2本ともGYAOで鑑賞。それぞれ4つ★
もうすぐGYAOが無くなってしまうのが残念・・・。

こういった内容の映画は、もう一杯見たからなあ・・・と思ったんだけれど、ソル・ギョングさんが主演だし無料だから、ちょっと最初の10分だけ様子見してみよう・・・と思ったら、意外と面白くて最後まで見ちゃった映画。
冒頭、海辺で魚を食べながら話す2人。あっという間に殺されちゃって(「アジョシ」等に出てた印象に残る爬虫類っぽいお顔の役者さん)ここのつかみからして、面白いかも・・・って引き込まれたのよね。
今迄見たこの手の作品と、ちょっと違っていたのと、解りやすく作ってあったことに好印象。
★以下ネタバレ★割と早い段階で、なんと自ら「自分は警察だ」と明かしてしまったのにはビックリ。
ただ、兄貴は最初からそれを既に知っていたし、なんとヒョンスの母を道路でひき殺す様にしたのはジェホだったというから・・・見てるこっちもショックだったよ。悪いヤツだとは解っちゃいたけど、まさかそんな事やってたとは・・・。最後の最後に、それを知ったヒョンス。結局警察の女ボスも、彼女がひき殺そうとして虫の息だったジェホにとどめを刺して窒息死させてオシマイでしたわ。
あと、怪しげに見えたビョンガプはジェホの味方で悪い事してなかったのにもかかわらず、殺されちゃったってことよね以上
名もなき野良犬の輪舞(ロンド) 2017年韓国
犯罪組織ナンバー2の極道が刑務所で知り合い、弟分にした若き男は実は潜入捜査官でした…。極道は組織を乗っ取ろうと画策し…。
監督:ビョン・ソンヒョン
出演:ソル・ギョング(ハン・ジェホ)、イム・シワン(ヒョンス)、キム・ヒウォン(ビョンガプ)、チョン・ヘジン(チョン主任)、イ・ギョンヨン(コ・ビョンチョル)、ホ・ジュノ(キム・ソンハン)ほか
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8番目の男結構面白かった。4つ★
見ながら、これって何かかつて見た事ある日本映画に似てるな・・って思ってた、三谷幸喜「12人の優しい日本人」。とはいえ、そちらの内容殆ど忘れてしまっているけど。(いつか再見したいな)
なかなか、こういう場で自分だけ異論を発言するとか、おおよそ決まってる事に対して手を挙げて何か言うとかって、しにくい日本人だけど、韓国だとそういう変な空気読む・・多数決で・・みたいな風潮はマイルドなのかな?それってとても大切だな、良いな、って思えるストーリーになってました。だからこそ30年位前に見た「12人」はどうだったのか?確認したい気持ちなんですよね。日本映画でも、こういう感じだったのかなって?
あと、実話ベースってことで、そこも見終わった後調べました。
初回じゃなくて、だいぶ後の裁判員裁判だったことと、事件の内容が違っていました。
知ってる俳優さんは、検事さんのムンソリさん位だったけど、それぞれ出演者のキャラが立っていたし、混同したりすることもなく、最後はスカッとして、最後にちょっと出る何年後・・・の様子も、弁護士卵だった学生さんがその後ちゃんとなってる様子も見れて良かった。
8番目の男 (2018/韓国)
キャスト パク・ヒョンシクムン・ソリペク・スジャンチョ・ハンチョル
監督 : ホン・スンワン、脚本 : ホン・スンワン
国民が参加する裁判が歴史上初めて開かれる日。大韓民国初の陪審員になった、年齢も職業も異なる8名の普通の人々の前に置かれた事件は、証拠・証言・自白まで揃った明白な殺害事件。被告人がいきなり嫌疑を否認したため、陪審員たちは急きょ有罪無罪の決断を迫られることになる。誰もが困惑する中、裁判長は裁判を進めようとするが、8番陪審員ナムをはじめとする陪審員たちの突発的な行動により裁判は予期せぬ方向に進んでいく。