「イップ・マン 序章 葉問  継承」感想
謙虚で控えめだが実は強い!そして愛妻家。 こんなキャラが出て来る時代なのか・・
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こういう最強の男には、珍しいキャラ設定。
しかし、ドニー・イェンがこの役に合っている。
なんの気なしに、1作目の「序章」を見たら面白くて、その後、日は結構開いちゃいましたが、2,3と見ました。

ドニーさんのアクション、とても美しくてスバラシイですね。なんか、なめらかというか、身のこなしに無駄がなくて、流れるような動きなのよね。
今まで、ドニーさんの出て来る映画、いくつか見て来ていたのだけれど、特に目に留まることが無かったのです。
でも、このシリーズを見て、初めてドニーさんの良さに気がついた次第。
見た順番に、1序章と、2の葉問も、軽く感想を残しておきます。


「イップ・マン 序章」
だいぶ前に見たので、やや忘れ気味・・。
序章は、戦争時代の日本の横暴さとかが描かれていて、ちょっと肩身が狭いのですが・・・、それでも、大ボスの池内さんが、武士道精神を持った人間らしいのが救い。悪人部下には凄く腹立たしかったけど。
戦いに勝った者には、米をあげる、って約束したのに、酷い目に遭ってしまう、イップマンの友人・・・泣

戦前のイップマン家は、裕福で優雅な暮らしをしていたんですね。
その後の厳しい暮らしぶり、肉体労働でギリギリの暮らしをしながらも、やけにならずに、家族と生きる姿とかが健気でした・・・。工場の人達みんなに、拳法を教えたり、周りの人と同じ様に苦労し、助け合う姿も良かったな。

イップ・マン 序章 (2008/香港)
Ip Man
監督 ウィルソン・イップ
脚本 エドモンド・ウォン
出演 ドニー・イェン / サイモン・ヤム / 池内博之 / リン・ホン / ラム・カートン / ルイス・ファン

あらすじ 1930年代 広東省佛山は多くの武術館が軒を連ねていた。道場あらしが現れるが、詠春拳の葉問(イップマン)は街で一番の強さと知られるようになる。
やがて、日本軍が乗り込んで来て、家や財産を没収されてしまったイップマンと妻は、貧しい生活を強いられ、食べ物も満足に取れず、肉体労働をしていた。
そんな時、日本の三浦という空手の達人をトップにした軍隊が・・・

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「イップ・マン 葉問」

シリーズ2作目 

1作目の後、香港に移住したイップマン一家。
香港で道場を開くことにするが、なかなか生徒が集まらない・・。
やっと生徒が少し集まったか?と思えば、授業料を払えないような生徒も多く・・・。
また生徒が血の気の多いやつが多く、他の野郎たちと喧嘩沙汰を起こしたり・・。

香港にも道場は多く、それぞれその筋の凄い人が多いのねー。
サモ・ハン・キンポーが出演してる!かなりお年だろうに、あんまり変わってないのが凄い。そして、あの体格で、アクションをこなしているっていうのも相当凄いと思う。テーブルの上の不安定な皿?のバトルとか印象に残りました。
ちょこっと、将来のブルースリーが出て来るシーンがありますね。

イップ・マン 葉問 (2010/香港)
Yip Man 2
監督 ウィルソン・イップ
脚本 エドモンド・ウォン
出演 ドニー・イェン / サモ・ハン・キンポー / ホアン・シャオミン / リン・ホン / ルイス・ファン / ダーレン・シャラヴィ

あらすじ 1950年香港、家族と共に移住してきたイップ・マンは詠春拳の道場を開く。
香港の武館会を一手に仕切る洪拳のホン師匠(サモ・ハン・キンポー)は、武館会の掟である、他の流派の師匠と立ち会えと告げ、さらに武館会への上納金を要求する。
一方でホンは英国人警察署長とつながっており、チャンピオンダーレン・シャラヴィを迎えたボクシング大会にも協力するが・・・
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「イップ・マン 継承」

シリーズ3作目
もしかしたら、3シリーズの中で、一番これが面白かったかもしれない(アクション凄かったし)

このイップマンシリーズは、シリーズ全編通して、奥さん思いの優しい夫というのが珍しいですよね。
決闘を申し込まれたが、すっぽかして、ガンで、もう先行き長くない奥さんとダンスしてた、ってストーリーは斬新でした。

ただね、この夫婦愛ですが、残念ながらフィクションの様なんですよ。。。
実際は、政情の関係から、イップマンは香港で、奥さんは中国とで、離れ離れに暮らすしかなかったそうで、そのうち、イップマンには一緒に暮らす女性が出来て、奥さんは中国でガンになり亡くなったそうなんです・・・。
はぁーーー。

マイク・タイソン(迫力あったー!)とのバトルシーン、ムエタイ(トニー・ジャーのスタントもやっていた人らしい)の人とのエレベーターシーンとか、良かったです。

あと、いつもながら、この60年代の香港の街並みや、インテリア、奥さんたちのファッションが素敵!!
今回も、綺麗な奥さんのチャイナドレスとビーズ刺繍のついたカーディガンの組み合わせが素敵です!

