ハラハラドキドキ先が見えないので、どうなるのか?最後まで目が離せなかったし、面白くないわけじゃない。
でもなあ・・・3つ★
アメリカで、モロッコの石油パイプラインの遠隔監視員をしているゴードン(ジョー・コール)が、恋人と駆け落ちしようとしている女アユーシャ(リナ・エル=アラビ)を監視カメラで見かけ、2人の脱走を手助けしようとするという物語。
このお仕事がね、なかなかユニークで、こういうのあるのねえ・・・
現地にいる小さなロボットを使って、結構遠隔操作しながら、広い範囲を画像で見られるんですよ。
一緒に仕事をしている先輩に睡眠薬を飲ませて、眠ってる間に、ロボットを使って色々やるんですよね、これ1回きり、って時にソレならいいんだけど、何度もやるのは、ちょっとどうかと?
先輩にも当然バレるんだけど、逆に連帯責任であなたも不利になるぞと言いくるめて、今回が最後だから、それまで見逃してって頼むのよね。
ヒロインは彼氏がいるんだけど、両親の勝手に決めたお見合いで、年を取った男性と無理矢理結婚しなくちゃいかんの。
ヒロインは語学も堪能で、村のお金を送金する会社みたいのに勤めてるのよね。
こういうお仕事に就けるってことで、頭も良いだろうし、お金も結構稼いでると思うんだけど・・・。
★以下ネタバレ★最初は、ほんとにこのカップルの駆け落ち(不法出国?)を応援する気持ちでやってたんだけど、偶然というか、なんというか、彼氏の方が、不法出国させてくれるところに支払う資金調達のために、石油パイプラインから無断で石油を取ってくるっていうヤバイ仕事を請け負っちゃうのです。そこで不運にも、死んじゃう。
傷心の彼女。彼女一人だけでも、脱出できるように、遠隔操作のロボを使って手助け。両親にバレて部屋に監禁されるも、なんとか無事やりとげたっぽい。
ここで終わったなら、良かったんだけど、、、
最後に、あなたに会ってみたいと言われ、1年後のパリの場所を指定。そこで会えて、ハッピーエンドなんですよねえ・・・。
ハッピーエンドは好きなんだけど、なーんか、これ、微妙過ぎますよ・・・。こういうオチなのねええ・・。。って以上
きみへの距離、1万キロ
2018年4月/カナダ映画
監督:キム・グエン