「弓」The Bow キャプチャー写真と感想
「サマリア」「春夏秋冬そして春」などで知られるキム・ギドク監督の12作目「弓」。韓国で上映期間が非常に短く、あまり多い人が映画館で見る事がかなわなかった様で、韓国サイトで調べても写真とか殆どヒットしなかったので、(もちろん日本でも)自分で写真をキャプチャーして載っけてみました。
弓 활(The Bow, 2005)
ここで見えない弓のキャプチャー写真は、こちらクリックすると、全て見れますm(_ _)m

★「弓」の世界のポスター画像集めは、こちら
 
すいません、gooの方で写真アップしたら、こちらFC2で見ることが出来なくなっちゃいました。全部移動するの大変なので、、、お許しを!

内容は、船の上に住む血縁関係の無い、謎の老人60歳と、美少女16歳(7歳からずっと育てられてる 2人は穏やかで良好な関係)
老人はカレンダーに毎日×印をつけながら、彼女の次の誕生日に結婚しようと楽しみにしている。そこへ釣り人としてやって来たある青年。
少女と青年は一目で恋に落ちる。さぁ老人は・・・?そして少女は?

船でブランコをする少女、その少女に当たらないように、船に描かれている仏教絵に矢を当てるのを得意?としてる老人、この船でブランコという発想にもオオッと思いましたし、凶器?となりうる「弓」は、筒状の太鼓?を、あっという間に合体させて、「胡弓」となる。じいさんは、両方使いの名人というのも、なかなかなもんでした。個人的に胡弓の音色が大好きなので、この映画のOSTに多様されていた音楽も良かったです。
  
この「弓」활は、58回カンヌ映画祭の「ある視点」部門で上映されたそうです。
主演は「サマリア」で女子高生役(体売ってた方)のハン・ヨルム
エロイです!童女の様な幼く純な笑顔と、妖しい淫靡さをあわせもつ女優さんですね。彼女殆どセリフがありません。目と表情だけで、心情を表現、サマリアでは1話だけの登場でしたが、この「弓」では存在感や演技力を発揮していましたね。

老人役は、これまた演技が上手い見たことがない俳優さん、チョン・ソンファン。青年役は、ドラマ「アイルランド」でキム・ミンジュンの弟役のソ・ジソク(記憶にあまり残ってないな~。うっすらと覚えがある程度で、チョ・ハンソンにそういや似てますな。←キドク監督の新作?に出るとかいう噂を聞きました)⇒でなかったみたいです

この映画で、笑う部分じゃないんだろうけれど、私が可笑しかったのは
★注意!以下完全なるネタバレです!★
老人がロープを首に巻いて自殺しようとしたけど、苦しみながら途中で辞めてしまう部分が、なんだか人間臭くて良かったです。あれで死んだら、ありがちなラストだったけれど、あそこで一端よみがえり、なんと少女は老人の元へ舞い戻り(ちょっとこれはどうかな?とは思う処もありますが)結婚式をしてしまう というのが意外でした。おじいさんは婚礼の後、海にあっけなく飛び込み自殺。(おじいさんは少女と絶対Hしないだろうな~とは思ってました)このまま終わるのかな?と思いきや、もう一発びっくらするシーンが有りました。ここも笑っちゃいけないけど、笑ってしまいました。
なんと少女は寝ながらHされてる妄想・幻想を見て、声を上げ、もだえてるんです。(自分の手で太股あらわに開き、腰動かしてます@@ちらっと、乳首まで見えマス。Hシーンよりも有る意味卑猥な感じも)
それを青年は唖然として眺めている。そこへ、ザクッ!とどこからともなく矢が飛んできて、少女の股間の白い服地に刺さり・・・そこには処女?の血らしきものが染み出す。この映画は、有る意味、おとぎ話ですね。あと、一番可愛くて?爆笑してしまったのが、じいさんが、毎日
×を一つづつ、つけてたカレンダーが、気長にのんびり待てない状況に
なって来たので、ズルして多く×をつけ、先に日にちが進んだ様にしちゃった所でした(^O^) その後も大量に×つけたり、カレンダー破って次の月にしちゃったり。最後は破り捨ててましたね。
気に入らない相手には弓を射るという、とんでもない行動・思考回路には、笑ってしまいました。
 途中、沼(魚と寝る女)を一瞬連想させられるシーンがあって、焦りましたが・・・ほっとしました。

結論から言えば、結構面白くこの映画見れました。
いつもながら、良く色々なアイディアがあるな~と思わせられる内容と映像、だいたい1時間半程度と短い時間、言葉が殆ど無い中、テンポ良く飽きることなく進む映画、奇をてらった内容や映像で描こうと思ってるかも・・とは思いつつも、やっぱりキム・ギドクの映画は面白い。
サマリアでは援助交際、空き家(うつせみ 3-Iron)では、慰安婦ヌード写真集で大変な問題になったイ・スンヨンを主役に抜擢など、黙っていても話題になるようなポイント入れてるもんなぁ・・・なんて意地悪な気持ちで、いざ見てみると、あらあら、、、そんな気持ちはどこへやら・・・想像していたのとは違った、興味そそられる内容、展開で、集中して映画を見てしまう。そんな感じなんです。「うつせみ」他のキム・ギドク監督映画は次回別枠で、またアップします。
アップしました→うつせみ(空き家)世界のポスターと、「悪い女」 キム・ギドク作品まとめ

