ストーリー的には、とりたてて何があるってわけじゃないのだけれど、とにかく映画全てにおいて綺麗なのが良い! 北イタリアの夏の風景や、お家やお庭が、素晴らしい。かつ、BGM(ピアノの曲、SUFJAN STEVENSの曲)も素敵! サントラ全曲視聴 amazon (視聴出来ない曲も有り) 調べてみて初めて解ったことには、途中で流れるピアノ曲が坂本龍一っぽいなーと思っていたら、なんとホントに坂本さんだった! もちろん、主人公2人がそれぞれ魅力的、ママ(綺麗で知的でスタイル良くて、ファッションも素敵)とパパ(優しい!最後のパパのセリフがとても印象的)も良い感じ。4つ★ まずは、エリオの一家や暮らしぶりが、知的セレブで優雅ーー!お手伝いさんがいて、何不自由なく暮らしている。緑一杯の邸宅が素敵!こんな処でひと夏過ごせたら、幸せだよなあー。 エリオは、イタリア語、フランス語、英語と3か国語がペラペラ、女子にもモテてるし、音楽や読書など趣味も多彩、夏休みを自由に謳歌中。 舞台設定は1983年、私もこの時代、10代後半だったので、色々懐かしかったなあー!ラコステのポロシャツVSポロ・ラルフローレンのポロシャツに短パン あぁーこういうファッション流行っていたよなあー。 ★以下ネタバレ★ この両親、やたらと同性愛に関して寛容で理解してくれてるのよねー。ママなんて知ってて、2人をベルガモへの旅行に出してくれるし。そして、パパが若い時に同性を好きになった事があるけれど自制してしまった・・・って事があったとは! 最後はオリヴァーから電話が来るも、結婚の報告だった・・・。2年間続いていた腐れ縁って言ってたけどもね・・・。最後は雪の降る冬の部屋の暖炉の前でのエリオのお顔のアップがずっと続くのだけれど、残念なことに、ハエが!しかも、ずーっとこのハエが最後まで服の上を渡り回っているの・・・・ガックリ・・・。 ←追加(このハエ、どうやら、ちゃんと意味があったそうな・・・) なんか、このラストシーンのエリオ君、83年頃のメンズビギのモデルにいそうな髪形とファッションだったな。以上 ただなあ・・・ 女の子達の扱いが、ちょっと可哀そうだった・・パリから来てる子・・・。 うーん、3日電話くれなくて放置されて、自転車でやってきて、私って彼女なの?って聞いて、曖昧な言葉や態度でかわされ、ショック受けて帰って行く・・・ その後、町で偶然出会った時には、「怒ってないよ」と小説の感想を・・・アウアウ・・・(T_T) 君の名前で僕を呼んで 2018年:イタリアフランス 監督 ルカ・グァダニーノ 脚本 ジェームズ・アイヴォリー 出演者 ティモシー・シャラメ アーミー・ハマー マイケル・スタールバーグ アミラ・カサール 内容・あらすじ 1983年夏、北イタリアの避暑地で家族と夏を過ごす17歳のエリオは、大学教授の父が招いた24歳の大学院生オリヴァーと出会う。一緒に自転車で街を散策したり、泳いだり、午後を読書や音楽を聴いたりして・・・ |
映画全体が同性愛に寛容でしたね。
確かにマチルダも女としてそれでいいの?って思っちゃいましたよ。 ただ他のゲイ映画とは違い、性的な匂いが凄く少ないと感じた映画でもありました。 女の子可哀相でしたよね…
マルシアには「君とはひと夏のアバンチュールだったのだよ。」という扱いをしておきながら、自分の身に降りかかると泣いちゃうわけ?と、素敵な美しい『本物の恋』物語も途中から醒めてしまいました。 そんなことなら最後までプラトニックを通してほしかったデス。 にゃむばななさん、こんにちは!
