大の理由だよ。
ほんとに見たか、どうかさえ忘れちゃうんだよな。
大がかりな映画だとさすがに覚えてるんだけど、地味な映画だとね、タイトルだけだと、ん・・・?なんか遠い昔聞いたような・・って位で
ポスターとか見れば、ああ!ってよみがえるんだけどね。
この前、かつて一度見た映画を、また借りてきちゃって、さすがに自分でも嫌になっちゃったよ。


真紅さんは、ヴェネチア、ローマ、フィレンツェに行かれたことがあるのね。きっと気に入って、同じ都市をもう一回行った感じなのかな? いいなぁ!! 私もまたリベンジしたいんだー!
latifa  【 編集】  URL |   2017/06/22 13:20   |  TOP ▲ |


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