「たかが世界の終わり」感想
カンヌでグランプリを受賞した、ドラン君の作品。
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レンタル開始日を待って、さっそく借りてきました。
うーん、、面白くないわけじゃないけれども、凄く良かった・・ってほどでもなく、グランプリを取るほどなのかな・・・?とも思ったり・・・。

ただ、こういった内容は好きです。
カナダだけじゃなく、日本でも同様の家族の人間模様・久しく会ってない家族の対面の緊張や怖さ、みたいなのって、世界各国共通ですもんね。
ただ、ギャーギャー喧嘩口調のシーンが多くて疲れました・・。
日本の映画の「ゆれる」みたいな、久しぶりに帰って来た弟への兄の些細な態度やら口調やらで、ぞわっと来るとか、イタタタ!ってなる・・・みたいな方が私は好きかな。

凄く豪華なキャスティングに驚き・・・。
ここまでフランスを代表する有名どころを家族に配置しなくても・・・とも思ったけど、
若い時代を演じた2人のカッコいい役者さんの方がむしろ気になったけど。。

主役はギャスパー・ウリエル君。久しぶりに見た気がする。この役にとても合っていました。
12年ぶりに実家に帰って来た、今は成功して著名人となっている次男。ゲイということで、この田舎町では、居心地も良くないこともあっただろう・・・。

幼い頃に出て行った兄のことを良く知らないけど、あこがれている妹、 自分もここを離れたいと本当は思っている激高しやすいヒステリックな長男(ヴァンサン・カッセル)→うるさすぎる。
果たして、兄は弟の帰郷の意味が解っていたのか・・・?うっすら推察はしつつも、怒っていたのか・・どうなのか・・・。

マリオン・コティヤール演じる兄嫁。
彼女だけは、冷静に彼の事を見ているせいか、「あとどのくらい・・・?」と聞いてくるところからも、彼の命がそう長くないことも解っているみたい。

久しぶりに会う息子にテンション高く舞い上がってる母。ケバイ化粧、でも凄く豪華なお料理を作って、待ってるのよね。
「あなたを理解できない。でも愛してる」という言葉。仕事に使ってもいいわよ、と・・・。
母は、久しぶりに戻って来た息子の事、もう先が長くないってことは解ってない気がしたのだけれど・・・
「次は大丈夫よ」、って言ったから、まだ今後もあると思ってるのよね・・?

★以下ネタバレ★
結局、何も言えないまま、帰ることになりそう・・・なところで終わります。以上

音楽は、ガブリエル・ヤレドだったのね・・・。今回はそんなに印象に残る音楽は特になかったかも。(マイアヒーには驚いたけど)

たかが世界の終わり (2016/カナダ=仏)
It's Only the End of the World
Juste La Fin Du Monde
監督 脚本 グザヴィエ・ドラン
原作 ジャン・リュック・ラガルス
音楽 ガブリエル・ヤレド
出演 ギャスパー・ウリエル / レア・セイドゥー / マリオン・コティヤール / ヴァンサン・カッセル / ナタリー・バイ
【2017/09/06 14:36】  コメント(6) | トラックバック(3) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

こんにちは。
コレ私はもう二度と観ることはないとは思うんですけど。
老若男女に関わらず勧めたくなる作品ですよね。
一番見事だなと思ったのは、時代や国が特定されないようにうまくぼかしているところです。
具体的な地名は全く出てきませんよね?
「都会」とか「空港」とかしか言わないの。
最初はてっきりフランスの田舎町の話なのかな、と思ったんですけどそうでもなさそうだし。
カナダなのだとしたら、家がやたら古めかしくて狭いのはちょっと違うみたいだし。
「マイアヒー」の音楽もそういうのに一役買っていると思ったんですわ。
あの曲確かすごーく広範囲でヒットしたはず、日本も例にもれずに。
いろんな意味で普遍的な作品だと思いました。
ケフコタカハシ  【 編集】  URL |   2017/09/06 23:08   |  TOP ▲ |


latifaさん、おはよう~(^^)/
カッセル兄ちゃん、うるさすぎたよね~。
みんながみんな同じ気持ちで迎える事はないんだろうけど、
いつまで一人でワーワー言ってるんだよ!
って私もうんざりでした~(^^;
でも、ああいうのって親戚に一人はいない?(←自分ちの親戚には居る事をつい告白?笑)
で、あの兄にしては出来たヨメだったよね。
義理の関係って、冷却材かクッションみたいでこんな時には有り難いねとか思ったわ(^^;
つるばら  【 編集】  URL |   2017/09/07 09:23   |  TOP ▲ |


