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「ラストナイト・イン・ソーホー」ネタバレ感想
面白かったです。4つ★
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最初のサンディのピーチ色のノースリーブのふわふわワンピースが可愛かった!

エドガー・ライト監督の映画は割と好きなことが多いです。全部見てるわけじゃないけれど、主人公が女性っていうのは珍しいな。
前作の「ベイビー・ドライバー」も音楽が重要なキーになっていましたが、本作もイギリスの'60sの音楽やカルチャーがメインになっていて、当時のクラブ?の様子とかファッションとかも見ていてとても目に楽しかったです。
60年代のイギリスの音楽は、あえてビートルズ以外の音楽でまとめていましたね。たまに知っている曲もありました。各シーンに合った選曲が良かったですね。

ただ、偶然なのだけれど、今年見た「クルエラ」でもロンドンのかつてのファッションを描いていて、本作で冒頭登場する手作りの新聞ドレスも若干似た様なのを見ていた為、既視感が・・・。

出会ったばかりのコネになりそうなイケメンの男性とすぐにベットインかぁ・・・・・。業界あるある、なんだろうけど・・・、その後の多くの可愛く美しかった女性達が精神を病んだり、夢崩れて行くのって哀しいですね・・・。ベットインせずに成功していくのは難しいのかな・・・。
これって60年代だけじゃなく、今も少なからず続いているのでしょうね・・・。女性に限った事ではなく、美しい男性も同様の経験をしている人も多いかと・・・。

★以下ネタバレ★
後半は殺されて葬られている男性たちの怖いゴーストが一杯出て来て、グサグサシーンとか、ちょっと心臓に悪かったけれど、殺されたのはサンディじゃなくて、サンディが大量犯人を行っていたのね。しかも、あのアパートメントのマダムだったとは、全然気がつかなかったので、どんでん返しには、やられた!って思いましたよ。
ラストは学校のファッション発表会で3着くらいドレスを作ってるんだけど、いまいち・・なデザインだったかも。でも1年生だし、まだこれから・・って事で、あえてこういう服にしたのかもな。黒人の男の子が死んでなくてほっとしたわ。最後まで一貫して優しくて良い子だったな。
以上

お母さんの事とか、もうちょっと知りたかったかなー。

ラストナイト・イン・ソーホー (2021/英)
Last Night in Soho
監督 エドガー・ライト
脚本 原案 エドガー・ライト
撮影 チョン・ジョンフン
美術 マーカス・ローランド
音楽 スティーヴン・プライス
衣装 オディール・ディクス・ミリョー
出演 トーマシン・マッケンジー / アニャ・テイラー・ジョイ / マット・スミス / テレンス・スタンプ / マイケル・アジャオ / ダイアナ・リグ / シノーヴ・カールセン / リタ・トゥシンハム / ジェシー・メイ・リン / カシウス・ネルソン

あらすじ ファッションデザイナー志望のエリー(トーマシン・マッケンジー)は、ロンドンのデザイン学校に通うことになったが、女子寮の意地悪なルームメイトから逃れるために、近所で部屋を借りる。そこで彼女は60年代のソーホーに暮らすサンディ(アニャ・テイラー・ジョイ)という歌手志望の若い女性の夢を見る。60年代の音楽やファッションが好きなエリーは、サンディとシンクロしていく・・・
【2021/12/21 10:08】  コメント(14) | トラックバック(4) | 英国・アイルランド
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コメント

お邪魔します~
ホラーだけどそんなに怖くなくって見やすかったよね。男の子
本当いい子だったよね。普通彼女が能力持っているとわかると、ドン引きするのに、知り合いもそうだとか言って、相談相手になってくれるなんて。部屋に案内されてあんな感じで追い出されても、めげずに付き合ってくれるし(笑)。ベビードライバーもそうだけど、お相手が辛抱強く傍にいてくれるキャラでハッピーで終わると後味はよいよね~~
みみこ  【 編集】  URL |   2021/12/21 15:12   |  TOP ▲ |


何気に前半から散りばめられた伏線が、サンディの正体が分かってから一気に回収されていくところがいいですよね。
あの部屋にあった緊急用の電話も、使いようによっては助けを求めることも出来るんですけど、エリーが求められている助けは女性として許せないと決断するところなど、気持ちよかったですわ。
にゃむばなな  【 編集】  URL |   2021/12/22 00:02   |  TOP ▲ |


みみこさん、こんにちは!
>お相手が辛抱強く傍にいてくれるキャラでハッピーで終わると後味はよい
確かに!
この監督さんって、基本人間を信じてるんだろうね・・・。
あまり裏切られたり、こっぴどい目に遭ってないのかもしれん(勝手な想像)

普通、ベイビードライバーの彼女さんもそうだったけど(これ驚いたよー)、辛抱できずに他の人に行っちゃってもおかしくないのに。

そうそう、みみこさんも12月お誕生日だったよね。いて座だから、もう過ぎたよね。
祝ってもらっても嬉しくないかと思うけど、お誕生日おめでとーう(^^)/
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/22 09:25   |  TOP ▲ |


にゃむばななさん、こんにちは!
コメントありがとうございました。

>前半から散りばめられた伏線が、サンディの正体が分かってから一気に回収されていく
そうなんですよね。本作は脚本を熟考して練って作ったんだろうなあーと思いました。
私はまるっきり予測がつかずに、え!って驚く処が多かったです。


>あの部屋にあった緊急用の電話も、使いようによっては助けを求めることも出来るんですけど、
あ、そういえばそうですね。気がつかなかった・・・。

最後に映し出される人のいないソーホー?の夜景も余韻を感じて素敵でした。
コロナで人がいない時期だったので撮影出来たとか。
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/22 09:30   |  TOP ▲ |


