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「ミセス・ノイズィ」「オー・ルーシー!」ネタバレ感想
面白かった邦画2本
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ミセス・ノイズィ
昔、ワイドショーやニュースで盛んに報じられていた「布団たたき騒音事件」をアイディアに作られたフィクション映画。

前半は騒音に悩まされる小説家の女性と、後半は夫が虫への強迫症のため布団を叩いていた女性と、2人の立場によって同じ時間軸を描きます。見ながら両方の方にそれぞれ、それはどうかなぁ?という気持ちと、それは解るよ・・っていう気持ちがあって、どっちかに偏らず、片方を悪人にしないバランスになっています。

★以下ネタバレ★
弟が勝手に撮影した布団おばさん動画が話題になり新連載の小説も人気が出て、新しい仕事のオファーも来たり絶好調に見えますが、それを冷静に見て将来を心配するキャバクラの大学生バイトの子と長年の編集者の男性。
その後、布団叩き妻の夫がベランダから自殺未遂してしまいます。責められる様になった小説家の女性。娘とあちこち逃げ回ります。 ここからどうなるのか?と思いきや、布団他叩きおばさんが手を差し伸べ、マスコミに喝!
数年後。この出来事を題材にした小説が出来上がり本になります。内容は途中から温かいお話にシフト。その本を布団叩きおばさんの家に郵送、それを読みながら笑ったり涙ぐんだりしていました。
ハッピーエンドで良かったな、という後味は良いものの、あれだけ酷い目にあったおばさんが心広過ぎやしないか?という気持ちも少々。
以上

映画とは無関係ですが、あの実際に起きた「布団叩き事件」。ちょっと検索してみて驚いたことには、の被害者の人が宗教団体に属していて、しつこく勧誘を布団叩きの女性に強要していたりとか、その他色々問題ある行動もしていたとか・・・・(とはいえ、本当にどれが事実なのか?が解らないけれど・・) 

ミセス・ノイズィ(2019)
監督 天野千尋
出演 篠原ゆき子, 大高洋子, 長尾卓磨
スランプ中の小説家であり、母親でもある吉岡真紀。ある日、隣の住人・若田美和子による、早朝に布団を叩く騒音が・・・。
母が自宅で仕事をしている間、退屈な真紀の娘が勝手に外に出てしまい行方不明に。なんと隣の家にお邪魔していたということが解る。


オー・ルーシー!

GYAOで配信していたのを鑑賞。
思いがけず、大物俳優さんが出演していました。
役所さんとか、ジョシュ・ハートネットが脇役で登場してビックリ。

ふと通う事になった英会話個人教室で、いきなり君はこれからルーシーね、って言われて、最初は驚くも、段々それに馴染んで行く・・っていうのが面白かったです。役所さんも同じ教室に通ってる人でね。
普段の自分じゃない別の人間になる空間や時間って、結構楽しいと思うので・・・。

で、いきなり英会話教室を辞めて姪っ子とアメリカに行っちゃった教師。
それを訪ねて行く仲の悪い姉妹。

★以下ネタバレ★
車の中で強引に節子がジョンとやってしまう。それを知った姪っ子がショックで崖から落ちて瀕死の重症に・・・。これは辛かった・・・。 そもそも開始早々の電車に飛び込み自殺とか、節子が会社を退社する女性の事をみんなの前でぶちまかすシーンもだけど、衝動的なシーンが幾つかあった。
トム(役所さん)と、もしかしたらいい感じになるのかな・・・
以上

映画を見た後しばらくして最近知ったのですが、ジョシュ・ハートネット(43)は、メンタルヘルス重視で仕事を選ぶようにしているという。ジョシュは、 「ハリウッドを寄せ付けないことが僕のメンタルヘルスとキャリアにとってベストなことだった」 タムシン・エガートンとの間に3人の子供がいるジョシュ 「僕は好きな人々と良い仕事をして、空いた時間は僕が大切にする人々と過ごしたかった」
超高額なスーパーマンとか、ブロークバックマウンテン等のオファーも断っていたそうな。
元々ジョシュには好感を持っていたのだけれど、こういう小さな作品に出演していたり、彼の生きる方針みたいの、良いなーってとても微笑ましく応援したい気持ちになりました。

