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「光をくれた人」「メッセージ」感想
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まずは、「光をくれた人」から
2回も続けて流産し、ショックで呆然としていた時に、流れ着いた赤ちゃん。
育てしまおうって思うイザベルと、彼女の強い気持ちに流されてしまうトムも解る。

★以下ネタバレ★
それにしても、後半、トムが自ら産みの母にメモを送ったりして事実が発覚してしまい、警察に連行される。
赤ちゃんはさておき、船を発見したときには、すでに亡くなっていたドイツ人の父親のことを、イザベルがちゃんと言わなかったっぽいのには、驚き・・。トムからの手紙も開封せずにいるし・・・ それでも最後の最後に、ギリギリ間に合ってよかった・・・。
何年か服役したのかな・・・ 20数年経って、母になったルーシーが訪ねて来る。でもイザベルは、もう亡くなった後だった。
トムと再会し、孫のクリストファーを見せるルーシー。もしイザベルが生きていたなら、どんなに喜んだだろうな・・・。
彼女への手紙を残していた・・・
以上

以前にも、こういった題材は見たことがあるけれど、他人の子供なのに自分の子として育ててしまう、って処を、一番そりゃその気持ちもわからんでもない、って同情心を感じたのは、この作品だったかもしれない。
でも、その後のイザベルの態度等が、あまりに自分勝手なのには、少々ガッカリしたかも。

少し似た内容の映画としては、日本の「八日目の蝉」、中国映画の「最愛の子」、取り違えの「そして、父になる」がありますね。
中でも、実話でもある「最愛の子」は凄かった。

この映画で出会って、実際にその後結婚した主役のお二人。それも解るなー、とてもピッタリ合うカップルでした。
誰も来ない、ぽつんとした島にある灯台で暮らすのって、緊急の時、怖いですねー。子供なんて病気とかいきなりなるし・・。

光をくれた人 (2016/米)
The Light Between Oceans
監督 脚本 デレク・シアンフランス
原作 M・L・ステッドマン
出演 ミヒャエル・ファスベンダー / アリシア・ヴィキャンデル / レイチェル・ワイズ / ブライアン・ブラウン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メッセージ

SF映画だと思って見たら、キモの部分は、そこじゃなかった映画なのねー。
これは、すっかり、やられました。みごとに騙された。 4つ★ー4つ★半

世界の12か所に、謎の飛行船が辿り着いて、各国それぞれが、宇宙人とコンタクトを取り、なぜ来たのか?を調査している。なかなかその解明がなされず、ついに、中国は戦闘開始することに決めたらしい。
静かなSFなので、自分好み。
ただ、タコみたいな宇宙人とかは、ちょっと・・(^-^;

★以下ネタバレ★
最初のところ、過去の回想だと思っていたら、将来だったのね・・・。
私はレンタルで見たので、最後まで見終わってから、また最初に戻ってみることが出来て良かったです。
最初の部分で、娘が亡くなり、離婚もすでにしていた主人公の部屋には、天体望遠鏡もなく、独り身でショックを受けているだろう彼女を心配して母親からの電話が来ているシーンがあるけれど、実際に生きた人生では、離婚はせず、娘は亡くしたものの、夫が住んでいるのが伺える。 たとえ、変えられない宿命があったとしても、自分の行動で、少し変えられる将来も、あるんだ、って処がとても良かった。
でもなー、娘が不治の病でとても若くして亡くなると知っていつつ、それでもやっぱり、それを覚悟で、結婚して子供を産んだのね。
私だったら、どうしただろう?と、色々考えてしまいましたよ。
あと、彼女が、将来ノーベル平和賞的なパーティーで、中国の首相と話して知ったらしい彼の妻の臨終の時の言葉を、今、戦闘直前に電話して話して、「私は将来が見えるんです!なぜなら、この宇宙人が・・どうのこうの」と説明したから、戦闘中止になった、っていうのは、ん?とちょっと思ったりもしたけど、まあ、でも面白かったです。
以上

原作も読んでみたくなって、さっそく図書館でリクエストするも、かなり順番待ちが!

メッセージ (2016/米)
Arrival
監督 デニ・ヴィルヌーヴ
脚本 エリック・ハイセラー
原作 テッド・チャン
出演 エイミー・アダムス / ジェレミー・レナー / フォレスト・ウィティカー / マイケル・スタールバーグ / マーク・オブライエン

あらすじ 地球の12か所に宇宙船が出現し、北米に現れた一機とのコンタクトを試みる合衆国政府によって、言語学の第一人者ルイーズ・バンクスが調査チームを任されることになる。
【2018/03/23 10:05】  コメント(4) | トラックバック(5) | アメリカ映画
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コメント

こんばんは

どちらも観ていて、心に残って感想を書いたのは「光~」ですね。
「メッセージ」もよかったのですが、「光」の方がより心に残りました。
養父母の子供への愛って切ないものがありますね。
血が繋がっていない遠慮や引け目を超えての愛。
この物語はそれに加えて「偽り」「犯罪」の要素があるから余計に。
個人的にはイザベルの言動には共感できない点もありましたが
彼女は十分、後に罰を受けるわけだし
結果的にはみんなが子供を愛して、
その子も不幸にならなくてどちらの親をも愛して、よかったです。
なな  【 編集】  URL |   2018/03/25 22:23   |  TOP ▲ |


ななさん、こんにちは!

ななさんちのレスを、こっちで・・
>一度どころか聖書でキリストは「7度を70倍するくらい許しなさい」と弟子に教えています( ゚Д゚)
つまり無制限に相手を許せと。

えー、そうなんですか!!
うぬう、クリスチャンは大変だ・・・。
せいぜい1回が限度だなあ・・・。

> 彼女は十分、後に罰を受けるわけだし
そうですね・・・。
でも、あんな事があっても、あの夫婦がずっと添い遂げていたのが救いです。

どの人を主人公に持って来るかで、ずいぶん見ている側の印象が変わる題材ですよね。
産みの母は、わが子なのにもかかわらず、かっさらって行った人を慕って、全然自分に懐かない、って相当ショックだと思うし。
latifa  【 編集】  URL |   2018/03/27 09:47   |  TOP ▲ |


子供と「ばかうけ」という駄菓子を食べながら鑑賞しました。(わざわざ買った)
面白かったです。私、ボケッとしていたので、この記事見なかったら、実際の人生も夫が去ったと勘違いしていたところでした。私も見返せばよかった・・・。
私たちは宇宙人を「あのイカみたいなやつ」って呼んでました。確かにタコの方が近いかしら。
牧場主  【 編集】  URL |   2018/08/18 16:37   |  TOP ▲ |


すいません、「メッセージ」の方のコメントでした!
牧場主  【 編集】  URL |   2018/08/18 16:38   |  TOP ▲ |


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風に吹かれて (2018/05/12 23:18)
異文化交流における選択 公式サイト http://www.message-movie.jp 原作: あなたの人生の物語 (テッド・チャン著/ハヤカワ文庫)監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ  「灼熱の魂」 


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