
どうなるの?って先が見えず面白かったし、映像や雰囲気はとても良かったんだけど
★以下ネタバレ★最後まで見たら、ウード酷いやつじゃん!って呆れてしまって・・・。
ウードの外見がソフトな感じだし、そんなとんでもないヤツだとは全く思ってなかったぞ。
だいたい昔の友達に仕事を休ませてタイまで来てもらって、自分の元彼女の処まであちこち運転させて、最後にはかつて自分が隠していた重要な事を告白って・・・どんだけだよー。
結局彼らは、ボスが彼女にフラれた後に仲良くなった友人って事なのね?
映画を見る前、勝手に私は長い間に渡っての友達なのかと思い込んでいた。
2人とも同じ女性を好きになって、ボスと別れた後、家に泊まらせてあげていて、告白するも断られ、怒って・・・。
そしてボスには彼女には白人の新しい彼氏が出来たと嘘を言い。すったもんで長い年月が経ち、ガンになってもう余命僅かになったから打ち明けたけど、こうならなかったらウードは黙ったままだったかもしれないよね・・・
それでもラストは海辺でバーをやってるらしい彼女の処にボスが行けて良い感じに戻れそうな雰囲気だったから良かったけど・・・。以上
以前「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」が面白かったバズ・プーンピリヤ(ナタウット・プーンピリヤ)監督の作品。
ウォン・カーウァイが製作総指揮したそうで、そういう感じが映画のあちこち感じられました。カッコイイシーンとかロゴの使い方とかあった。
バズ・プーンピリヤの半自伝的な物語である「プアン/友だちと呼ばせて」って書いてあったので、どこが実話ベースなんだ?と、ちょっと調べてみたけど、過去の元彼女の処を訪ねて行ったことがある、って事しか解らなかった。
でも最後に、友人の名前が出て彼に捧げる、みたいな感じだったから、何かあったのかな? 気になるーー。
プアン/友だちと呼ばせて 2021/タイ・アメリカ
あらすじ アメリカ・ニューヨークでバーを営むボスの元に、タイ・バンコクで暮らす友人ウードから久々に電話が入る。がんに侵され余命宣告を受けたという親友の頼みを聞くためタイに帰国したボスは、元恋人たちを訪ねるウードの旅のドライバーを任される。彼の体調を気遣いながらも楽しい時間を共にし、旅も終わりにさしかかったころ、ウードがある秘密を打ち明ける。