ケフコタカハシさん、こんにちは!
鳥についての見解とか、目からうろこでした。
全然気がつかなかったので。

> 一番見事だなと思ったのは、時代や国が特定されないようにうまくぼかしているところです。
> 具体的な地名は全く出てきませんよね?
確かに。
そこは、確信犯というか、そもそも狙っての事だったんですね。

> 最初はてっきりフランスの田舎町の話なのかな、と思ったんですけどそうでもなさそうだし。
> カナダなのだとしたら、家がやたら古めかしくて狭いのはちょっと違うみたいだし。
私も最初はフランスかな?って思ったんだけど、よく考えずに、まあカナダのどっかだろう・・と、思って見てました。
確かにカナダだったら、お家が古いですよね・・・
いつも思うんですが、ケフコタカハシさんは、凄い洞察力がありますよねー!
latifa  【 編集】  URL |   2017/09/08 12:00   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちは!
カッセル兄ちゃん、最後の方で、やっとピエールが亡くなっていたこと、話したよね・・・。
若い頃、ラブラブだった彼氏だったっぽいけど、ウリ坊(使わせてもらうね)は、全然知らずにいたのかな・・・、
衝撃受けるよね、そんな事突然言われたら。
ベットのマットレスによりかかって、懐かしい思い出とか走馬灯のように巡っていたばかりだったし・・・。

> でも、ああいうのって親戚に一人はいない?
いる。
問題児っていうのかね・・・。
なんというか、困った存在。

> で、あの兄にしては出来たヨメだったよね。
私もそれ思った。
なんで、あんな綺麗で気立ての良い嫁がおるんだ?って。
latifa  【 編集】  URL |   2017/09/08 12:11   |  TOP ▲ |


こんにちは~。

私もレンタル始まって速攻借りました。一緒~!(^^)!

豪華なキャスティングだったよね。
そして母、兄、妹・・・と感情的な家族の中でなかなか言い出せないウリエル君・・・。
お父さんについては思い出の中でしか出てこなかったし(それもちらっとだけ)これまでの家族のことも想像するしかなかったけど・・・、なんていうか、すごく濃密というか家族の距離の近さ(喧嘩っぽい口調とか)が日本人にはちょっと理解しにくいなあと思いました。

ウリエル君の素敵なシャツにべったりついた汗のあととか、首元に光るものとか・・・、じわ~っと暑さが来たかと思うと、室内の陰影とか落ち着いた感じで・・・そういう空気感が印象的でした。

母親は何か察しているような気がしましたよね。

めんどくさい兄貴・・・、いい奥さんもらってますよね。
けど、あとで気づいたけど、子どもに弟の名前つけるのは反対しなかったんだ・・!と思って、普段はあそこまで嫌な人ではないのかなあと思ったりしました(笑)


  【 編集】  URL |   2017/09/10 14:57   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
むふふ^^ 一緒の人がいて、嬉しいー!!

> けど、あとで気づいたけど、子どもに弟の名前つけるのは反対しなかったんだ・・!と思って
あ、そうだったよね!確かに・・・。
子供が生まれたころは、まだ今ほど弟が凄いメジャーな人ではなかったとか・・・?
ほどほどに有名人なのと、すっごく有名人になった、ってのとでは、兄貴の気持ちも違ったりするのかな?

そうそう、それと、瞳さんちで、「フランソワ・バルボに捧ぐ」って教えてもらえて、ありがとうー!!
助かったーー。
さっそく検索してみたら、結構お年の80歳くらいで、亡くなった方と、 まだ若いイケメンの方と、2人ヒットしたのよね。
80歳の方はコスチュームデザインとかで、カナダの映画界で長年活躍されていた人みたいだし、もう片方の若い人については、写真が少ないし情報も少なくて、良く解らなかったわ。

ドラン君の次回作も楽しみですね!
それにしても、ドラン君の家族ものって、いつも父親の陰が薄い様な・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2017/09/11 19:07   |  TOP ▲ |


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