> ただ他のゲイ映画とは違い、性的な匂いが凄く少ないと感じた映画でもありました。 そうなんですよね、不思議と・・・ なんででしょうか。 とても綺麗だし、主役2人だけを追えば問題なく見れるかもしれませんが、 つい脇の女性にも私は目が行ってしまったので・・・ 扱いが気の毒だなあ・・って。 ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
コメントありがとうございますヽ(^o^)丿 >物語が少女漫画的で、美しく澄んだ上澄みだけを取り出したような気がしてならなかったです。 そうそう、その通り!! 何から何まで綺麗で、楽しめたのは事実なのだけれど、でも絶賛とかってわけじゃないなあ・・・。 原作を読んでないし、じっくり映画も突っ込んでみてないので解らないのですが、エリオにとっての初めての相手は、マルシアだったのかな?と私は思いました。初体験を早く済ませたくて、好都合な相手が単に彼女だった、って風に感じたんですよね。 オリヴァーに近づきたい、早く大人になりたい??とかって気持ちから、早く経験済みになりたいって思った様に感じたんですが・・・ (違うかもです) こんにちは。
暖炉の前のエリオの服にとまった「ハエ」の件ですが…実は私も気になっておりました。 だがしかし、うざいハエの動きも気付かない位、エリオはショックが大きかったのだ、実はハエはそれを表していたのだ!(…いや、それはいくらなんでも無いでしょうが)と思う事にしました。 ここなつさん、こんにちは!
コメントありがとうございましたヽ(^o^)丿 ノルウェーまだ~むさんのコメントで、横から拝見しちゃったのですが、 >「青春のリグレット」 ウギャー!! すっごい懐かしい!懐かしすぎる!!!ちょっと黙ってられなくて、すいません・・ 最近ユーミンが色々な番組に出たりしてるけど、不思議とこの曲はあまり取り上げられてない気がする。 ハエなんですけど、どうやら、あれって意味を含めて、わざとハエを何度も登場させてたらしいとか?! いやー、そこはてんとう虫とかにして頂きたかった・・・ こんにちは。再度のコメントですみません。
えぇっ?あのハエには意味があったのですか?となると、 ①うざいハエの動きも気付かない位、エリオはショックが大きかったのだ または、 ②ハエのように心のどこかを行きつ戻りつしてずっとエリオにつきまとう、それがオリヴァーの面影 という風に私は解釈しますが…。どうなんでしょう…? ところで、「青春のリグレット」。私はあの歌を初めて聴いて、「夏のバカンスを胸に秘め~」のくだりを聴いた時に、なんつー女じゃ!!失礼極まりない!!「私を許さないで」じゃないだろう。許す訳がない!!と憤った記憶があります。 …あぁ、あの頃は私も純粋だった…。 ここなつさん、こんにちは!
いえいえ、何度でもコメント大歓迎です(*^-^*) そうらしいんですよ・・・ ②なんでしょうね・・・。 なんでも、オリヴァーがいない時に限って、ハエが登場する様になっていたっぽくて そういえば最初から何度もハエが登場してたっけなあ・・ まさか意味があったとは、驚きましたです・・。 >「夏のバカンスを胸に秘め~」のくだりを聴いた時に、なんつー女じゃ!!失礼極まりない!!「私を許さないで」じゃないだろう。 爆笑! 私も同じ風に思ってましたよ。 たしか同じ頃に流行っていた、竹内まりあの「喧嘩をやめて」も、結構な歌詞でしたね 笑 こちらにも。
私もlatifaさんと同じ感想だったかな。 やっぱり2人だけ追えば問題ないけれど 女性なもので、脇の女の子のこと 考えちゃうかな。美人で感じよかったのにね。 <なんとホントに坂本さんだった!> すごい~~わかったのね。 私はダンスシーンの音楽だけ、聴いたことがある程度で、ピアノ曲はわからなかったわ。 ↑のハエの件も、みなさんのコメで すっごく参考になったわ やっぱり、あれは気付くし、気になるし・・笑 リッチだし、寛容な親だし、 まあ、恵まれているよな~~~的に みていた世界ではありました。 美しかったことは美しかったけどね。 みみこさん、こちらにもありがとう!
