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「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」「女と男の観覧車観覧車」感想
ウッディ・アレン作品2本
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うーん、面白くなかった訳じゃないのだけど、普通な感じかな・・・。

シャラメ君目当てで見ました。セレブな大学生。ギャンブルでお金を得てて、母親に反発している。 
この映画では、わざとカッコ良さを消していた気がしました。この前見た「若草物語」みたいにキラキラしてなかった。相変わらずスタイルは細いなあー!

エル・ファニングは、ほんのちょっとだけ、笑った時のくしゃっとしたカワイイ表情とか若い時のダイアン・キートンに似てるかも、すらっとした背の高い金髪だし。ウッディアレンが好きそうな感じはありますね。

NYで色々知り合う業界人に誘われて、ついのぼせ上っちゃうのも解るけど、あまりにもアホっぽく感じちゃったかな。
そして色男役で、あのディエゴ・ルナが! ウッディアレン映画に彼が出て来るとは!!
おでこ少し淋しくなりかけてるけど、まだまだ若くて嬉しかったなー。
雨に濡れるシーンが多いから、ジュード・ロウとか、なおのこと髪が・・切なくなっちゃったなあ。

セレーナ・ゴメスがウッディアレンの映画に出るとは・・・なんかビックリ。
で、ヒロインの女性二人ともの衣装が??(私がそう感じただけで、多分一流のスタイリストがついてるんだろうから、私の見る目やセンスが悪いだけかもしれません)

★以下ネタバレ★
実はお母さんは元娼婦。仕事で父と出会って恋に落ちて結婚していたのねー。大丈夫なのかしらー、元お客さんに夫の友人とか知り合いとかいそうだけど・・・。
それを知って息子は衝撃を受ける。
ラストはなんと自ら彼女に一人で帰ってと言って、NYに残り、セレーナとくっつく。
以上

レイニーデイ・イン・ニューヨーク (2019/米)
A Rainy Day in New York
監督 ウディ・アレン
脚本 ウディ・アレン
出演 ティモシー・シャラメ / エル・ファニング / セレナ・ゴメス / ジュード・ロウ / ディエゴ・ルナ / リーヴ・シュレイバー

あらすじ NYの金持ちの息子ギャツビー(ティモシー・シャラメ)は、母親への反発もあり家を出て遠方の大学に通っていた。
恋人アシュレー(エル・ファニング)が大学新聞の取材で映画監督ローランド(リーヴ・シュレイバー)にマンハッタンでインタビューをすることに。そこでギャツビーも同行して勝手知ったる有名スポットを巡って楽しい一夜を過ごそうと計画。ところがアシュレーは、成り行きで脚本家のテッド(ジュード・ロウ)や、人気俳優のヴェガ(ディエゴ・ルナ)と行動することに。予定が狂ったギャツビーは、偶然元彼女の妹チャン(セレナ・ゴメス)に遭遇し、映画撮影に参加、キスシーンを演じる。

女と男の観覧車

半年くらい前に見ました。
面白かったけど、ちょっと物悲しかったな。
ケイト・ウィンスレットは相変わらず安定の演技のうまさだわー。
疲れた中年女性だけど、まだまだイケる美人みたいな役はピッタリ。

お相手は、歌の方でも活躍しているジャスティン・ティンバーレイク。
映画では「TIME」で見て以来かな? その時からすると、結構年を取ったなあ(若いけどね)という印象。

ギャングと駆け落ちして絶縁されていた夫の娘キャロライナがいきなりやってきて・・・。
不倫相手の若い男が、よりによってこの娘に目をつけ、気持ちが行ってるっぽい。焦るよね・・。
この娘が、豊満なバディをしていて、またそれを強調するようなドレスとか着ていて似合ってる。

ウッディアレン作品って、2人女性が出てきたら、一人は、こういったセクシーダイナマイトバディ、も一人はスリムなすらっとした女性って事が多い様な。
本作ではスリムな人はいなくて、主役のケイトも肉感的バディの人だったけど。

女と男の観覧車 (2017/米)
Wonder Wheel
監督 脚本 ウディ・アレン
出演 ケイト・ウィンスレット / ジム・ベルーシ / ジャスティン・ティンバーレイク / ジュノー・テンプル / デヴィッド・クラムホルツ / マックス・カセラ / トニー・シリコ / スティーヴン・R・シリッパ / デビ・メイザー / トーマス・ギアリー / ジャック・ゴア

あらすじ 1950年代。NYのコニーアイランドの海水浴場。劇作家志望の大学生で監視員のバイトをしていたミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)が、ひと夏の物語を語り始めた。舞台女優の夢破れジニー(ケイト・ウィンスレット)は小学生の息子を連れて再婚し、今はしがないウェイトレス。同じく再婚の夫ハンプティ(ジム・ベルーシ)は、人は良いが武骨な遊園地の回転木馬の操作係だ。名物の大観覧車が見える一家が暮らす家に、ギャングと駆け落ちして絶縁されていたハンプティの娘キャロライナ(ジュノー・テンプル)が訪ねて来た。何と彼女、夫に命を狙われいるという。
【2020/12/08 14:14】  コメント(11) | トラックバック(5) | アメリカ映画
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コメント

こんにちは。
ウディ・アレンの作品って、本質がバカな女の人のことは結構叩く…でもその裏ではそんな女と共に居る男のことをもっと叩いている、というのが私の印象です。
「男と女は合わせ鏡」っていう感じですかね…。
ここなつ  【 編集】  URL |   2020/12/08 17:00   |  TOP ▲ |


こんにちは。

レイニーデイ~タイムリーに私も昨日観ました。記事は今度書きますね^^
うーん。。。良かったですが、今作は軽めでしたね。アニーホールや男と女~の様な、見た後に人生って辛いねと感じるものが好きですね。
もうとにかくシャラメ君が美しくて美しくて。。。。。。(///∇///)💕❤️でした(笑)
kamieru  【 編集】  URL |   2020/12/09 09:59   |  TOP ▲ |


「女と男の観覧車」ケイト・ウィンスレットが出演ということで観ました。さすがの体当たり演技でしたね。特に最後のほうの不倫相手に捲し立てるところが凄かったです。ちょうど今、キャメロン・ディアスやジュード・ロウと共演した「ホリディ」を観始めたところです。まだ始めの20分くらいですが良さげな予感がしてます!(^^)!

