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「聖なる鹿殺し」「ロブスター」感想
ヨルゴス・ランティモス監督の映画2つ
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聖なる鹿殺し
なんといってもマーティ役の俳優バリー・コーガン (バリー・キオガン?)
不気味で怪演・・・。
不穏な音楽も怖さをあおります。

最初の内、なにかで負い目があって、この青年に優しくしてるんだろうな・・・というのは推察できるのですが、アルコールを飲んだオペで患者を死なせてしまい、その息子で、恨まれているっていうのがだんだんわかります。
でも、家族(子供)を死なせるって、どうやって? 黒魔術とかなんか魔法のパワーがあるんか? って、そこがどうも引っかかって、でもこの少年ならやりかねん(何か黒い事を)っていうのは納得できたから、まあ、いいか・・・と、そのまま見続けましたが、
決してカッコよくもなく、特に魅力があるという感じじゃないマーティを、長女のキムが気に入ってしまうっていうのも、謎だったなあ・・・

★以下ネタバレ★
なんでか、子供たちが立て続けに歩けなくなって、どんどん死にかけて行く様になる。
マーティの言うとおりになってしまいそうで、やむを得ず、猟銃を持って、ぐるぐる回って適当に撃った一人を殺すことにする。当たったのは息子だった。ラストは飲食店で夫婦とキムが食事をしている側で、偶然マーティも食事をしている・・・という処で終わりました。
以上

カンヌで脚本賞を取ったそうですが、そこまで凄い作品とか脚本とは私には感じられなかったかも。3つ★

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア (2017/英=アイルランド)
The Killing of a Sacred Deer
監督 ヨルゴス・ランティモス
脚本 ヨルゴス・ランティモス / エフティミス・フィリプ
出演 コリン・ファレル / ニコール・キッドマン / バリー・コーガン / ラッフェイ・キャシディ / サニー・スリッチ / アリシア・シルヴァーストーン / ビル・キャンプ

あらすじ 心臓外科医のスティーブン(コリン・ファレル)は、マーティン(バリー・コーガン)という青年にまとわりつかれていた。眼科医の妻アナ(ニコール・キッドマン)、14歳の娘キム(ラフィー・キャシディ)と息子のボブ(サニー・スリッチ)と暮す屋敷に青年を迎え入れたときから異変が起こり始めた。突然、ボブが歩けなくなったのだ。さまざまな検査をしても原因は分からない。そして、青年に好意を寄せていたキムにも同じ症状が現れ一家は理不尽な状況に追い込まれていく

・・・・・・・・・・・・
ロブスター

1年位前に見たまま、になっていました。
「独身者は動物に変えられる」というルールがある世界。
他にも、色々なルールが出て来て、なんで?とか、そんなわけないとか、若干頭をよぎったものの、まあそうなんだな、とあまり突っ込まずに見続けました。1年経って、既に結構忘れちゃってます・・・。

凄い豪華なキャスト。大御所のスターがゾロゾロ出演。
深い事あんまり考えずにこの世界にハマれば楽しいんでしょうけれど、そこまで入って行けなかったかも。

このロブスターと、籠の中の乙女と、2本まとめてレンタルしたのですが、籠の中の乙女がディスクに傷がついていて、途中で見れなくなっちゃって・・・
その後、1年が経って、つい先日「聖なる鹿殺し」を見たら、何度も書いちゃってますが、勝手なルールにのっとってお話が進む、っていうのが共通していました。

ロブスター (2015/アイルランド 英 ギリシャ他)
The Lobster
監督 ヨルゴス・ランティモス
脚本 ヨルゴス・ランティモス / エフティミス・フィリプ
出演 コリン・ファレル / レイチェル・ワイズ / ジョン・C・ライリー / レア・セイドゥー / マイケル・スマイリー / ベン・ウィショウ / ジェシカ・バーデン / オリヴィア・コールマン / アシュレー・ジェンセン / アリアーヌ・ラベド / アンゲリキ・パプーリァ

あらすじ 死別や離婚で独身になった者は男女を問わず身柄を拘束されてしまう、そんな時代。デヴィッド(コリン・ファレル)もホテルに軟禁されてしまう。そこで、45日の間にパートナーを見つけないと、有無を言わさず動物に変えられてしまう。
ただし、森に潜む独身者を狩りに行き、1人捕獲すれば45日の期限が1日延長される規則になっていた。デヴィッドは、やっと見つけたパートナーからひどい仕打ちをうけ、ホテルから逃走。女リーダー(レア・セイドゥー)が支配する脱走者集団の中に逃げ込むが、そこは逆に恋愛禁止だった。ところがデヴィッドは近視の女(レイチェル・ワイズ)と恋に落ちてしまう。
【2020/10/29 14:59】  コメント(10) | トラックバック(5) | 国籍微妙・他国
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コメント