もう見て来たのねー。感想、近々アップされるのかな? 楽しみに待ってるね♪ 私さ、挿入歌をうたっているアーティストさんが、てっきりシガーロスかと思い込んでたよ。違ったわ。 雰囲気が、サイモン&ガーファンクルのスカボローフェアみたいな感じで、3曲とも好きだわー。 優雅だったよねえー 綺麗だったし、目には楽しかったよ。 ベッドで果物食べて汚すーとかは、主婦の目線から見て、オイオイ・・と思う処あったけどね。 美しかったですね~。
あのピアノ曲、坂本龍一さんだったのですか!確かに雰囲気ありましたものね。 三浦しをんさん的なものを想像していましたが、違いました。エリオとオリヴァーも切なかったけど一番印象的だったのは父親の体験談かなぁ。グッときました。 こにさん、こんにちは!
ご存知かとは思うのですが、使われているピアノ曲は、全曲が坂本さんのではなくて、 一部です^^ 映画見終わった後、YOU-TUBEで、サントラとか使われている曲を聞けるところがあって、聞いてます。 オープニングの曲(全く知らないアーティストさんと曲だった)とか、ドビッシーの曲とかも好きです。 > 三浦しをんさん的なものを想像していましたが、違いました。エリオとオリヴァーも切なかったけど一番印象的だったのは父親の体験談かなぁ。グッときました。 むふふ^^ そうですね。 しをんさんは、この映画、どうご覧になったのかな? お父さんの体験談、私も一番印象に残ったかもです。 latifaさん、こんにちは~。やっと感想アップしました!
でも、すんごい書き過ぎてるから、ゆっくり読んでね(笑)。 私、この映画久々ハマってるわ~。 初見のときは私もいろいろ引っかかったんだけど、2度3度と観るうち、どんどんハマるわ。 沼だね(笑)。 サントラも買ったよ~、今聴きながら書いてる。 ↑で、皆さん女の子が可哀想とおっしゃってる。。 ブロークバックのときも、妻たちがかわいそう!と非難ごうごうだったことを思い出すわ~。 マルシアについても書いてるので、読んでみてね♪ ちなみに、まだまだ観る気満々です(爆)。 真紅さーん、こんにちはー
いやー、今さっき真紅さんの感想見て来たけど、深いねえー! 特にマルシアについての部分は、そうかあー!って、気がつかなかった処とか教えてもらえた感じで、すごく助かったわ。 そうなのよね、この映画、見た周りの人の感想とか、意外と冷静な意見が多くて 笑 でも真紅さんは、凄くハマったのね。そういう人の意見を読むの、凄く興味深かったよ。 こんな熱い真紅さんは、久々見たかも^^ そんな映画に出会えたこと、良かったね☆ そうそう、子供さん、真紅さんが想像してなかったんだけど、全然淋しく思ってないことが意外だったよー♪ なんぼ近いったって、もう食事とか洗濯とかする事もなくなって、心に隙間風が吹く時があるんじゃないのかなーと思いきや! GWにちょっと戻って来てたのね? 子離れがアッサリ出来ちゃった感じだね! こんにちは~。
こちらでは今ようやく公開中です。 でも今のこの季節にぴったり!!!の作品でしたねーー。 夏!!夏!!夏の思い出!! ああいう場所であんな休暇を過ごしたいわ。ママが羨ましい(やっぱり親目線 笑) 気持ちの変化を台詞とかじゃなくって・・・表情、目線で魅せてましたね。 オリバーの気持ちは掴みきれなかったけど・・・、思いが通じてからの笑顔は素敵でした。 女の子、可哀そうだったよね。 彼女とのこと、すごく自然な感じだったけど。17歳の好奇心って感じなのかな? 本当に惹かれあう人の前にはどうでもよくなってしまう残酷さも若さかも。 瞳さん、こんにちはー!
