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「五億円のじんせい」感想
公開当時、内容を聞いてソソられて、レンタルを待っていた作品。
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GYAOで数日間無料配信されているのに気がついて早速鑑賞。
難しい手術を海外で受けるため、5億円の募金を集め、無事手術は成功、その後高校生になった少年。
ドキュメンタリーをTVでやっていたりして世間は彼の事を知っていて、応援してくれて見守っている・・・
今まで、この少年の心理なんて考えた事もなかったけど、これは相当キツイ・・・・

彼が将来はみんなに恩返しを・・ 医者になるのが目標です・・・ 品行方正で良い子でなくてはいけないという重圧。
お母さんも同様です。

あ、だからと言って、たまに目にする、こういった募金で命をつないだ子供たちやご家族が同じ重圧を受けているというわけじゃないと思いますが。

で、この主役の少年が、見た事もない俳優さんだったのは、とても良かった。
ちょっと神木君っぽい風貌で、純な感じで素朴な感じで、確かに「優しくしてあげたくなる」感じの子なんですよね・・・

生きる希望も目的もなく、死んでしまおうかと思うものの、謎のメッセージを送って来た人(最後に解ります)とのやり取りで、今こうやって生きていられるのも、みんなから貰った5億円のお陰ということで、5億円の借金をせめてもの稼いでから死のうと決意。

家を飛び出して雨の中コンビニでお金をおろそうとするもATMがなく、店を飛び出す。その際、傘入れには、数本誰かの傘があった。ここでどれか取ってしまう・・・であろうところ、彼はとらず・・・。そこへ雑品回収みたいなおっちゃんが、ぼろい傘を安い値段で提案してくる。 これがきっかけで、このおっちゃん(ホームレス)のお家に一晩泊めてもらうことになる。

おっちゃんは優しくて、良い人だった。
翌日、起きるとおっちゃんは書置きを残したまま、出かけちゃっていた。
少年がATMでお金をおろそうとしたら、30万全額なくなっていた。
それでも、お礼にお酒を買って、おっちゃんちに行ったら・・・ 隣のおじさんが、昨日誕生日聞いてたろ、って言われるのでした(暗証番号が、ソレだったのね) 少年激怒!

その後も、肉体労働の現場や、添い寝バイトで知り合った、淋しがり屋の女性、怪しいバイトで知り合った裏世界の兄さん(悪い人なんだけど、彼には優しくしてくれて、助けてくれたよね・・・彼の行った「優しい人、優しくない人っていうのじゃなくて、優しくくしてあげたい人、っていうのが」っていうのは、おおお・・・と思いましたねー。確かに。

★以下ネタバレ★
お金をおろしたのはお母さんでした。おじちゃんじゃなかった。その上、少年が買っておじちゃんにあげたロトくじが大当たりしていた(ここの展開は、ちょっと残念だったなあ、5億集められなくても、充分良いお話だったから、こじつけ感が・・・) おじちゃんところに慌てて行ってみたものの、おじちゃんは「銀河鉄道の夜」を彼へと残してくれていて、死んじゃってたよーー。
詐欺を途中で思いとどまった彼を、おばあさんがあの少年はテレビで見たあの子かも?と通報し、保護され自宅へ。
彼にメールを送っていた謎の人間は、少年時代優しくしてくれたお姉さんの妹でした。彼女が死のうとする彼を引き留める(この時点で、色々な経験を経て死ぬ気はなくなったんじゃないのか?と思ってたんだけども・・・違ったのね)
お姉さんと約束した「ワンピースの最終巻が出たら・・・」は、ささやかだけど生きるな目的になって良いですよね。
最後は、自殺をしようとしていた女子高生を助けようとかけつける。
以上

最後の方の展開が、ちょっと残念な感じがあったものの、全体的に面白くて、たまにキラっと光るセリフがあったりと、とても良かったです。4つ★ちょい

小学生~10代の子に見てもらいたいなー。
何か価値のある事を成さなくても、とにかく生きてるだけで良いんです!

五億円のじんせい (2019)
監督 ムン・ソンホ
脚本 蛭田直美
出演者 望月歩 山田杏奈 森岡龍 松尾諭 芦那すみれ 吉岡睦雄 兵頭功海 小林ひかり 水澤紳吾 諏訪太朗

内容・あらすじ
主人公は幼い頃に、善意の募金五億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年、高月望来。健康に成長し17歳になった望来は、五億円にふさわしい自分であろうとして周囲からの期待を引き受け、マスコミに晒される、窮屈な青春を送っていた。
ある日、とある出来事をきっかけに SNS で自殺を宣言したところ、見知らぬアカウントから「死ぬなら五億円返してから死ね」というメッセージが届く。夏休み、望来は家を飛び出し・・・
【2019/11/25 16:15】  コメント(0) | トラックバック(0) | 日本映画
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