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「ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男」感想
予想以上に良かったです。4つ★半
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1980年~1983年頃、特にテニスファンって訳ではなかったけれど、ボルグやマッケンローのことは知っていました。
当時はビデオ録画っていうのが、まだ出来なかったため、彼らの試合をリアルタイムに見るというのは難しかったので、こんな凄い試合だったんだ・・・というのにびっくり。

ボルグのあのポーズは、当時しょっちゅう使われていて、だけど40年経った今、とても感慨深い。
こういう風に、殆ど知らずにいたからこそ、凄く面白く見れたのもあるかも。良く当時の事をご存知だった人が見たら、そうでもなかったかもなあ・・・。

それにしても、追い上げる人間より、追われるトップの人間の辛さ! 
連覇を続けるというのが、いかにストレスフルでプレッシャーが凄い事か、ボルグのゲン担ぎが病的なのが痛々しくてね・・・。
完全にボルグを応援する視線でこの映画を見てしまいましたよ・・・。
天才の苦悩と孤独、追い上げて来る新しい天才、こういうお話が大好きです。

驚いたのが、ボルグもかつては暴れん坊だった・・・ってこと。その怒りを内に秘め、それをボールを打つ時に込める、っていうコーチの手腕も凄かったですよ。ボルグを演じたのは、スヴェリル・グドナソンっていう俳優さんで、ミレニアムシリーズ「蜘蛛の巣を払う女」の主演ミカエル役やった人ですよね、似てた!
ちなみに9歳から13歳の時代は、ビヨン・ボルグの実の息子レオ・ボルグが演じているそうです。彼もテニスプレイヤーらしいですね。
マッケンローはシャイア・ラブーフで、結構合ってました。

★以下ネタバレ★
5連覇!6-1, 5-7, 3-6, 7-6, 6-8 、3時間55分に及ぶ戦い、とりわけ第4セットはボルグは7つのマッチポイントを奪われ、普通ここで精神力をやられてしまう処、8度目の正直で勝利した。
しかし、これがボルグがマッケンローに勝てた最後の試合だった。
同年の全米オープン決勝でマッケンローは、ボルグを 7-6, 6-1, 6-7, 5-7, 6-4 とフルセットの末に破り、翌1981年のウィンブルドンでは、再び決勝でボルグを 4-6, 7-6, 7-6, 6-4 で破った。続く全米オープンでも2年連続決勝でボルグを破り、ATPランキング1位の座をボルグから奪い取って、マッケンロー時代の幕開けとなった。
以上

映画の中で、マッケンローの少年時代、部屋に貼ってあったボルグの写真、そしてボルグと同じヘアバンド?をつける姿、セリフでは一度も「ボルグに憧れていた」というのが無く、あの短いシーンだけで、それを感じさせてくれました。

大坂なおみさんとセリーナのように、憧れの選手であり、目標だった人との対戦、自分がその人を超えてしまう、こういうのは胸に来ますねえ・・・・。

映画を見終わった後に、マッケンローは時々姿や噂を聞いていて、元気そうって思っていたけど、ボルグはどういう人生を送ったのかな?と調べてみたら、離婚したり、事業に失敗したりと、あんまり幸せ続き、ってわけでは無さそうでした。

“ボルグとマッケンローは親友となり、マッケンローの結婚式でボルグが介添え人を勤めた”
マッケンローの最初の妻は、日本でもCM等で姿をよく見かけた女優テータム・オニールで、その後離婚。(マッケンローは再婚し、幸せそう) かたやテータムは麻薬でボロボロになってしまったようです・・・。

前から今度見るリストに入っていた本作を、TVで放映してくれて、すっごく嬉しかったのだけれど、ラストの10分くらい、大雨で画像がぐちゃぐちゃ・・で、なんとか見たという悲劇。