あと、マックス・チャンって人がなにげにカッコ良かった。
イップマンをしのぎそうな力強いアクションと、お顔は良かったんだけど、この役柄の性格が、あんまり良くなくて・・。
調べたら、あのトニージャーと出てる映画(ドラゴン×マッハ!)があるなんて!  → 後日見ましたが、こちらは、もっと素敵だった♪  ドラゴン×マッハ!感想

それにしても、ドニーさんって、54歳だなんて、信じられない・・・。
香港の俳優さんは、年を取らない、いつまでも若いですねー。

イップ・マン 継承 (2015/香港)
Yip Man 3
監督 ウィルソン・イップ
脚本 エドモンド・ウォン
出演 ドニー・イェン / リン・ホン / マックス・チャン / パトリック・タム / ケント・チェン / リャン・カーヤン / カリーナ・ン / ルイス・チョン / チャン・クォックァン / サラット・カアンウィライ / マイク・タイソン

あらすじ シリーズ第3弾。1959年の香港、イップマンの子どもが通う小学校の土地を狙う不動産王にして裏社会を牛耳るマイク・タイソン一味の企みを、子どもの同級生の父親チョン(マックス・チャン)の協力も得て退けたイップ・マン。
だが、チョンは人力車の仕事をしながらも、詠春拳の達人であり、将来は自分の武道場を持つ夢を持ってお金を貯めていた。そして、自分こそが一番で、いつかイップ・マンと競いたいと思っていた。
【2017/09/10 11:00】  コメント(4) | トラックバック(1) | 中国・台湾映画
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コメント

こんにちは!
latifaさんもドニーさん好きで嬉しい

このイップ・マンシリーズはいつもの暴れん坊@ドニーさん映画とはまた別格なので
なんとも、観る前に既に胸熱で盤をトレイにのせられない、メニュー画面にはいってからも先に進めないという…時間のかかる映画でした(笑)

奥さんとの一件は、「イップ・マン最終章」での話が史実に近いですよね
奥さんとは離れ離れのうち、若い女性に惹かれ、そのうち奥さんは病魔で…という。でもドニーさんじゃないので、ブログ記事はありません。
ドニー@イップ・マンではその展開、合わないと思うんですよね。なんでか、他のイップ・マン映画と比べると、格段に高潔な人物として描かれているから。
そんでもってたぶん他のイップ・マン映画よりドニーさんが一番イップ・マンに近いんじゃないかなって思います

また川井憲次さんの手がけるメインテーマ「一代 宗師 - Maestro」が素晴らしくて。
これからもドニーさんを追っていく所存です★

今日、9/10は大好きなコリン・ファース57歳の誕生日ってこともあるし、ドニーさんも54歳だし、私…おじさん萌えなのかしら…
maki  【 編集】  URL |   2017/09/10 12:10   |  TOP ▲ |


makiさん、こんにちは!
そうなんですってね、普段は、ドニーさんって暴れん坊な役が多いと、イップマン1を見終わった後に知った次第なの。
私は、この映画の印象が強くて・・。
今まで見たことある他の映画では、脇役扱いのが多かったから。
あとスターウォーズも、寡黙なイップマンに近いキャラだったし・・・。
むしろ、暴れん坊のを、ちと見てみたい気もする今日このごろ。

>「イップ・マン最終章」での話が史実に近い
そうなのね・・・。その映画は未見なのだけれど・・。

> ドニー@イップ・マンではその展開、合わないと思うんですよね。なんでか、他のイップ・マン映画と比べると、格段に高潔な人物として描かれているから。

うん、うん。これで良かったと思う!
亡くなった奥さんも、こういう映画が出来て、天国で嬉しいんじゃないかな?と思ったり。

> また川井憲次さんの手がけるメインテーマ「一代 宗師 - Maestro」が素晴らしくて。
そうそう。日本人の方が音楽担当されてるのよね。
makiさんは、ご存知のお気に入りの作曲家さんだったのかー
私は知らない方だったんだけれど、調べてみたら、川井憲次さんって、すっごく色々な作品を手掛けている、凄い人だったのですねー。

そういえば、makiさん、マッツさんもお好きだったよね? 確かにかなり年上の人が好みの事が多いのかもー!
latifa  【 編集】  URL |   2017/09/11 19:01   |  TOP ▲ |


こんにちは。
私はドニーさんの体の動きに惚れてはまった口です。
ドニーさんの作品で私の一番のオススメは「関羽」ですねぇ。
コスプレ姿がたまらなくカッコいいんですよ。
三国志の勉強にもなりますし。

それとイップ・マンの1作目の冒頭に、ドニーさんとこっそり手合わせする人が、私のダーリン陳之輝です、って誰も聞いてませんよね、これは失礼しました〜。
ケフコタカハシ  【 編集】  URL |   2017/09/21 22:52   |  TOP ▲ |


ケフコタカハシさん、こちらにもコメント、ありがとうございます!

陳之輝って検索してみたのですが、ほんのちょっと、なんだろうか?顔の輪郭?何かのオーラが、山田君にちょっと似てる気がしました(停止画像のみの印象なので、動いているのを見たら、全く違うかも・・)

> ドニーさんの作品で私の一番のオススメは「関羽」ですねぇ。
知らなくて、検索してみました。
準主役に、チアン・ウエンが出てるんですねー(好きってわけじゃないのだけれど、なんか見る映画、印象に残る映画に出ている、縁の有る?俳優さんなのです) 
三国史、知識が欠如していて、しっかり把握したいなーって思っているので、今度見て見ようっと。

ケフコさんちでもワード検索してみたのだけれど、「関羽」の感想等の記事は、アップされてないのですね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2017/09/22 10:59   |  TOP ▲ |


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「イップ・マン継承」観てきました
鬚禿観察日記ヒゲハゲカンサツニッキ (2017/09/16 20:51)
アクション映画でこんなに泣かされたのは初めてです。武の達人イップ・マン夫妻の愛の物語三部作の一つとして、女性にも是非ぜひ見て欲しい作品。巨体ハゲ一人と新たな達人のさり気ないヒゲがなくてもヒゲハゲ満足度5点満点の5★★★★★ 1959年好景気に沸く香港は その一方で無法地帯になりつつあった 裏社会を牛耳る最凶の不動産王フランクによる暴挙から 町を守るため、静かな達人イップ・マン...


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