
両方、だいぶ前に見たのですが、書き留めておかないと忘れる・混同するな・・と思って・・。
2014年にフランスで、偶然なのか同じサン・ローラン映画が2つ。
そういえば、シャネルの映画も数本作られているな・・
「イヴ・サンローラン」主演がピエール・ニネの作品。
こちらの方を後に見ました。
サンローランになりきっていて、違和感無し。
これは、下のウリエル版でもそうだった。
見た時に、こっちの方が、まっとうに作ってるなーと思ったのにもかかわらず、
何故か、あまり記憶に残ってないという・・・。
サンローランの女友達を演じたシャルロット・ルボンが可愛い。
「ハイドリヒを撃て」「ザ・ウォーク」にも出てたけれど、印象に残る顔。
ビジネスパートナーとして、人生のパートナーとしてサンローランを支え続けたベルジュ氏でしたが、サンローランは、結構色々な人と出来ていたみたい・・、それでもお互いの信頼と関係は無くならならなかった。
ピエール・ベルジュ氏は、確か数年前、お亡くなりになられたと記憶していますが、これら2本の映画を作っていたころは、まだご存命だったせいもあって、彼に遠慮・配慮する内容になるのは当然のことで。
もし、今作るとしたら(もう作らなくていいけど)違ったものになっていたことでしょうね。
印象に残っているシーンはというと、セーヌの橋のふもとのシーンとかかな・・・。
イヴ・サンローラン (2014)
YVES SAINT LAURENT
監督ジャリル・レスペールイヴ・サンローラン (2014/仏)
出演 ピエール・ニネ / ギヨーム・ガリエンヌ / シャルロット・ルボン / ローラ・スメット / マリー・ドゥ・ヴィルパン / ニコライ・キンスキー / ルーベン・アルヴェス / アストリッド・ウェットノール / マリアンヌ・バスレール / アドリーヌ・デルミ / グザヴィエ・ラフィット / ジャン・エドゥアール・ボジャ / アレクサンドル・スタイガー / ミシェル・ガルシア / オリヴィエ・パジョ / アンヌ・アルヴァロ
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サンローランギャスパー・ウリエルが主演の作品

微妙だった・・・。
豪華なキャスティングに惹かれて見たものの、脚本的に、あんまり引き込まれる流れでもなく。
今までにも、何度か、サン・ローランについては映画とかTVの伝記風のを見たことがあったため、目新しい処は無かったし、初めて知ったようなエピソードも特に無かった。
他の作品よりも、ゲイの部分、愛犬、薬物、に重きを置いており、クラブで踊りまくるーとか、薬パーティーみたいなシーンが多かった。
とにかく旬の売れっ子フランス人の役者さんが出まくり!
ギャスパー・ウリエル君は、時々はっとする位、似ていた時もあったけれど、レア・セドゥとジェレミー・レニエは、あんまり印象に残るような役どころでもなく、もったいないなぁと思いました。
驚いたところ
ゲイの人が集まる部屋で、まるで産婦人科の内診につかう椅子と同じ様なものがあって、それを行為時に使っているというのに妙に衝撃を受けました・・・。
あと、「危険なプロット」の美青年高校生を演じたエルンスト・ウンハウアーが、最後の方、晩年のサンローランにインタビューをするパスカル役で、ほんの少し登場していました。
あと、老人になったサンローランを、あのヘルムート・バーガーが演じていました!!
原題:Saint Laurent/2014年/フランス
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:ギャスパー・ウリエル ジェレミー・レニエ ルイ・ガレル レア・セドゥ ヘルムート・バーガー