ポコアポコヤ　映画倉庫

アメリカ映画2本

隔たる世界の2人

何度も同じ一日を繰り返す・・・というお話は、つい半年位前に同じ設定の映画を見たばかりなので、またかーと少々思ったものの、それらの映画とは違った部分等見比べる気持ちで楽しく拝見しました。
それに、この映画の言いたかった事、観客に見せたかった処は人種差別的な処というのも解ったので。

★以下ネタバレ★
作り話とはいえ、白人の警察官が、あそこまで酷い人というのが・・・。せっかく良い感じで少し仲良くなって家まで送迎してもらって、ほっとしかけたのに・・・。
あと、泊った彼女の部屋から出ないでこもってると、機動隊みたいのが部屋に入って来た、ってのはなあ・・・　
それにしても、理不尽に殺されたアフリカ系の人達がこんなにいるなんて、酷過ぎますね。これは許しがたい！　以上

隔たる世界の2人
原題 TWO DISTANT STRANGERS　2020年アメリカ
監督 トレイヴォン・フリー マーティン・デズモンド・ロー
出演　ジョーイ・バッドアス、アンドリュー・ハワード、ザリア

ニューヨーク出身のラッパーにして俳優、ジョーイ・バッドアスがプロデュースと主演を務めたNetflix短編映画。
アカデミー賞短編実写映画賞受賞



私というパズル

この映画で、ヴァネッサ・カービーがアカデミー賞主演女優賞にノミネートされていました。
確かに出産シーンとか凄かった。３つ★
内容は、、、面白くないというわけじゃないのですが、難産の出産シーンとか、死産になってしまった後の辛さとか、見ていてキツイシーンが多すぎて・・・・。この主人公の受けたダメージを考えると、いや想像するのも嫌なくらい、辛すぎますよ・・・。

中盤からは母との関係もクローズアップされて行くのだけれど、この母の人生について言葉で語られるシーンがあって、彼女の母が大変な中産み、死んでいてもおかしくないような中を努力と苦労をし、生き抜いて来て、今裕福な暮らしを出来てる人生の成功者風綺麗なマダム）　だからって娘に相談もせずに、色々と勝手に行動したりするのは、良くないよね。

あと、出産を自宅で自然に・・という気持ちは解らないでもないのだけれど、やっぱり病院が無難だよなあ・・・と私は個人的に思いました。　病院で出産しても、何パーセントか、まれに事故やミスが起きるわけで・・・。
出産は命がけですよ、ほんとに・・・。

私というパズル
原題：PIECES OF A WOMAN　2020年：アメリカ
監督: コルネル・ムンドルッツォ
出演: ヴァネッサ・カービー,シャイア・ラブーフ,エレン・バースティン,モリー・パーカー

内容　あらすじ　マーサは出産を間近に控えており、自宅で出産する準備を整えていた。夫のショーンも懸命にサポートしていたが、死産になってしまった。その後、悲しみを分かち合うことができず、夫婦の間に徐々に溝が生じ始めた。そしてマーサの母親のエリザベスは、助産師（イヴ）を告訴すると言い出し・・・。
ヴァネッサ・カービーは、第77回ベネチア国際映画祭で女優賞を受賞しました。