寺島さんは、こういう役が上手い。
でもフランス人の夫さんと、可愛い息子君が産まれてから、凄く幸せそうで良かったです。

オー・ルーシー! (2017/日米)
Oh Lucy!
監督 脚本 平柳敦子
出演 寺島しのぶ / 南果歩 / 忽那汐里 / 役所広司 / ジョシュ・ハートネット / 井上肇 / 山口みよ子 / 加弥乃 / 柳生みゆ / 大後寿々花

あらすじ 節子は独身の中年OL、ある日姪が申し込んだものの事情により受けられない、英会話教室への参加を節子は頼まれた。胡散臭い米国人教師ジョン(ジョシュ・ハートネット)は節子に「ルーシー」の呼び名をつけ、当たり前のように彼女を熱いハグで包んだ。同じくトムの名をもつ小森(役所広司)とともに情熱をもって教室に向かう節子だったが、ある日ジョンは失踪する。姉の綾子(南果歩)が告げたことには、美花とジョンは駆け落ちしたというのだ。彼らを追って節子は太平洋を越える。
【2021/12/18 10:37】  コメント(4) | トラックバック(1) | 日本映画
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コメント

こんにちは。
寒くなりましたね。
今朝はうっすら雪化粧でビックリでした。

「オー・ルーシー!」
懐かしいです。
ピンポン玉を口にしたポスターはインパクトありましたね。
寺島しのぶさん、流石です。
そうそう、役所さんが完全脇役で、これでいいのかしらなんて思いました。
こに  【 編集】  URL |   2021/12/18 16:11   |  TOP ▲ |


こにさん、こんにちは!
こちらも朝はとてに冷え込んでます。
富士山が半分以上真っ白になってました。

こにさんは、これ劇場鑑賞だったんですね。
私はお家鑑賞でしたが、予想外に面白かったです。
邦画ならではの面白さというか・・。

こにさんも当時書いていらっしゃるけど、この女性監督さんのその後の映画も気になりました。
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/19 10:13   |  TOP ▲ |


latifaさん~おひさです。
「ミセス・ノイズィ」ご覧になったのね~。私も気になってる作品だけどまだ見れてません~。
面白かったようで益々気になってます。

ネタ元になった?実際のあの事件、
>被害者の人が宗教団体に属していて、しつこく勧誘を布団叩きの女性に強要していたりとか
・・・・・そうなんですよ、私も世間での一般報道(テレビ等)の後にネットでそれを知って驚いたし、まあそれが事実かどうかは別にしても、一般報道ではちらりとも触れない部分だったので、そう言った一方的な報道の仕方に疑問を抱くキッカケとなった事件(の一つ)でしたよ。
なので、今もそういった報道が多くを占める一般報道には注意しています。
ネットもフェイクが多いので注意だけど、一般報道は絶対正しいと信じ込むのも違うなぁ、と。(汗)

ところで、最近もあまり映画は見てないんだけど、映画館行きは再度復帰しましたよ。
でもまだまだ恐い系?ばかりで(笑)latifaさんと同じのも早く見られる様にコンディション整えないとね。(筋トレでもするつもり?謎)
ちなみに今はテレビ録画してた「ヴェノム」を見てる最中です。
最中ってのがね、なんか細切れ時間でちまちま見てるのが我ながら泣けるわ・・!?(T▽T)
つるばら  【 編集】  URL |   2021/12/21 10:07   |  TOP ▲ |


つるばらさん、こんにちはー!
コメントありがとうー♪

あの騒動の事、つるばらさんも知ってたのね・・・。
私、この映画を見なかったら、知らないまんまだったわ・・・。怖いよね。

>ネットもフェイクが多いので注意だけど、一般報道は絶対正しいと信じ込むのも違うなぁ、と。
ホントその通り。片方だけの偏った報道は信じちゃイカンね・・・。
一般庶民のこういった事件もそうだけど、かつても戦争とか大きな国がらみの事も新聞はじめマスコミの操作で信じ込まされていたり・・・ってのもあったし、いつもちょっとは「これってホント?」って疑う気持ちを忘れずにいなきゃダメね。


ところでさっき、みみこさんちで、つるばらさんをお見かけしましたー☆
ラストイン~感想、さっきつるばらさんちのブログに行ったら、まだアップされていなかったみたいだけれど、劇場鑑賞してきたのねー。記事アップされるのを楽しみに待ってまーす。

それと、われら12月お誕生日同士だったよね!
もうきっと祝ってもらっても嬉しくもなんともないかもしれないけれど、お誕生日おめでとう(^^)/
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/21 11:22   |  TOP ▲ |


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