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男
監督:ヤヌス・メッツ(2017/スウェーデン 、 デンマーク 、 フィンランド)
脚本:ロンニ・サンダール
あらすじ 世界がテニスブームに沸き立つ1980年、その最前線に立つ存在として活躍するビヨン・ボルグ(スヴェリル・グドナソン)。類いまれな強さに加えて彫刻を思わせる端麗な容姿と冷静沈着な性格で、テニスファン以外からも圧倒的人気を集めていた。ウィンブルドンで4連覇を果たし、5連覇をも達成しようとするボルグ。だがその前に、過激な言動で注目されていた天才的プレイヤーのジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)が立ちはだかる。
【2020/07/08 09:24】  コメント(5) | トラックバック(1) | アメリカ映画
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コメント

latifaさん、こんにちは。

感想挙がってる~!!嬉しい♪
ラスト10分無事に見れたかな~。
昨夜も雨が凄くって怖いくらいでした。九州も大変だし・・・、線状降水帯って恐いよね。

当時試合を全部観ていたわけではないけれど、ボルグもマッケンローも絶対的に有名でしたよね。
でもボルグはこの映画を観るまで、クールなイメージしかなかったから、ゲンかつぎとか、暴れん坊だったとか驚きましたよね。
でね、昨日偶然にも昔のVHSをDVDに焼いてくれたものを見ていたら、家族の思い出旅行のものだったんだけど、間に二人のテニスの試合が映っててそれが残ってました(笑)
懐かしかった~(*^-^*)
マッケンローの奥さんはティータムでしたね。そういえば、アガシもブルック・シールズと!!テニス選手と女優さん、案外多いカップルですね。
  【 編集】  URL |   2020/07/08 14:59   |  TOP ▲ |


あ、映ってたのは懐かしのテニス総集編っていう番組なので、当時のそのままの試合の映像では無かったですけど!(^^)!
  【 編集】  URL |   2020/07/08 15:02   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
ラスト、まだ見れてない・・・ううう・・・。
でも、あまりに良かったから、興奮冷めやらぬ内に感想書きたくて書いちゃったの。

で、なんですとーーー!!その家族の思い出旅行に映ってたって、すごいじゃないの!どんな番組であっても。
昔のVHSとかテープとか、そろそろDVDに焼き付けておかねばイカンね、私もしなくちゃ・・って思いつつ、そのままになってた。
このままじゃ永遠に見ないまま、お蔵入りしちゃいそうだもの。


>アガシもブルック・シールズと
そうだったねーー! テニスの選手、カッコイイ人多いからね^^
latifa  【 編集】  URL |   2020/07/09 13:16   |  TOP ▲ |


今日はこちらから。アマプラで見ました。面白かったです!
追われる王者というストレスを勝手に羽生くんに重ねてしまった・・・(何でも羽生くんに重ねる病)
トップの選手がルーチンワークを守るというのは、よく目にするけど、痛々しかったですね。
今のテニスプレイヤーが30代でバリバリ現役というのは、このストレスを延々と感じ続けるということかしら・・・。
ボルグの息子さんが演じてたというのは、初めて知りました。
面白い映画を紹介してくれてありがとうございました!
牧場主  【 編集】  URL |   2020/09/13 10:53   |  TOP ▲ |


牧場主さん、こんにちは!
これ、ご覧になったんですね。旦那さんと一緒に鑑賞したのかなー?
面白く見られたそうで良かったーー!

>追われる王者というストレスを勝手に羽生くんに重ねてしまった・・・
解ります!私も羽生君や、ピンポンでの獅童さんを思い出していました。

ルーチンワーク
ここまで徹底している選手は初めて見たかも。
イチローとかもバッターボックスでの動きが決まってるっぽいですが

>今のテニスプレイヤーが30代でバリバリ現役というのは、このストレスを延々と感じ続ける
キツイっすよねえ・・・。
でも、どんなスポーツ、将棋とかでも、追われるキツさ、続けることの大変さは同じでしょうね

そうそう、ご覧になってないかもしれませんが、先日NHKのプロフェッショナルで、内村航平さんのをやっていたんですけど、もう‥見ていて辛くて可哀想でした。死んでも東京オリンピックに出たいっていう気持ちが切なくてね(もし東京オリンピックがなかったら、前回のオリンピックで引退していたのかもしれない)
でも、こうやって、1年密着取材して行った事で、彼の鉄棒だけに出るという判断に至った経緯がよく解りました。
今晩深夜に再放送あるんだったかな
latifa  【 編集】  URL |   2020/09/14 11:02   |  TOP ▲ |


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