こに  【 編集】  URL |   2020/12/09 10:34   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
コメントありがとうございました。

>本質がバカな女の人のことは結構叩く…でもその裏ではそんな女と共に居る男のことをもっと叩いている
おおー、鋭いですー。
私は女性の事ばかり目について、その女性といる男性までは見えてなかったです。

恋愛ものがお好きってことは、やっぱり監督ご自分も恋多き人生だった(現在進行形?)なのかしら。
長生きされてますもんね。
これから、どんな作品を作っていくのか、見届けたい気持ちです。
latifa  【 編集】  URL |   2020/12/09 14:59   |  TOP ▲ |


kamieruさん、こんにちは!
わー!kamieruさんも、見たばっかりなんですね?
感想楽しみに待っています。

>アニーホールや男と女~の様な、見た後に人生って辛いねと感じるものが好きですね。
そうですか、
本作は、そういうのは、あんまり無かったかな・・・
若い子の恋愛ものだから、そこまで味わい深い物悲しい余韻・・みたいのはなかなか無くて普通なのかも・・・。

>もうとにかくシャラメ君が美しくて美しくて。
あら、そうですか。
私ったら、わざとカッコ良さを消してた、なんて思っちゃって、とんでもないですね。
latifa  【 編集】  URL |   2020/12/09 15:06   |  TOP ▲ |


こにさん、こんにちはー!
「女と男の観覧車」ご覧になっていたのですね。コメントありがとうございます!
ケイト・ウィンスレット、上手いですよね。
捲し立てる様なキツイ女性の役、前にも見て、その時も上手いなーと思いました。
「リトル・チルドレン」とか、「レボリューショナリー・ロード 」とか

あ!ホリディ、ご覧になってるんですね。
私も以前面白く見ました♪
latifa  【 編集】  URL |   2020/12/09 15:10   |  TOP ▲ |


latifaさん、こんばんは。
>雨に濡れるシーンが多いから、ジュード・ロウとか、なおのこと髪が・・切なくなっちゃったなあ。
ぷぷぷ~~(笑)latifaさんのこういう感想大好き(*^-^*)
シャラメ君、背中を丸めて早口で・・・監督を投影してるかのようなキャラでしたね。
エルちゃんのファッションは憧れの監督にインタビューってことで真面目系?を意識してるのかな~とか思ったり(カシミアのセーター)。

「女と男の観覧車」はケイト・ウィンスレットが圧巻だったわ~。
かっての日々を語る姿とかあまりにもリアルで上手すぎてイタイ(>_<)
舞台設定とか、音楽の使い方とか、監督さすがのセンスでしたネ。
  【 編集】  URL |   2020/12/09 19:52   |  TOP ▲ |


このコメントは管理人のみ閲覧できます
  【 編集】   |   2020/12/09 19:54   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!

>シャラメ君、背中を丸めて早口で・・・監督を投影してるかのようなキャラでしたね。
うん、うん! 私もそれ思った。意識して、役作りをしていたえよね。

>エルちゃんのファッションは憧れの監督にインタビューってことで真面目系?を意識してるのかな~とか
なんか・・・ヒロイン2人ともが、ミニスカートがやたら多かった印象。
別にミニスカートが嫌いって訳じゃないんだけど、なんだか上下の組み合わせとか、あか抜けない感じがしちゃったのよね・・(勝手に私が思っただけなの)

それと、またやっちまったー!! 全くもって自分のこういううっかりミスにや呆れるばかり。
瞳さんが教えてくれなかったら、永遠に気がつかずにいたよ。教えて下さって、ありがとう!
latifa  【 編集】  URL |   2020/12/10 09:01   |  TOP ▲ |


こんばんにゃ😺

カッコいいかどうかは分かりませんが(カッコいいですね笑)、持って生まれた美しさが隠しきれないと思います。
でも美しすぎるからベニスに死すの人みたいにならないといいなあと。
でも彼は楽天的に見えるので大丈夫な感じがしますが。俳優やめちゃったりして。分からないけど。
kamieru  【 編集】  URL |   2020/12/10 22:12   |  TOP ▲ |


kamieruさん、こんにちは!

>持って生まれた美しさが隠しきれないと思います。
確かに。最大限の外見への誉め言葉ですね♪

>でも美しすぎるからベニスに死すの人みたいにならないといいなあと。
ううう・・・。
でも、ビョルンは10代中盤までの一時の美しさで、きっと20代に入ってしまったら、あのルックスでは無かったかと思うので、そういう点ではシャラメ君は暫くは現状維持できるのでは?と思ったり・・。

俳優やめちゃったりして・・は、あるかもですね。
俳優とか芸能人って精神的に相当タフじゃないと続けられませんよね・・。
latifa  【 編集】  URL |   2020/12/11 09:58   |  TOP ▲ |


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