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「僕を育ててくれたテンダー・バー」「mid90s」ネタバレ感想
両方とも少年時代のお話
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僕を育ててくれたテンダー・バー/The Tender Bar

実話ベース、面白かったです。
父親は彼が生まれた直後に突如失踪。母親と実家に同居・・・・実家は結構騒々しくて、あのドクが父親役で出てたわー。
バーのおじさん、いい味出してるし、良い人だ。こういう人が側にいてくれて良かった・・・。
そもそも、このおじさんも実は賢そうだもんな。
子供時代、周りにこういう存在の人がいてくれるってこと、凄く有難いわ。

この少年がその後文筆家として出世しているらしいので、ウィキ等で色々調べちゃいました。
最近のニュースでは、サセックス公ハリー王子の2022年後半に出版される予定の自伝を共同執筆する人として選ばれたらしいです。

原題:The Tender Bar / 2021年米 
監督:ジョージ・クルーニー
ベン・アフレック、タイ・シェリダン、リリー・レーブ、クリストファー・ロイド、マックス・マーティーニ、レンジー・フェリズ、ブリアナ・ミドルトン、マックス・カセラ、ソンドラ・ジェームズ、マイケル・ブラウン、ダニエル・ラニエリ
(内容)J・R・モーリンガーが2005年に発表した同名自叙伝を映画化。
米ニューヨーク州ロングアイランドを舞台に、荒れた家庭から逃れ、おじの経営するバーで日々を過ごしながら、常連客のなかに父親的な存在を求めていたモーリンガーの若き日々を描く。

・・・・
mid90s

90年代を懐かしく感じる少年映画なのかな?と思いきや、私は殆ど知ってる曲がかかりませんでした。
ただ内容は、あー解るなーって処が色々ありました。

最初ちょっと遠巻きに見ながら、仲間に入りたいなーって思って、お近づきになれるようにちょっと頑張ってみる。
そのグループ内には先輩分で憧れる存在の人がいる。内部に入ってみたら、それぞれのおかれた家庭の事情やら貧困度やら色々な事が見えて来る。最初は、そこでの一番下っ端の子と少し仲良くなるも、ある時無茶というか、キモのすわった行動を取った事で先輩たちからちょっと気に入られる様になる。それは嬉しい事だったが、そのせいで今まで一番身近な下っ端だった先輩とは関係が悪くなっちゃう。
この設定を日本の70年代の不良グループに変えても、有りそう。

以前見たノンフィクション映画「行き止まりの世界に生まれて」と、かなり似た感じの設定の映画だったんですね。そちらは長年に渡ってカメラで撮影して来た映像や、スケボーのシーンも凄かったし、リアルに個々の人生の変化を描いていました。胸が痛くなるというか・・・あの頃輝いていた少年が・・・・みたいなのとか・・・。
でも、こちらにはこちらの良さがあるし、両方良かったです。

主人公の男の子が「聖なる鹿殺し」に出てた子だと後から知りました。
ちょっとマーク・レスターに似たカワイイ子だけど、青年になったらどんな風になるのかな。

年上のお姉さんから、ちょっと誘ってもらえたのは嬉しかったね。
過去の女性関係に関して口が固いって解ると、ポイント激しくアップするよ。

mid90s ミッドナインティーズ (2018/米)
監督 脚本 ジョナ・ヒル
出演 サニー・スリッチ / ルーカス・ヘッジス / キャサリン・ウォーターストン / ナケル・スミス / オーラン・プレナット / ジオ・ガリシア / ライダー・マクラフリン / アレクサ・デミー

あらすじ 90年代のLA。母と暴力的な兄と一緒に暮らす13歳の少年スティーヴィー(サニー・スリッチ)。ある日、近所でスケボーをする少年たちを眼にする。その自由でカッコいい姿に憧れた彼は、グループに近づき、仲間になろうと・・・
【2022/05/02 07:32】  コメント(4) | トラックバック(2) | アメリカ映画
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コメント

こんにちは。
「テンダーバー」真紅さんのおススメを読んで私も観ましたよ~。
とっても良かったですね。
ベン・アフレックがシャープな顔つきでとっても素敵でした(*^-^*)
男のしきたりなんて今言ったら、いろいろ言われそうですが、母親を大事にするとか、女性には絶対に暴力振るったらダメとか!最高ですよね。

原作を読みたかったんだけど訳が出てないみたいで残念です。
  【 編集】  URL |   2022/05/02 13:29   |  TOP ▲ |


瞳さん、こんにちは!
コメントありがとう!
実はさっき、瞳さんちと真紅さんちの記事拝見したのよ。でもその時時間が無かったから、後でコメントとTBしようと思っていた処だったの♪

ベン・アフレック、この映画ではカッコ良かったよね。なんか最近17年ぶりにジェニファー・ロペスと復縁とかってニュースも見かけたけど、すごいねえ!私生活で良い感じなのが、この映画にもにじみ出ているんだろうかー。

男のしきたり、女性(母の立場でも)を敬う教えになっていて、そうだそうだー!って嬉しくなりました。
latifa  【 編集】  URL |   2022/05/02 15:55   |  TOP ▲ |


latifaさん、こんにちは~。コメント&TBありがとうございました。
え、ハリーの自伝執筆?!それは凄い!!絶対世界的ベストセラー間違いなしなやつ。
息子がこんなに大成して、お母さんも苦労が報われるよね。。

『mid90's』、そうそう『行き止まりの世界に生まれて』と設定が似てたよね。
行き止まり~はドキュメンタリーだったけど。
私、『聖なる鹿殺し』ってずっと観逃しててそれこそアマプラで最近観たんだけど、途中で「mid90'sの子だ」って気づいてビックリしたよ。
あの衝撃作に出ていたとは、、、しかも、憶えてる? 彼の最期。
あんなことされて(役柄だけど)子役なのにさ~、トラウマなったらどーするん??と思った。
まっすぐ育ってほしいわ~。(親目線)
真紅  【 編集】  URL |   2022/05/02 18:26   |  TOP ▲ |


真紅さん、こんにちは!
GWいかがお過ごしかなー、息子君帰省されているのかなー。

>『聖なる鹿殺し』ってずっと観逃しててそれこそアマプラで最近観たんだけど、途中で「mid90'sの子だ」って気づいてビックリしたよ。

おお、途中で自然に気がついたんだね。それはすごい。

確かに・・・トラウマの危険あるよね。

子役として活躍していた人の中には、そのままいい感じで成長した人もいるけれど(そういう人でも、まだ20歳でも何か人生悟った感じだったり、凄く大人だったりするような)  
薬物とかアルコールにはまってしまったりって人も少なくないし、難しいよね・・・。
latifa  【 編集】  URL |   2022/05/03 10:21   |  TOP ▲ |


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