まずは、「こんな夜更けにバナナかよ」
随分前に、同じ前田監督の「ブタがいた教室」 感想こちらを見た時にも色々考えさせられ、本作も同様でした。 障害のために、自分では出来ない事を、ボランティアの人にお願いするのだけれど、開始早々、主人公の態度が、ずうずうしいというか、やってもらって当然というか、有難うという感謝の気持ちとかは特に感じられなくて・・・ビックリ。 ただ、それに関しての私含めて世間の考え方について、覆すような主人公の考え方に、はっとさせられる処も多々ありました。 でもなー、後半、病院に泊まり込んでの寝ずのケアをボランティアの人達がされるんだけど、これは大変過ぎますよ・・・ こういう大変な事を無料でも自ら進んでやろうとする人がいらっしゃる、ってことだけでも、凄いな・・・と思いました。 札幌のよく知ってる場所とかが数か所登場したりして、嬉しかったです。 見終わった後に、高畑充希と三浦春馬は実在したのかな?って検索しまくったのだけど、見つけられなかったから、ここの部分はフィクションだったのかな・・・。 3つ★ こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 (2018/日) 監督 前田哲 脚本 橋本裕志 原作 渡辺一史 出演 大泉洋 / 高畑充希 / 三浦春馬 / 萩原聖人 / 渡辺真起子 / 宇野祥平 / 韓英恵 / 宮澤秀羽 / 矢野聖人 / 大友律 / 竜雷太 / 綾戸智恵 / 佐藤浩市 / 原田美枝子 ・・・・・・・・・・・・・ 十二人の死にたい子どもたち ![]() 思っていたのと違った内容で、結構心温まる系の良いお話だったのね。 てっきり、バトルロワイヤル系の、どんどんみんなが死んでいく話だと思い込んでいました。 良い方に予想を裏切られて、なかなか面白かったです。3つ★~3つ★半 ラストに時系列順に、どんな感じだったのか・・・が、映像で流れて、そういう流れだったんだ、っていうのの総復習みたいに見れるようになっています。 ★以下ネタバレ★ それぞれ死にたい理由はあるのだけれど、死ななくても良いのに・・・って人も混ざっていました。でも当人にとってみれば、それ位辛い状態だったわけで。 最後は、結局集団自殺を思いとどまり、みんなそれぞれ解散して行く。 そもそも主催者の病院の息子は、そうやって今までにも数回、こういう事を繰り返して来ており、今も生きてるってことからも、毎回思いとどまって解散しているんですよね。以上 そういえば、原作者の冲方丁さんを見たことがあるんですよ。背の高い、若々しい方でした^^ 十二人の死にたい子どもたち(2019/日本) 原作 冲方丁 監督 堤幸彦 出演 杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、吉川愛、萩原利久、淵野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗 橋本環奈 |
「こんな夜更けにバナナかよ」
原作を随分昔に読み目からうろこでした(たぶんそうだろうと思う) 未見ですがずっと観たかった映画です。大泉洋さんもファンだしねぇ~ 「十二人の死にたい子どもたち」 >てっきり、バトルロワイヤル系の、どんどんみんなが死んでいく話だと思い込んでいました 私も全く似た様に想像していたからびっくりです。そうじゃないんだ! 冲方丁は『天地明察』が好きな作品です。『光圀伝』もそれなりに良かったかもしれないけれど、天地に較べれば・・・(笑) URLに感想記事を入れてあります。 https://blog.goo.ne.jp/33bamboo/e/0a8f4261a4c8634cd1134bd8e8caa053
↑は「天地明察」を読んだきっかけになった記事です。これも読み易くお勧めの時代物です。良かったら試してみて! TBが終了してるようでしたので追加しました。 しずくさん、こんにちは!
> 「こんな夜更けにバナナかよ」 原作を昔に読まれていたとは! 凄く評判の良い、色々な賞を受賞した作品なんだそうですね。 ブクログの方で検索してみたけれど、かなり昔だったのか、感想は見つけられませんでした。 映画の方も、色々と考えさせられたり、はっとさせられました。 大泉さんといえば、日曜のドラマも一応見てます^^ 本作でも、彼が演じてたから、あの態度でも憎めない効果が上がっていたような。 > 冲方丁は『天地明察』が好きな作品です。 私も小説と映画を見ました。小説の方は感想書かずじまいになっちゃったみたいです。 伊能忠敬さんって、何でも出来て、すごい人ですよねー。 以前より、風情のある水路の町「佐原」に行ってみたいと思っていたのですが(いまだ行けてない)、伊能忠敬さんのご実家や博物館があるのを知って、いつか行けたら覗いてみようと思っています。 あったあった笑
何年ぶりだろう。こちらにお邪魔するのは。この映画昨日観ました。私は凄く良い映画だったなあ。と言う感想。泣けました。何だろう、大泉さんの役者としての実力かな?普通なら、えらそうに!と思うだろうところも、そんな風に感じなかったなあ。必ず有難うね。と言う感謝の言葉や他諸々の行動からかな?脚色はあるにしても、沢山のボランティアが鹿野さんを支えた事実からは、鹿野さんの内面の人柄の良さがあったからじゃないかな? 私はこの映画に三浦春馬さんが出ていることは知らなくて..映画の中であんなに素敵な笑顔を見せていたのに..と思うと、なんだかとても切ない気持ちになりました。でも久々に見た映画が感動もので良かったです。詳細はまたメールで^_^ 京ちゃん、こちらにコメントありがとう!
お盆、いかがお過ごしですか? 家は、ゴロゴロだよ。 子供はお正月以来、コロナで会ってないよー 夏休みも結局相談の上、来るの辞めたよ。 で、バナナ。 そっか、凄く良い映画って思ったのね。 私はそこまでじゃなかったんだけど、でも色々考えさせられちゃったよー。 三浦春馬君のはショッキングだったね・・・ まさか、あんな何でも持っているような人が・・・ やっぱり人の心の中は本人じゃないと解らないものだよね。 可哀想に、色々悩んでいたんだな・・・って思うと切ないね。 |
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