アンティークの祝祭 3つ★くらいかな・・・ 以前是枝監督の、カトリーヌ・ドヌーブ主演で母娘のお話がありましたが、本作は実の娘キアラ・マストロヤンニと母娘役で出演しているとのことで、ちょっと見てみました。 外見は似てる様で、そんなに似てない親子ね。 娘さんは今迄見た映画に幾つか出演されていたのに、しっかり記憶されてなくて・・・綺麗じゃないって訳じゃないんだけど、お母さんの様なTHE主役!な華や魅力があるってわけじゃないのよね・・・。お父さんもダンディでハンサムだったんだけど・・・。 カトリーヌ演じる女性は認知なのかな・・・記憶があいまいになって、それを本人も自覚しており、今迄家にあった高価なアンティークな物などをガレージセールで捨て値で処分してしまおうと思い立つ。 幼馴染の友達から連絡が来て、20年ぶりに娘が母のもとにやってくる。 って・・・・20年ぶり、って随分長い間会ってなかったのね。 ★以下ネタバレ★ 最愛の息子が若くして亡くなっていることが解ります。夫が経営している採掘場の爆破の仕事で・・・でした。それ以後夫を許せない母。夫が倒れた時に救急車を呼ばずにそのまま見殺しにしてしまったかも?という記憶もあいまいになっている。娘曰く救急車を呼んだと言っていたけれど・・・。 そして娘ともぎくしゃくしてる。20年ぶりに会っても、こんな感じなんだ・・・と、悲しくなってくる。 ラストはなんとかアンティークの物を部屋に取り込むが、村の夏祭りで花火が上がって、その火の粉?が引火したのかな・・・家が大爆発。小物どころか全てがふっとんでしまう 以上 アンティークの祝祭 2020/仏 LA DERNIERE FOLIE DE CLAIRE DARLING/CLAIRE DARLING 監督 脚本 ジュリー・ベルトゥチェリ 出演 カトリーヌ・ドヌーヴ キアラ・マストロヤンニ アリス・タグリオーニ ロール・カラミー サミール・ゲスミ 内容 ある夏の朝、高齢になり意識や記憶が危うくなり始めたクレール(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、今日が人生最後の日と確信し、長年かけて集めてきたアンティークのコレクションを処分する。売り出された品々は彼女の人生の断片ともいえるもので、さまざまな記憶がよみがえる。クレールの行動を耳にした娘のマリー(キアラ・マストロヤンニ)は、疎遠になっていた母を訪ねる。 ・・・・・・・・・・・ ジョーンについて こちらも3つ★くらい イザベル・ユペールが出演してるということで見てみました。もう70歳なのね・・・。 ただ、若い頃を演じるのは別の綺麗な女優さんで、「キーパー ある兵士の奇跡」に出演していたすらっとした女優さん。 若い頃に、スリ詐欺で生きてる男性と恋仲になり未婚の母に・・・という経緯。 まず、この男に惹かれるのが私にはよく解らなかったし、この男が数十年後訪ねて来て再会するんだけど、別にやっぱり魅力的ではなくて・・・。 ただ、ジョーンが息子LOVEで、息子が生きがいだったのは伝わって来た。 ★以下ネタバレ★ 途中で実は息子がまだ少年のころ、プール遊び中に亡くなっていたのが解る。大きく青年になっている息子は彼女の妄想だったのね・・・以上 ジョーンについて 2022/仏 アイルランド 監督 脚本 ローラン・ラリヴィエール 出演 イザベル・ユペール ラース・アイディンガー スワン・アルローフ レイア・メイヴァー フロランス・ロワレ=カイユ 内容 自由奔放で冒険を恐れないジョーン・ヴェラは、自立し、たくさんの恋愛を経験してきた。ある日、若かりし頃の大恋愛の相手が突然現れる。実は彼の子どもを出産していたという事実を彼に打ち明けようとはしないジョーン。 ・・・・・・・・・ マックス、モン・アムール これは3つ★半くらい。面白かった。 大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」の次の作品がコレだったそう。当時センセーショナルって話題だったけど、見ようと思った事はないまま30年以上が過ぎていました。 先日、シャルロット・ランプリングさんの映画で何か見たいなーと検索していたら、これがヒットして。 え!あの映画の主役ってシャルロットおねーさまだったの?と・・・。 で、さっそく見ました。 ダラダラ長い前置きとか一切なく、いきなりお姉様とチンパンジーが既に恋仲というトンデモ設定に既になっており。。。そういうシーンは無いものの、セクシャルな関係もあるらしい。 犬なら前例があるけど・・・ってセリフも出て来てて・・・ 1年位前に読んだ本で「聖なるズー 」濱野ちひろ っていうのが衝撃的だったのだけれど・・・ それよりも30年以上前に、こういう映画を撮っていたっていうのも凄いね・・・。 チンパンジーがね・・正直、あんまり可愛くないの。大きいし、お顔もなんか・・だし、怖い・・・。 