「3月のライオン」前編、後編 漫画ファンの感想
原作ファンです。(と言いつつ11巻までで止まってしまっていますが) 3つ★
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映画版で良かったところは、隅田川周辺の高層ビルと下町風情が、実写としてバーンと目前に現れたところ、川、橋、川本家など、絵ではなくて画像として迫ってくる感動がありました。

あと、キャスティングもなかなか良かったです。零君を演じた神木君といい、島田さんを演じた佐々木蔵之介、後藤の伊藤英明とか。
ただ、香子には見えない有村架純ちゃんとか、妙な変身の染谷将太とか、宗谷の加瀬君とかは、あんまり・・・だったかもなあ・・。
三姉妹は、あかりさんを 倉科カナが演じるってことで、違い過ぎるだろう?!って思ったものの、さすが女優さん、巨乳・豊満ではないものの、雰囲気は出ていました。
あと、豊悦が演じたことによって、漫画よりも映画の方が、育ての父の出番や重みが多くなっていたかな。

ストーリーはというと、そもそも将棋以外にもいろいろなお話があって長い話なので、これを4時間にまとめるのは至難の技。
前編後編と分けても、まだ足りない感が・・・。うーん、これは連続ドラマにする方が良いお話なんじゃないかなあ・・・と思ったり。
まだ漫画が続行中ということもあって、映画ならではの編集になっていました。

後編は、ひなちゃんのイジメに関する部分にもスポットを当てていました。
ただ、孤立したまま参加した辛い修学旅行、鴨川に零君がかけつける・・・が無かったなあ・・・。
あと、助けようとしたけど転校して行った子と、その後も交流が続いていることも無かったですね。

漫画では、最初零君と出会った頃は、ひなちゃんは野球部のエースに片思いしてるのだけれど、そのへんはバッサリ削っていましたね。まあ時間の関係上、それはしょうがないかな。だって後半では、零君がひなちゃんと結婚するつもりです!って言い切るシーンがあるくらいだからね。漫画だと最初野球部の子のお話があって、で、その後、長い時間を経ての変化だけど。
野球部のエースと零君が、戦っているところは違っていても、心が通いあうってシーンも凄く良いんだけどもね・・。

前編では、島田さんと宗谷の対局で、「きみはぼくを信用しすぎる」と言うセリフが無かったのは、ちょっと淋しかったかな。
あと、零君と化学・将棋部のエピソードもとても良かったんだけどな・・・。まあ、これはしょうがないか。

残念だった処は、川本家の父が戻ってきて・・の部分、なんかなあ・・。
「今日はもう帰って」の後、川本姉妹から、零くんに連絡がぱったり途絶えてた?まさか・・・って思いながら見ていたのだけれど、零君が家に謝りに来た時、ガラガラって扉を開けた瞬間、笑顔でさあさ早く入って!ってむかえてくれるのがあの姉妹なのに、微妙な表情のひなちゃん、えーー、おかしい、、そんなわけない、って違和感が・・・。
後半は、零君が成長したなあ、と感じさせられる三姉妹とのかかわりあいや、強い物言いや、意思のあるシーンを入れたんだと思うんだけど・・。

★以下ネタバレ★
原作には無いのに付け加えた部分があって、後藤の妻の死とか・・・。
後編の最後は、宗谷と零君の対戦がこれから始まる、って処で終わっていました。
 以上

そうそう、零君が和服を仕立ててもらうシーンがあるのですが、和服姿素敵ですねー。
ラストシーン、山形の立石寺って処だったんですね、凄く素敵で、ひとめぼれしてしまいました。
旅行ファンには人気のスポットだったのね、今まで全然知りませんでした!
行きたいけど、凄く登るみたいで、無理だな・・・これは・・。
こちら

3月のライオン (2017/日)
March Comes In Like A Lion
監督 大友啓史
原作 羽海野チカ
出演 神木隆之介 / 有村架純 / 倉科カナ / 染谷将太 / 清原果耶 / 前田吟 / 高橋一生 / 岩松了 / 斉木しげる / 尾上寛之 / 奥野瑛太 / 甲本雅裕 / 中村倫也 / 板谷由夏 / 新津ちせ / 佐々木蔵之介 / 加瀬亮 / 綾田俊樹 / 森岡龍 / 筒井真理子 / 伊藤英明 / 豊川悦司
【2017/10/24 10:44】  コメント(0) | トラックバック(0) | 日本映画
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