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ネタバレ感想「騙し絵の牙」「BLUE/ブルー」
2本とも、とても良かった!!
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騙し絵の牙

本や出版業界を強力応援しています! 4つ★半
KADOKAWA、原作小説と映画と両方手掛けたのね。
この企画ナイスです!内容がかなり違うみたいで、それも良いですね。
近く、小説も読んでみようと思います。

全く予備知識無く見ました。
こんな内容だったとは・・・。
本や出版業界が斜陽になって窮地に立たされている状態を描いてます。
本屋さんが好きだったのに、町の書店がどんどん閉店していき、悲しく困っているのと、個人的に色々事情あって、真剣に引き込まれて見ました。

正直上層部の権力争いや、どんでん返しは、どうでもよくて(良くはないが)、高野さんのお父さんがやってる町の小さな書店の様子とか、本当に小説が好きで仕事に一生懸命な高野さんに感情移入、応援しながら見ましたよ。

★以下ネタバレ★
最後高野さんは閉店した父のお店をリニューアル、希少価値な本をここだけで販売し、行列が出来てる、ってオチが最高に嬉しかったです。
ただ、この本の値段3万円にはびっくり。そして、その本を買った人も、きっとブックオフなどで転売し、値段が下がって行くでしょう・・ それはしょうがないんだけど。
どこでも買えない本を扱うっていうのは凄く良いと思いました。服もそうですよね、残っているブランドは、普通に真似できないデザインだったり、特注の生地だったりしますもん。そして当然ですが高価です。
書店がこういう経営を行ったとして、この1冊だけでは書店経営をずっと続けて行くのは難しいでしょう。(これ1冊当てただけでも莫大な利益は得られるだろうから、大丈夫だとは思うけど・・・) コンスタントに続けて行くとなると、それなりに次々と魅力ある本を、そこだけで売り続けなくてはならないですよね。
以上

私は電子図書より、断然紙の本派です!
とはいえ、図書館で借りてばっかりいる状態なので・・・・何も言えないです・・・・。
図書館で借りる人数(回数)で何か作家さんにお金が入るような仕組みにならないでしょうか。。。

大泉さんや、松岡さん、すごく合ってたし良かったです。
豪華なキャスティングで一杯大御所や人気の役者さんが出て来てました。
私は予備知識が無かったので、リリーさん登場にも、おっ!って思えたし。

騙し絵の牙 (2020/日)
監督 吉田大八
脚本 楠野一郎 / 吉田大八
原作 塩田武士
出演 大泉洋 / 松岡茉優 / 宮沢氷魚 / 池田エライザ / 斎藤工 / 中村倫也 / 坪倉由幸 / 和田聰宏 / 石橋けい / 森優作 / 後藤剛範 / 中野英樹 / 赤間麻里子 / 山本学 / 佐野史郎 / リリー・フランキー / 塚本晋也 / 國村隼 / 木村佳乃 / 小林聡美 / 佐藤浩市

あらすじ 塩田武士が大泉洋を主人公に当て書きした同名小説の映画化。
文芸出版の伝統を誇る薫風社の創業者一族出身の社長が急死し、営業出身の常務佐藤浩市と文芸出身の専務佐野史郎らの社内の権力争い中
同社のカルチャー雑誌トリニティの編集長速水大泉洋は、文芸誌「小説薫風」から新人編集者高野松岡茉優を引き抜き、斬新な企画を次々打ち出す

BLUE/ブルー

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吉田恵輔は「ヒメアノ~ル」「愛しのアイリーン」「麦子さんと」他、今まで見た作品、どれも面白かったので、これも見てみました。
やっぱり、とても心に染みる面白い映画でした。

あー、マツケン演じる瓜田が切ない!
ふーーー。不器用だけど良い、ボクシングが好きなんだよね・・・
どんなに人一番練習して真面目に取り組んでも、やっぱり才能とかってあるんですよね・・・悲しい・・・
それプラス、幼馴染のずっと好きな女の子も東出の彼女になっちゃってるし・・・ 色々残酷だ・・・。