遂にご覧になったのねー(^^)/ ほんと丁度季節的にピッタリね! > ああいう場所であんな休暇を過ごしたいわ。ママが羨ましい(やっぱり親目線 笑) ほんとにねえーーー。 瞳さんだったら、内容さておき、あのロケーションに、くらっと来たでしょう^^ 私もああいうヨーロッパのお家とかお庭とかに、めっぽう弱いのよねー。 ママも素敵だったよねえーー。 > オリバーの気持ちは掴みきれなかったけど・・・、思いが通じてからの笑顔は素敵でした。 > 彼女とのこと、すごく自然な感じだったけど。17歳の好奇心って感じなのかな? > 本当に惹かれあう人の前にはどうでもよくなってしまう残酷さも若さかも。 うん、うん。そうだね、そうだよねー。 見終わった直後は、プンプン!って思ったり、色々ちょっとなーなんて思っちゃったけど、少したってから思い出すと、なぜか良い部分だけが思い出されて、寛容な気持ちで、若さゆえよねーーって思えてるわ^^ 感想、楽しみに待ってるね! まだ感想を書いてないけど昨日観ました。ハエが気になっていたので、皆さんのコメントを読んで参考になりました。オリバーってエリオの気持ちを弄んでいるような気もして腹立たしくもあります。あんたさぁ、年上だろう、わざわざ結婚報告など(誠意を示しているつもりでも)ないだろう。
latifa さんは1983年に10代の後半だったのね。私は三十路に手が届いた頃でしたよ。(蛇足で失礼しました) しずくさん、何度でもコメント大歓迎ですよ♪
これ、ご覧になったんですね。 ハエ!爆笑! あれ、気になりますよね。 オリバー、ダメですよね。 エリオ振り回されっぱなしで、可哀想だったなあ。 すっかり母の目線で見ちゃった映画でした。 われらの年齢は10歳違いですよ^^ ある程度の年齢になったら、10才違いってほぼ同世代です! |
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象のロケット
(2018/05/07 08:25)
1983年、夏。 17歳のアメリカ人少年エリオは、いつものように両親と北イタリアの家でバカンスを過ごしている。 大学教授の父の助手である24歳の青年オリヴァーも、一家とひと夏を共に過ごすことになった。 一緒に出掛けたりするうちに親しくなった2人は、互いに友情以上の感情を抱き始める…。 ラブ・ストーリー。
ここなつ映画レビュー
(2018/05/07 12:42)
男女間、男同士、女同士に関わらず、若い時にする痛みを伴う恋愛の全てを描き出している。当人間(かん)の感情の掘り下げを、セリフよりも、ビジュアルを主に描き出している。だが、ビジュアルだけでこれを見せるのは見事だ。北イタリアのとある場所。避暑地。大学教授を父に持つエリオ(ティモシー・シャラメ)は、母と3人でここで毎夏を過ごすのが習わしであった。ここを訪れるのは年に2回。長い夏の期間と、雪の降る冬...
大江戸時夫の東京温度
(2018/05/09 23:29)
映画『君の名前で僕を呼んで』の脚色とプロデュースは、ジェイムズ・アイヴォリー。ま
真紅のthinkingdays
(2018/05/12 16:51)
CALL ME BY YOUR NAME
1983年、夏。北イタリアのどこか。17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)が両親とともに過ごす別荘に、一人のアメリカ人青年がやってくる。彼の名はオリヴァー(アーミー・ハマー)。大学教授であるエリオの父パールマン(マイケル・スタールバーグ)の助手として、6週間滞在するのだ。
オープンリー・ゲイであるルカ・グァダニー... |