サマリアのポスター 左のクァク・チミンのシスター風?マリア様風の
イメージの衣装の方が、世界各国だいたいこのポスターでした。
私は全編通して主役だった左の子よりも、右の方のハン・ヨルム(弓の主演)の方がカワイ怖くて・・・若い頃の富田靖子っぽいかな?
韓国の女子高生と日本の女子高生で違うのは、韓国はスカートを体に
ぴったりさせるように(タイトスカートに)加工?してる気が。
日本は、短くミニにしてますよね。プリーツでふわふわしてる。

 

김기덕 キム・ギドク監督写真及びフィルモグラフィー

↑この文書いてたのは、2週間位前だったのですが、昨日キムギドク監督の「受取人不明」を見たのですが、弓のシーンが多用されていたり、たらいでお風呂のシーンも出てきてました。受取人不明はギドク作品の中で一番私が、ずっぽりはまって見てしまった映画だったかも・・かなり良かったです。近々こちらも文アップします(実は、もう殆ど書いちゃった 書きました。こちら
「受取人不明」感想と、最後の手紙の内容(映画に無い部分)シナリオより
【2006/03/31 19:38】  コメント(4) | トラックバック(6) | キム・ギドク監督作品
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コメント

latifaさんこんにちは。
コレ、昨日みました。
やっぱりまた「シチュエーション萌え」でしたw
そうか。富田靖子か。そういえば。
似てますね。
latifaさんの言うとおり、笑うところなのかわからないけれど可笑しかったというのは僕もまさにその通りで、なんか手の内は読めちゃう..ってまでは言わないにしろギドク節にもいちいち感嘆せずに余裕を以てギドク映画を楽しんでしまいますた。
へんたい..ぃぇ、たいへん面白かったですw
motti  【 編集】  URL |   2007/05/16 09:43   |  TOP ▲ |


mottiさん、こんにちは!
シチュエーション萌え ←(^w^) 男性にいたく評判の良い映画の様ですよ^^ 私も半分オヤジ化してるので、楽しめました。でも、若い女性には、嫌悪感感じさせちゃう傾向もあるみたいです・・・。

mottiさんも、可笑しかったですか^^
お仲間いて、良かった!
latifa  【 編集】  URL |   2007/05/16 10:09   |  TOP ▲ |


こちらにも。
若くないけど、ちょっとあのおじいさんには引きました・・笑
いつも最後には・・
おお~~~~という結末が
待っているのね。それも気になって
いつも作品みています・・。
絶対の愛が・・これの予告に
入っていました。
気持ち悪くても観ますわ~~
みみこ  【 編集】  URL |   2007/05/25 14:22   |  TOP ▲ |


みみこさん、こちらにも、ありがとう☆
そっか~引いちゃったか(^w^;)
そのお気持ちも、解るわ。
私は、自分の中に、オジサン?がいる部分があって(上手く表現出来ないんだけどもね)。この映画見てる時は、そのオジサン目線で見てたせいか、エロっぽいおねーたんだな~って感じが勝ってしまってたのかも。

絶対の愛、みみこさんのレビュー楽しみに待ってますねー☆
latifa  【 編集】  URL |   2007/05/25 20:44   |  TOP ▲ |


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キム・ギドク監督の「弓」を観た!
とんとん・にっき (2006/09/17 08:42)
いや、もう、まったくの偶然です。先日、Bunkamuraザ・ミュージアムで「ピカソとモディリアーニの時代」を観た帰りに、なんとなく貰っておいた映画「弓」のチラシ。Bunkamuraのル・シネマでやるという。よく読みもしないで、「老人と少女の永遠の物語」というだけで、観に


エゴからの脱却~『弓』
まったりインドア系 (2006/09/22 11:13)
 ある情報誌のワーグナーのオペラ《さまよえるオランダ人》についての特集記事で、ワーグナー研究の第一人者・山崎太郎さんのこんな一文が目に留まった。    相手の身を気遣って、救済を諦めたときすでに、彼らは心の平穏を得て、  身に負う呪いから解き放たれている


N0.172「弓」(韓国/キム・ギドク監督)
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キム・ギドク監督は自虐を装いながら、韓国映画界と訣別しようとしているのかもしれない。それにしても、キム・ギドク監督の爆弾発言のその後は、どうなったのだろう?この8月18日、韓国MBCテレビ「100分討論」に出席したキム・ギドクは、「グエムル」について、「韓国映画


映画レビュー#49「弓」
Production Rif-Raf (2007/04/14 03:56)
基本情報 「弓」(2006、韓国) 監督:キム・ギドク(悪い男、うつせみ) 脚本:キム・ギドク 製作:キム・ギドク 出演:チョン・ソンファン、ハン・ヨルム(サマリア)、ソ・ジソク 2006カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品作品 今作のDVDと、キム・ギドク監督の世界


ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ! (2007/05/16 09:25)
おっさん=仲代達矢(違)、少女 = 戸田恵梨香(違)、青年 = 二宮和也(違)弓posted with amazlet on 07.05.16ハピネット (2007/02/23)売り上げランキング: 14449おすすめ度の平均: キム・ギドク監督入門 言わなくてい


映画『弓』
茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ (2007/11/10 16:18)
原題:Hwal老人と若い女性と海と漁船、そして若い男性・・湖の中に浮かぶ寺と海の中の船の違いはあるけれど、&quot;春夏秋冬そして春&quot;と同じ孤立した世界を連想させる・・ その少女(ハン・ヨルム)は、老人(チョン・ソンファン)によって7歳のときに拉致され、以来


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