★以下ネタバレ★
結局東出君は、マツケンの対戦相手についての調査・アドバイスよりも、一発左カウンタ―だったかな?で、勝利する・・・。そして彼女と結婚。その日の試合でマツケンはボクシングを辞める決意をしていたんだけど、会長以外には誰にも言わずに、そっといなくなっちゃうのよね。前夜の飲み会でも普段通りだった・・・ 
ただ3人での帰り道に「ずっとお前が負ければ良いと思ってたよ」って言うのです。でも東出君も「解ってたから」みたいな事言うのよね・・・。
その後、柄本君はマツケンを最後の試合で負かした元キックボクシングの選手と戦う、東出君は脳のダメージが酷くなっていって、ボクシングを辞めたみたいだけど、やっぱり諦められないみたいで、朝マラソンしたり・・。でも運転の仕事にも支障が出てるし、日常生活にも差しさわりがあるレベルで心配・・・。
マツケンは、飲み会で喧嘩別れした柄本君に、相手の分析を細かくつづったノートを試合前に送ってくれたり、そっと試合を観戦していたり・・・ 魚介類配送の仕事をしながら、ちょっと息抜きタイムにシャドーボクシング?をするシーンで終わってます。やっぱりボクシング凄く好きなんだね・・・ コーチとしてやっていけないのかな、どんなスポーツでもそうだけど自身は天才的な活躍は出来なかったけど、コーチとしては凄く有能な人って結構いますよね 
凄く面白かったんだけど、マツケンに何か一つでも良い事があって欲しかった。特に無かったのが、現実的だけど、なんだか哀しく感じてしまったので、4つ★に。
以上

BLUE ブルー (2020/日)
監督 脚本 吉田恵輔
出演 松山ケンイチ / 木村文乃 / 柄本時生 / 東出昌大 / 守谷周徒 / 吉永アユリ / 長瀬絹也 / 松浦慎一郎 / 松木大輔 / 竹原ピストル / よこやまよしひろ

あらすじ トレーナーとして後輩を指導するボクサーの瓜田は、面倒見が良いが、自分の試合では連敗が続いていた。一方、後輩の小川(東出昌大)は才能に溢れ日本チャンピオンを狙える状態。瓜田の幼馴染みで小川の恋人、千佳は彼の異変に気付いていた。ジムには、女の子にカッコつけたいだけでジムに通い始めた楢崎もいた。
【2021/09/16 10:44】  コメント(4) | トラックバック(3) | 日本映画
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コメント

こんにちは。
弊ブログに2作品ともコメントをいただきありがとうございました。
どうしても邦画の方が公開が多くなってしまうご時世ですが、2作品ともとても面白い作品でした。
「騙し絵の牙」は私も今年のベストに入りそうな勢いです。
ここなつ  【 編集】  URL |   2021/09/17 11:11   |  TOP ▲ |


latifaさん、こんにちは~。
『騙し絵の牙』、映画観てすぐ原作を読んだよ。
ネタバレかもだけど、全然印象が違ってビックリした。。
原作、是非読んでみてね!
『BLUE/ブルー』は松ケンが最高だった!!!
インスタの感想、ブログにアップしようかなぁ。。
しかしこれ今年4月に公開の作品よね?
早いよね~レンタル開始。まぁ劇場公開と配信開始が同時の作品もあるくらいだからね。
吉田大八監督も吉田恵輔監督も大好きです。W吉田と呼んでます(笑)
真紅  【 編集】  URL |   2021/09/17 18:07   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
これら2本を劇場でご覧になられていたというのが、とっても羨ましいです・・・。
お家鑑賞でも、すごく面白かったので。

「騙し絵の牙」タイトルと印象が違う作品でしたが、エンタメ有りつつも
書籍業界のお話で凄く興味深かったです。

BLUEは、ラストシーンが監督が一番描きたかったシーンだったと知って、とても納得しました。

コロナで映画の公開が先に先にと延びたり、客足があまり増えなかったりと大変ですが、
一日も早く、映画業界がまた元の通りになりますように!
latifa  【 編集】  URL |   2021/09/18 08:12   |  TOP ▲ |


真紅さん、こんにちは!
わーい、コメントありがとうーーー。
騙し絵の牙、映画の後、すぐ原作も読んでいたのねー!
私もさっそく図書館にリクエストしたけど、凄い人気で回って来るのずいぶん先になっちゃいそう。

BLUEのマツケン、とっても良かったよね。哀愁あったー!
ボクシングって才能ある人が主役な事が多いから、こういうダメな人がメインっていうのがまた良かったわー

普段東出さんが登場すると、あの人だけがデッカイ!って思うのに、マツケンと並ぶとそんな風には感じなかったから、マツケンって実はかなり背が高いんだなあと初めて気がついたよ。

>吉田大八監督も吉田恵輔監督も大好きです。W吉田と呼んでます
あ!ほんとだ、二人とも吉田なんだわ。私も両監督とも相性が良くて好きです!

真紅さんの感想、是非ブログにもアップして欲しいなー。
latifa  【 編集】  URL |   2021/09/18 08:18   |  TOP ▲ |


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