それでも夜は明ける以前から見ようと思いつつも、こういうタイプの映画って多いし・・・結構見て来たので、あまりそそられず・・・、結局、見ないままで・・・。先日BSで放送してくれていたので鑑賞。
見た感想は?というと、うーん、見ごたえはあったし、しっかり作られていたし、もちろん色々考えさせられる処もあったのだけれど、なんだろう・・特にガツンとも来ず・・・好きな映画ってわけでもないですね・・・3つ★
最初の主人ベネディクト・カンバーバッチは、良い人だったんだけど、そこで大工として働いているポール・ダノに、やっかまれて、さんざんな目に合わされる。
賢いとか、ちょっと目立つと、こんな目に遭ってしまいがちよね・・・
中でも印象に残った処といえば、パッツィが可愛そうでならなかった・・・。綿花つみの天才で若くて可愛いから、主人に重宝がられているんだけど、レイプもされていて、それを主人の妻が、やっかんで意地悪をするんですよ・・・もう八方ふさがりですよ。死なせてくれ、って懇願するのが可愛そうでならなかった・・・ううう・・・
この後、彼女がどうなったのか、気になって・・・。
★以下ネタバレ★最後の方でブラピが登場、ちょこっとの出演なのに、困窮している状況を手紙で知らせてくれたことによって、解放された、っていう救いの神の役でした(^^ゞ
あと、やっと解放されて家に戻ってみたら、いつの間にか妻や娘らも既に解放されて戻っていたようで、みんな幸せそうに結婚して子供まで出来てたみたいなのには驚きました。彼は12年戻れなかったけど、他の家族は、どんな風にこの12年を送ったのだろう?以上
それにしても、自由黒人という免罪符みたいのを持ってる黒人と、そうじゃない人とがいたっていうのは知りませんでした。
それでも夜は明ける (2013/米)
12 Years a Slave
監督 スティーヴ・マックィーン
脚本 ジョン・リドリー
原作 ソロモン・ノーサップ
出演 キウェテル・イジョフォー / ミヒャエル・ファスベンダー / ベネディクト・カンバーバッチ / ポール・ダノ / ポール・ジアマッティ / ルピタ・ニョンゴ / サラ・ポールソン / ブラッド・ピット / アルフレ・ウッダード / ドワイト・ヘンリー / ブライアン・バット / アシュリー・ダイク
あらすじ ニューヨークの自由黒人ソロモンはヴァイオリニスト。妻子に恵まれ、不自由なく暮らしていた。ある日、ワシントンでの演奏の話が舞い込むが、それは興業師の罠であり、眠っているあいだに奴隷制が現存する南部へと運ばれてしまう。
ソロモンは、農園主フォードに買われ、その後、大地主エップス(ミヒャエル・ファスベンダー)に転売されて・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
ナチスの犬
これ、タイトルがちょっと変な気がする・・・。
危険を覚悟で、多くの子供たちや人を救った、立派な人の実話。3つ★半
お気に入りの映画だった「ヒトラーの贋札」の主役(カールマルコビクス)を久しぶりに見た気がする

経歴を見たら、色々と出演されていたのね、見た映画もあったのに、インパクトのある役じゃなかったから、気がつかずにいたみたい。本作では、印象に残る役だったのが嬉しかった。
★以下ネタバレ★最後、どうなっちゃうのか?と思いきや、えーーー彼も捕まって、死んじゃったのーーー??ショック・・・。
最初の方で、離れ離れになった姉弟が、無事再会出来たところがラストなので、若干光が見えるものの、あんなにがんばった主役のスズキントさんが、浮かばれないなんて・・・スズキントが下心有りで近づいて親しくなったドイツの将校さんも、なんか憐れだったなあ・・・・
最後まで、親しい友人として、スズキントのこと、信じていたみたいよね・・・以上
2012年映画
監督 ルドルフ・ファン・デン・ベルク
内容あらすじ
ナチス占領下のアムステルダムで、1000人のユダヤ人同胞を救うため、命を賭した男の知られざる戦争秘話感動大作!親ナチの裏切り者とそしられながら、自らの大義に殉じた 「汚れたヒーロー」の真実。
ドイツ系ユダヤ人のズスキントは、拘留されたユダヤ人を輸送する命を受けた。だが輸送列車の向かう先が収容所ガス室だと知った彼は、子供たちを救おうと決意する。
この後「命をつなぐバイオリン」 (2011)っていう映画も見ました。子供3人が主役で、またナチス占領下のウクライナのお話でした。