こんばんは🌃✨

「籠の中の乙女」が非常に違和感があり、この監督合わないかもと思いましたが、「聖なる~」は面白かったです。
相変わらず不条理ですが。銃をもって目隠しして。。。のシーンとか有り得ませんよね😣

私が面白いと思ったのは内容が完全にオカルトだったからです。
医師一家につきまとう少年がサイキックでしたよね。不気味だけどインパクトがありました。

記事を探したけど無かったので関連記事を貼りますね。

https://kamierutonuko.blog.fc2.com/blog-entry-2273.html
kamieru  【 編集】  URL |   2020/10/29 22:16   |  TOP ▲ |


あくまで個人の好みですがベン・ウィショーが主役のほうが良かったです。
そうそう、あんまり入り込めませんでした。
こに  【 編集】  URL |   2020/10/30 08:06   |  TOP ▲ |


latifaさん、おはよう~(^O^)
クセの強い作品なので、ノレるノレないはあるよね~。
私は「籠の中の乙女」はあまりノレない方だったかな。
でも「ロブスター」と「聖なる・・」はしっかりノレて楽しめました。

>勝手なルールにのっとってお話が進む、っていうのが共通していました。

ほんとね!
突拍子もないルールの中で、皆様色々と大変よねぇ(^^;
ボーヤン・・じゃなくてバリー・コーガン、はこれからが気になるよね・・もう普通の役じゃ物足りないかも?(私が・・)
つるばら  【 編集】  URL |   2020/10/30 11:03   |  TOP ▲ |


こんにちは~~。

監督の作品って本当に独特ですよね~~、唯一無二かな。
アリエナイビックリな設定なんだけど、どんどんのめりこんで観てしまうという。
2作とも強烈だったけれど、私は「ロブスター」の方が好みかな(笑)
レア・セドゥとかベン・ウィショー、好みのキャストが多かったのと、
「鹿殺し」の方はやっぱり家族ものだったから。子供が出てくるとキツイなーー。
共感できない家族だったから、まだ突き放して観れたけど・・・(苦笑)

  【 編集】  URL |   2020/10/30 15:11   |  TOP ▲ |


kamieruさん、こんにちは!
ご覧になっていたのですねー。

そうそう、目隠しで銃で・・は、びっくりでしたよ。
不気味だけど、インパクト凄かったです。

この監督さんの映画って、私は最初に「女王陛下のお気に入り」だったので、こんな奇想天外?な作品を撮っていた人とは知らず、後からビックリしてる次第です。
latifa  【 編集】  URL |   2020/10/31 09:13   |  TOP ▲ |


こにさん、こんにちは!
おおー、こにさんもご覧になっていたのですね。
私もベン・ウイショーの方で見たかったなあ、彼が好きなので!
でも、恐ろしい事に、ロブスターは、細かい処、結構もう忘れてしまっているという状態・・・
割と最近見たのに、、、
latifa  【 編集】  URL |   2020/10/31 09:21   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちは!
ヨルゴス監督の作品、全部(殆ど)見てるのねー、すごいわー!

そういや、この監督に興味持ったのって、つるばらさんがきっかけなのよ^^
確か、女王陛下・・の映画を見た時に、過去に過激なの撮ってる鬼才だっていうのを、つるばらさんちで知って、いつか過去作品も見てみようって思ったのよ。

>フィギュアスケートの中国のボーヤンに似て
それ!爆笑していたのに、コメント書く時、うっかり忘れちゃってて。確かに似てるよね!
latifa  【 編集】  URL |   2020/10/31 09:32   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
この監督さん、私は最初が、意外と普通な「女王陛下」だったものだから、後から過去作品見て、びっくり。
でも、こういう過激な作品作る人って結構怖い物見たさで好きなんだよ。

>レア・セドゥとかベン・ウィショー、好みのキャストが多かったのと、
私も! この2人、好きだわー。
やっぱり好きな人が出てると気持ちが違うのよね。
latifa  【 編集】  URL |   2020/10/31 09:34   |  TOP ▲ |


こんにちは。
私は本作どちらも好きですが、方向性の違う作品ですよね。それでも理不尽さと、見え隠れする古典の要素とが不思議な魅力の作品に仕上げていたと思っています。やっぱり私は夜ゴス・ランティモスの理不尽な世界が好きなんです。
ここなつ  【 編集】  URL |   2020/11/16 17:14   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
コメント、TBありがとうございました!

ここなつさんは、ランティモスの理不尽な世界がお好きなんですね。
これは、もう好きか否かは、理屈じゃないですよね。
お好きな方は、この監督の作るお話や世界にハマって楽しむ事が出来ると思います。

私はどうだろうなあ・・・まだ3本しか見てなくて、その内一つは、結構まともな映画だったから。
latifa  【 編集】  URL |   2020/11/17 10:20   |  TOP ▲ |


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