ネタバレ感想「ハイドリヒを撃て!」
実話。もう6回だか映像化になった暗殺事件だそうですが、全く知りませんでした。
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そして、恥ずかしながら、この時代のチェコや欧州の背景のこともよく知りませんでした・・・。
映画を見終わってから、色々検索して初めて解ったという有様です・・。
それについては、忘れそうなので自分の為にも、下の方で書き残しておくとして、映画について。

主役は、キリアン・マーフィーと、ジェイミー・ドーナンなのですが、キリアンは今まで線の細い役が多かった印象ですが、本作では渋くカッコいい役でした。

あと、舞台がプラハなのですが、美しい街並みや映像が、時々挿入されていました。
大好きな、プラハの路面電車の映像も多く使われていました。

★ネタバレで書いていますので注意です★

うーん、、、内容的には、冒頭からハラハラドキドキ、最後まで緊張感が途切れることなく、引き込まれて見たものの、酷いな・・・って思う事が多く、拷問とかも見るに堪えないし・・・ でも実話なんだよなあ・・・と思うと、見終わった後、ずっしり重苦しい気持ちでしたね・・・。まあ見る前から覚悟はしていたのですが・・・。

ハイドリヒ暗殺に成功して、戦争が終わるとか、何か良いことがあるならまだしも、それへの報復のために、何の罪もないチェコのとある町ごと消滅!とか、無関係の人たち大勢1万人とか殺害!とか、嫌になります・・・。
かくまってくれていた親切なマダム、バイオリニストを目指していた息子アタへの拷問とかも、見ていられない!って感じでした・・・。
その後のアタや、夫や、マリーは、その後どうなったのでしょうか・・・。

密告者のチュルダ、許せん!!! 彼は報奨金、ドイツ人の偽名とドイツ人妻も得られていたそうです・・・。
戦後の1947年自殺に失敗し、ナチス協力の罪で処刑されたそうだけど、何年かは良い思いをして暮らしていたなんて・・・。

あの最後戦った、聖ツィリル・メトデイ正教大聖堂は、地図で見たら、プラハの割と街中に今も存在しているんですね・・。弾丸の跡も残っているそうな。

(この頃のチェコとナチス)
ヒトラーが頭角を見せはじめ、ミュンヘン会議で、イギリスとフランスは、チェコをドイツに渡してしまう。チェコを担当したハイドリヒは、反体制活動を行うインテリ層などを大虐殺したが、底辺の労働者層には手厚くしたため、チェコの反体制運動は力を失っていった。これではチェコという国が無くなってしまう!と焦るチェコのインテリ層、かつ、イギリスに逃げていたチェコのトップ層、ドイツ支配が上手く行くのをまずいと思ったイギリスやフランスが、この事件を起こしたそうな。
この事件によって、無関係な人がたくさん死のうが、失敗しようが、とりあえずチェコも黙ってドイツの言うなりになってるってわけじゃないんだ、反乱を起こす動きもちゃんとあるんだ、ってことを示すためのものだったそうな。
実際に、この事件が起きた後、チェコも頑張ってるんだ、って事が認められ、ミュンヘン条約は解除されたそうですが・・・。

エンスラポイド作戦

ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
(2017/イギリス、チェコ、フランス合作)
監督 シェーン・エリス
キャスト キリアン・マーフィー、ジェイミー・ドーナン、ハリー・ロイド、シャルロット・ルボン
【2017/08/31 10:37】  コメント(0) | トラックバック(1) | 国籍微妙・他国
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「ハイドリヒを撃て! 「ナチの野獣」暗殺作戦」
ここなつ映画レビュー (2017/09/15 13:56)
歴史には様々なドラマがある。だがそれの多くが戦争に起因していることを考えるとやりきれない気持ちにはなるのだけれど。第二次世界大戦で、ナチスに蹂躙され、ある者は逃げ惑い、ある者は為す術なく闇に飲まれ、ある者は戦いに挑み、そして…。これは現代ではチェコスロバキアにあたるヨーロッパの都市で実際に起こった、レジスタンスによる物語である。では、この史実を知っていたかというと、詳らかには知らなかった。特...


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