こんにちは。
60年代のソーホーの描写も良かったし、音楽の使い方も良かったですよね。
思った以上に意外な方向に進んで面白い作品でした。まあ、「ベイビー・ドライバー」の監督だから、ある程度はやってくれるとは思いましたが。

あと、やっぱりレコードって良い!(笑)
ここなつ  【 編集】  URL |   2021/12/22 11:22   |  TOP ▲ |


latifaさん~またお邪魔します。
劇場で観た恐い系の一本がコレだったんだけど、latifaさんもご覧になってたのね!
って事は、そんなに恐い系って訳でもなかったかな。(笑)
私もとっても楽しめました。
で、びっくりしたのが、latifaさんが伏字で書いてる所・・最後のドレスの感想、私も同じで(観た直後にメモってた)私だけじゃなかったとちょっとホッとしました。(笑)
それから新聞ドレス、とってもキュートで良かったんだけど「クルエラ」(未見)でもそういうのあったのね。
新聞で型紙とるのをそのままドレスにして、って発想は結構多いのかもね?

それから、そうでしたね12月の女!
お祝い有難うございます!
latifaさんもおめでとう~~~!(^ε^)-☆Chu!!
つるばら  【 編集】  URL |   2021/12/22 14:17   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
レコード、良いですよねー。
近年は若い人達にも見直されて来てる?密かに一部で人気があるとか。
嬉しいです。

自分だったら、何時の時代のどこで青春時代を過ごしたかったかなあ・・・って考えてしまいましたよ。
自分が中高生だった頃、当時人気だった「グローイングアップ」って映画を見て、あんなダンスパーティーとか楽しそうで良いなー!ってみんなで言ってて(多分、可愛いドレスとか着て夜みんなで繰り出したかった願望)
一緒に行く彼氏がいないとか、誰も誘ってくれなかったらどうしよう?とかまで頭が回らかった幼い自分が笑えます。
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/22 16:47   |  TOP ▲ |


つるばらさん、再度コメントありがとうー♪
いや、怖かったですよ・・。私ゾンビ系とか見た目が怖いの苦手だから・・・。グサグサも・・・。
そういうシーンは薄目で見てたから、しっかりは見てない・・。
つるばらさんの感想、楽しみに待ってます!

クルエラは全部が新聞ではなかったかもしれないんだけど、新聞は使われていたはず。
私も自分で服を作る事が昔たまーにあって、型紙用紙とか仮縫い用の生地に新聞が使えたら良いのにーなんて思った事あったわ。(こすったら灰色に色うつりしそうで、やったことは無いんだけど)

お祝いメッセージありがとう(^^)/
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/22 16:54   |  TOP ▲ |


このコメントは管理人のみ閲覧できます
  【 編集】   |   2021/12/22 19:03   |  TOP ▲ |


こんばんは~
なかなか引き込まれるストーリー展開でしたね。
アニヤ・テイラー=ジョイは、シャマラン監督の「スプリット」とかで注目されましたよね。
「ウィッチ」や「サラブレット」X-MENのスピンオフ「ニュー・ミュータント」とかにも出てました。
最初みたときは、なんて両目の離れた子だろう!って思ったのですが、なんでしょうかね、見てると不思議と気にならなくなるし、特徴が逆に魅力に感じるように。
後半の階段からの一連のシーンがお気に入り。階段を踏みしめると、階段が壊れていくの…まさに精神が壊れていくような感覚で、
maki  【 編集】  URL |   2021/12/23 21:51   |  TOP ▲ |


makiさん、こんにちは!

>アニヤ・テイラー=ジョイは、シャマラン監督の「スプリット」とかで注目されましたよね。
「ウィッチ」や「サラブレット」X-MENのスピンオフ「ニュー・ミュータント

うおー!全部見てないー。残念!
やっぱり、私は本作が初見だったみたい。
でも、かなり一杯色々なメジャー作品で活躍している女優さんなのね。

私はこの前、偶然TVで流れたのを見て(makiさんご存知ないかもしれない)男女七人~っていう昔のドラマの主題歌の森川由加里「SHOW ME」
あれ?なんか目が似てる?とか思っちゃったわ。

後半はゾンビっぽい怖い人一杯出て来たり色々ホラーテイスト多めで、ドキドキして冷静に見れなかった・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2021/12/24 13:20   |  TOP ▲ |


このコメントは管理人のみ閲覧できます
  【 編集】   |   2021/12/25 09:51   |  TOP ▲ |


こんばんは。

楽しみにしていた本作、ようやく観れましたよ~。
予想以上に良かったです、好きだ!(^^)!

鏡を使ったシーンとか、まがまがしいようなネオンだとか、色彩の見せ方も良かったし、なにより、キャスティングがバッチリ(死語?笑)
テレンス・スタンプが謎の人物で嬉しかったわ。そういえば60年代の映画で彼の出てた「コレクター」も結構怖い映画だったよね。

ファッションも大満足。
そうそう、私も最後の発表会のドレスは意外にもそれほど素敵に見えなくて・・・なぜかしら?やっぱり60年代のソーホーという舞台で輝いていたから?
  【 編集】  URL |   2022/06/25 19:32   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
暑いですねー。ここ数日、酷い暑さで、ヘロヘロ・・・。

これ、予想以上に良かったのね、コレクターは見た事が無いの。
今度見てみようかなー。

そうそう、内容も引き込まれたけど、鏡とかネオンとかファッションとか、そういう色々な要素が楽しめる作品でしたね。

ラストの発表会のドレス、やっぱり瞳さんも、そう思われたのね。
latifa  【 編集】  URL |   2022/06/26 13:38   |  TOP ▲ |


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