「線は、僕を描く」キャストみなさんが合ってたし、演技も上手だったし良かったー。
途中まで凄く面白くて、このまま最後まで進んで欲しかったのに、後半になって水墨画じゃないお話の方にシフトしていったのが残念に思いました。
★以下ネタバレ★霜介の家族が天災により土砂の下敷きになって亡くなってしまった事、家族とは些細な喧嘩の後連絡を取っておらず、最後の妹からのヘルプのメッセージ等、彼が引きずるのは良く解るんだけど、それにしても彼の過去にフォーカスしてしまって、肝心のラストに向かっての水墨画の部分が駆け足で、印象が弱くなってしまったのが惜しかった。
先生が右手が使えなくなって来て左手に・・って部分も、もっとぐっと来る様に出来ただろうに、そこもちょっと残念ポイントだったかな。
あと、江口洋介演じる西濱湖峰が実は凄い書き手だった!と途中で解るシーンはビックリした。 お料理や色々な雑事を一手に引き受ける便利屋的な人だとばかり思ってたわ。以上
監督 小泉徳宏
出演 横浜流星、清原果耶、細田佳央太、河合優実、矢島健一、夙川アトム、井上想良、富田靖子、江口洋介、三浦友和
砥上裕將の小説を映画化。大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で運命の出会いを果たす。巨匠・篠田湖山に声を掛けられ、水墨画を学び始めた霜介は、初めての水墨画に戸惑いながらもその世界に魅了されていく。
・・・・・・・・
「犬猿」吉田恵輔監督の映画で、まだ見た事が無かったので

面白かった。
これって、兄役の新井浩文さんがネックになってTV等では放映されないのかな・・・。残念。
この役にピッタリだった。
あと姉役のニッチェの江上敬子さん、お上手!
ただ最後のまとめ方や〆に、これと言ったアイディアとかがあったわけじゃなく、なんとなく終わってしまったので4つ★
★以下ネタバレ★正直、あんな兄貴いたらイヤだわ。死んでくれないかな・・・って思っちゃってもしょうがないかも・・・。
とはいえ、幼少時代の兄貴は頼れる良いヤツだったんだね・・・。いつからあんなになっちゃったのかな?
途中で違法薬物販売が売れて羽振りが良くなって、父の抱えていた借金をサクッと肩代わりしてあげたり、旅行やら高価なマッサージ機を買ってくれたり、弟に自動車を買って来たりと突然孝行してビックリ。まさかこういう展開になるとは思ってなかったので。
でも、やっぱりそんなの長く続くわけもなく・・・騙された知らなかったと言ってたけど、結局はコレだわよ。
姉妹の方は妹も悪いよなー、気も無いのに姉が好きだからという事で彼と交際するって、、、彼にも失礼だしさ。
でも、寝たきりの祖父の世話も姉がやってるって、あそこんちの分担ってどうなってるの?仕事も姉が中心となってやっていて家事も介護もって。まさかの兄は刺されて重傷を負うわ、姉は自殺はかるとは・・・双方救急車で運ばれて助かるけど・・・以上
犬猿 (2017/日)
監督 脚本 吉田恵輔
出演 窪田正孝 / 新井浩文 / 江上敬子 / 筧美和子 / 阿部亮平 / 木村知貴 / 後藤剛範 / 土屋美穂子 / 健太郎 / 竹内愛紗 / 小林勝也 / 角替和枝
あらすじ 営業の仕事をしている和成(窪田正孝)は父の借金を返済しつつ、真面目に生活していた。
ある日、強盗で服役していた兄の卓司(新井浩文)が戻って来た。戻って来るなり狂暴な態度で弟をうんざりさせる。
一方、和成に密かに好意を寄せる印刷所社長の由利亜(江上敬子)と、ルックスは良いが容量が悪く頭も悪い妹の真子(筧美和子)姉妹も衝突しながら実家で同居していたが・・・。