fc2ブログ
「SKIN/スキン」短編と映画版とネタバレ感想
22.jpg
特典映像でレンタルDVDに入っていた短編が凄い
短編「SKIN/スキン」
長編を見て、その後短編を見たのですが、世に出た順番としては逆。
短編は20分なのに完成度が高く、こういうオチは今まで見た事が無く、衝撃でした。
アカデミー賞短編実写映画賞になったのも納得。

★以下ネタバレ★
スーパーで息子がとある黒人の男性とちょっとだけニコニコとやり取りしていただけなのに、白人父がいちゃもんつけて、それに言い返した黒人を外で仲間とボコボコにしちゃったよ・・・(息子この流れ見てるよね?あの位の年なら、ある程度解ってるはずだけど、パパ止めてー!って無かったよね・・・。)その数日後、黒人グループから復讐として父拉致され、真っ黒く入れ墨されて、自宅に戻ったものの、息子に銃で撃たれて死んでしまいました。以上

原題:Skin 2018/アメリカ
監督・製作・脚本:ガイ・ナティーブ
原案・脚本:シャロン・メイモン
出演:ジョナサン・タッカー、ダニエル・マクドナルド、アシュリー・トーマス、ロニー・チェイビス、ジャクソン・ロバート・スコット

(内容・あらすじ)
第91回アカデミー賞で短編実写賞を受賞した短編映画。
本作を手がけたガイ・ナティーブ監督が長編映画版の出資を募るために自己資金で製作した短編で、翌年には同じテーマの長編映画版「SKIN スキン」が製作された。



「SKIN/スキン」
76.jpg

ジェイミー・ベル君「リトル・ダンサー」が、凄い役をやってるらしいという噂を聞いて、また内容も重い実話と聞いて興味を持ち、見てみました。

本作があまりにヘビーすぎて、役から抜けるのに2ヵ月かかり、次の出演作を「ロケットマン」にしたそうです。「ロケットマン」も準主役で良い仕事してた。

うーん、短編は名作だと思うんだけど、こちらは実話なんだけど、、、なんか個人的に微妙だったな・・・。
というのも、ブライオンとジュリーが、ほぼ一目ぼれ?で恋愛関係になったっぽいんだけど、リスキーなあの男に惚れる理由が解らないし、逆もしかり。3人の子持ちの体格の良いおばちゃん、、、
まあ人の好みは色々ですが

ブライオンがジュリーを気に入ったから、ジュリーは受け入れたって感じなのかな、、

そもそもレイシストの集会にお年頃の3人の娘(ダシに使ってるって言われた通り、3人ともカワイイ! ジュリーも若い頃はああいうルックスだったのかも・・・)を連れて来るってのも、どうかと思ったし・・・ 上の2姉妹は若干冷めた目で母親見てただろうなあ・・・ 怖い目にも遭ったり・・色々可哀想だわ。

★以下ネタバレ★
2年がかりで全身タトゥーを取って、新しい土地で暮らしてるジュリー宅を訪問し、ドアを開けてくれたし、これから一緒に暮らして行くんだろうなーって処で終わってます。
で、生活厳しいだろうに、まーた赤ちゃんできちゃってたよ・・・。この前見た映画でもそうだったけど、極貧生活で複数子供いるのに、また子供作るのよね・・・。(避妊具買えないからかな) 末っ子は喘息の持病持ちっぽいから医療費だってかかるだろうに。
ラストに実物の方が写るんだけど、TVドキュメンタリーに出演したりしてて、顔が知れ渡るのに大丈夫なの??
以上

SKIN/スキン
SKIN/スキン (2019/米)
監督 ガイ・ナティーヴ
脚本 ガイ・ナティーヴ
出演 ジェイミー・ベル / ダニエル・マクドナルド / ダニエル・ヘンシュオール / ビル・キャンプ / ルイーザ・クローズ / カイリー・ロジャース / コルビ・ガネット / メアリー・スチュアート・マスターソン / マイク・コルター / ヴェラ・ファーミガ

あらすじ スキンヘッドで全身いたるところにタトゥーを入れたブライオン(ジェイミー・ベル)は、白人至上主義の過激派組織の幹部だ。10代でグループに拾われリーダーのクレーガー(ビル・キャンプ)とパートナーのシャリーン(ヴェラ・ファーミガ)に実の息子のように育てられた。ある日ブライオンは、グループのイベントで知り合った3人の娘を育てるシングルマザーのジュリー(ダニエル・マクドナルド)に心惹かれ、やがてふたりは交際を始める。アメリカのレイシスト集団の幹部がたっどた実話
【2021/10/17 10:23】  コメント(4) | トラックバック(1) | アメリカ映画
TOP ▲HOME
 
<<「オンネリとアンネリのおうち」「恐竜が教えてくれたこと」「人生タクシー」「サイゴン・クチュール」ネタバレ感想 | ホーム | 「バレット・オブ・ラヴ」 「ブリーダー」ネタバレ感想>>
コメント

私も先にJベルのを見てから特典で短編見て衝撃的だったよ!
女性が同じ人だったね
黒人差別って日本人にはわからないテーマだよね?
タトゥーも刺青はヤクザしか入れないしアートとして入れる人なんていないものねぇ
森子  【 編集】  URL |   2021/10/17 19:39   |  TOP ▲ |


森子さん、こんにちは!
コメントありがとうーー!

随分見るのが遅れてしまったけれど、やっと見れたわ。
私も森子さんと同じ順番。
先に長編見てから、短編だった。

その順番で良かったかな?と思ってる。
逆だったら、先に見た短編の方が衝撃が強かったな・・とか
思ってしまったかもしれない。

タトゥーね、日本のヤクザさんと欧米のとは違いがあるよね。

あれって欧米では何時から増え始めたんだろう・・・
最近は流行で普通の人も入れるみたいだけど。
個人的にはあんまり好きじゃ無いんだよな・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2021/10/18 09:46   |  TOP ▲ |


こんにちは。
長編も短編もどちらも力作でした。
私は劇場鑑賞だったので、短編の方が先だったのですが、
それはそれで「全ては自分に返ってくる」という意味合いも深まり良かったのかな、と思っています。
でも確かに短編の衝撃は凄すぎでしたよね。完成度も高かったと思います。
ここなつ  【 編集】  URL |   2021/10/19 09:56   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
急に寒くなりましたね。初めて暖房をちょっと使ってしまいましたよ。

ここなつさんは、先に短編で後に長編だったんですね。

もともとは、ベル君(特に素敵とか思ってる訳じゃないんですが、リトル・ダンサーのあの子が
大人になって地道に立派にがんばってるってのが嬉しいやら、頑張って欲しいやらで)
こんな役もやってるんだなあーというのがきっかけで見た映画でしたが、なかなかな作品でした。
latifa  【 編集】  URL |   2021/10/19 17:43   |  TOP ▲ |


コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://latifa.blog10.fc2.com/tb.php/1750-55583061

「SKIN スキン」
ここなつ映画レビュー (2021/10/19 09:57)
年末も押し迫って参りました。例年とは違う年の瀬だけれど、やることはやっておかねばやはり気分良く年越しはできないような気がする。というのも、今年鑑賞した作品で、まだブログにアップしていない作品がひとつあったことに気づいたのだ。別に自分対自分の話なので、どうでもいいといえばどうでもいいことなのだけれど、本作はとても衝撃的で非常に面白い作品だったので、年内にこれを書かずにおられようか。強烈なレイシ...


| ホームTOP ▲ |