で、浮気?される夫役の男優さんがかなりカッコイイ。 お姉様は今現在と変わらない、達観したような落ち着き払った態度やまなざしが健在で、かつ若いので(当然だが)かなり美しいです! すらっとしたスタイルに衣装が(時代性を感じさせるファッションが多いが)映える。中でも赤いドレスはエキセントリックさもあるデザインだけどお似合いでねー。 マックス、モン・アムール (1986/仏) Max, Mon Amour 監督 大島渚 原作 ジャン・クロード・カリエール 出演 シャーロット・ランプリング / アンソニー・ヒギンズ / ダイアナ・クイック あらすじ フランス駐在のイギリス大使・ピーター(アンソニー・ヒギンズ)は、夫人のマーガレット(シャーロット・ランプリング)に情夫がいることに薄々気づいていた。探偵に調査させても判らず、思い切って彼女を尾行し、マーガレットが愛の交歓を行なっている部屋に立ち会ったピーターは、その相手がチンパンジーだったことに驚愕する。 |
「アンティーク~」だけ観ています。ドヌーヴさんもこんな役が合うようになったのねぇ、なんて思いました。
最後、花火が煙突から室内に入ってドッカ~ン、ってあり?ちょっと鼻白みました。 ユペールさんのもシャーロット姉様のもメモしました^^ 「犬神家の一族」 原作と全く違うラストに驚き&これならOKでした。 金子大地さん、続いて育休刑事に主演だし、藤子F不二雄のにも加藤清史郎君と出てました。相当NHKに気に入られてますね。 それとそれと コミック「大奥」 1巻ずつ図書館に予約入れて借出、返却の繰り返しで第5巻まで読みました。予約件数が多くても直ぐ回ってくるので助かります。 こにさん、こんにちは!
おおー「アンティーク~」ご覧になられていたのですね。さすがです! 私は全然知らなくて、たまたまネット配信中の無料鑑賞リストを見ていて、こういう映画があるのを気がついたのです。 お声をかけて下さってありがとうございます! お話出来て嬉しいです! そうなのよね・・。なんだかラストが、え・・・って感じでしたよね。 他の2本は・・・。 うーん、、大島渚さんのはインパクトはあるしお姉様の若い時の姿もオツですが、機会があれば・・って感じかしら。 金子大地さんはNHKのドラマで「腐女子、うっかりゲイに告る」(結構面白くてオススメです)で主演やってた時に印象に残って、それ以後もNHKで色々と良い役をもらってるから気に入られてるんだなーって感じてます。 大奥、そんなに回転の良い図書館、羨ましいです! 最後の方の巻は歴史が動きすぎてそれを追うだけで一杯一杯だったのかなあ・・・?という印象ですが、よくぞこんな話を作ったなーと感心します。 こんにちは。
「ジョーンについて」コメント&TBありがとう。 若き日のジョーンを演じた女優さんもユペールもとても魅力的だったよね♪ そうそう、若い時のジョーンがあのスリの男性に惹かれたのって、私もそんな魅力的かな?と思ったわ。 彼に子どものこと打ち明けなかったこと、ジョーンの母と同じく、彼女も自分の行動を言い訳しない強さを感じたな~。 息子とのシーンは時々??と感じていたんで真相がわかった時は、切なかったよね。 このコメントは管理人のみ閲覧できます
瞳さん、こんにちは!
いよいよ夏に突入した感じで、すんごい朝から暑いわー。 朝からエアコン入れちゃった。 やっぱり、あのスリの男性、瞳さんもそんなに魅力あるかなあ・・って思ったのね。 同じで嬉しいです。 そうそう、母もだけど彼女も意志が強いというか、打ち明けなかったりと、もうちょっと柔らかくしても良いんじゃないのかなー?と私なんかは思う処もあったけど・・・ でも自分の行動や人生に言い訳しない彼女なりの生き方の美学?みたいのがあるんだよね。 で、鍵の方なんだけど、そうなんだよね、、ちょっと私も気になってるんだよ・・・。 |
|
読書三昧の日々
(2023/05/05 11:34)
「アンティークの祝祭」
原題 LA DERNIERE FOLIE DE CLAIRE DARLING
2019年 フランス
【ムービープラス】
人生の終焉を悟った老女、クレール・ダーリング(カトリーヌ・ドヌーヴ)が半生を共にしてきたアンティークを処分することで、これまでの人生や真に残したい思いが浮かび上がるヒューマンドラマ
近頃、意識や記憶が朧気になることが増えたと感じたクレールは、今日...
Slow Dream
(2023/07/09 15:40)
チビチビだったゴーヤが、
ぐ~~んと大きくなりました。
どのくらいで収穫していいのか・・・!?わからないまま、初収穫してみよう(*^-^*)
中も良い感じで熟して?たので♪さて!チャンプル~と思いましたが先日食べたばかり!(^^)!
以前から気になっていた「無限ゴーヤ」に挑戦。下ごしらえしてさっと茹で冷水にとったゴーヤをツナ缶とあえて、ごま油とポン酢で味付け。かつお節とゴマた~っ... |