fc2ブログ
ネタバレ「川っぺりムコリッタ」
2023010200.jpg
「かもめ食堂」の荻上直子監督作品
「かもめ~」以後暫く続いた雰囲気映画と違った前作の「彼らが本気で編むときは、」が良かった。
本作も面白く見せてもらいました。3つ★半~4つ★
ゆるさはありつつもピリッとした処もあって、飽きずに最後まで引き込まれました。

キャストが凄く豪華!脇にも主役クラスの役者が一杯。
最初のうち、ムロツヨシ演じる男性が図々しくてびっくり、嫌だったなあー。でも、段々慣れて行くものなのかな?

★以下ネタバレ★
マツケンが過去に犯罪を犯した人だっていうのは、そもそも最初から知っていたのですね。
ただ、どんな犯罪をしたのか?は、ムロさんに伝わってなかった様子。彼が過去にどんな目に遭っていたのか?は最後まで具体的に解らないものの、相当辛い過去があったのは伺える。
縁が切れていた父の携帯、通話履歴に残っている複数回かけている電話番号。
なんと・・・いのちの電話だった・・・
そして、吉岡君がふと話してくれたエピソードが、そのいのちの電話の女性のと同じだった・・・(吉岡君もかけたことあったのかも)。
あと、ちょっとびっくりしたのが、未亡人の満島さんが夫の骨で・・・って処。食べるのもびっくりだったけど・・・。
以上

ただ、吉岡君が、ちょっともったいないかなーと思ったかな。
久しぶりに売れたからって、息子とすき焼き食べようとしたら、近所の野郎2人が乗り込んで来て食べちゃうだなんて、ひどいよー。

監督 脚本:荻上直子
原作:荻上直子「川っぺりムコリッタ」 2021映画
松山ケンイチ、ムロツヨシ、満島ひかり、吉岡秀隆、江口のりこ、北村光授、松島羽那、柄本佑、田中美佐子、薬師丸ひろ子、笹野高史、緒形直人
あらすじ 孤独な山田は、北陸の塩辛工場に勤めだす。社長に紹介された川べりの安アパート“ハイツムコリッタ”で暮らし始めるが、隣の部屋の住人・島田が風呂を貸してほしいと上がり込んでくる。
ここには夫を亡くした大家さんの南や、息子を連れて墓石の訪問犯罪をしている溝口等も住んでいて・・・
【2023/02/03 14:20】  コメント(4) | トラックバック(1) | 日本映画
TOP ▲HOME
 
<<ネタバレ「パリ13区」「オートクチュール」 | ホーム | ネタバレ「プアン/友だちと呼ばせて」>>
コメント

こんにちは☆
ムロさんらしい演技で、なかなかの図々しさでしたね。でもそれがマツケン演じる彼の結果的に救いになっているというのも面白い所です。
そして吉岡さん贅沢な使い方ですよね~
スキヤキ食べられちゃって可哀相でした。
ノルウェーまだ~む  【 編集】  URL |   2023/02/04 12:10   |  TOP ▲ |


ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
これ、まだ上映している処があるのねー。
こういうミニシアター系な映画って息が長いですよね。

でも、キャストだけでも豪華絢爛で、出演料とかトータルすると膨大なお金がかかってるんじゃ?
なんてーつい心配になったり(余計なお世話)

ムロさんは同じ時期に見た別の映画では、腰が低すぎて気の毒な目に遭う役で、本作と違い過ぎでした。
latifa  【 編集】  URL |   2023/02/04 12:41   |  TOP ▲ |


原作を読みました。映画化作品にも期待していて観たいと思っています。
しずく  【 編集】  URL |   2023/02/21 15:42   |  TOP ▲ |


しずくさん、こんにちは!
コメントありがとうございました。

わー、これの原作読まれたのですね。
原作を読んだ後映画を見て、どういった感想を持たれるのか?
とても楽しみです。
のんびりお待ちしていますね♪
latifa  【 編集】  URL |   2023/02/22 18:17   |  TOP ▲ |


コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://latifa.blog10.fc2.com/tb.php/1883-0cf021d9

川っぺりムコリッタ
newしずくの水瓶 (2023/02/22 07:44)
川っぺりムコリッタ (講談社文庫)著者 : 荻上直子講談社発売日 : 2021-08-12映画監督でもあり脚本家でもある荻上直子さん。映画『かもめ食堂』が大好きで、私にしては珍しく3回も再見している。今回も彼女の世界観に酔い痴れた。故郷の町に大きな川が流れていたからなのか、何となく川べりに惹かれる。海とは違い、川に沿って住居が立ち並び暮らし向きがかいま伺える距離感が良いのだ。川っぺりに佇む築...


| ホームTOP ▲ |