予備知識ゼロで、なんとなく見て見た映画。期待は全くしていなかったのに、早々に引き込まれて最後まで全く想像がつかないストーリー展開でハラハラドキドキさせられました。
ただ、おいおい警察誰も見張ってないの?ってシーンが多数あったけれど。
監督さんは「帝一の國(2017)」永井聡という方で、これも菅田君主役で面白かったのよね。
出演者が豪華。主役クラスの人がゴロゴロ。みなさん安定の演技で安心して楽しませてもらいました。
絵が凄く上手でも内容(本作の場合悪人キャラに)に魅力が無いとダメって、辛いね・・・。リアリティが無いとか、なんとか言われて結局諦めて行った漫画家の卵さんも多いんだろうね・・・。松本大洋の「東京ヒゴロ」でも描かれていたけど、漫画描くのって命削ってる人も多く本当に大変なんですよね・・・。
★以下ネタバレ★小栗旬警官に本当の事を打ち明け(まさか殺されてしまうとは・・・)、漫画の連載を一時休止していたが最終話50pageを発表する事に。そのお話通りに犯人も動くんじゃないか?とオトリ操作として菅田実家家族を準備するも犯人は家族4人にこだわるからダメだと。そして妊娠中の子供が双子だったので矛先を菅田夫婦に!慌てて自宅(凄い豪邸よね、たった1年でここまでになるんか?)に駆け付けるが、入口でボコボロにされて(こういう凄いマンションなら警備院もすぐ駆けつけるんじゃないの?) 部屋に犯人入って来て妻を刺す(結果的に、あれだけ刺されていても主人公も妻も妊娠中の赤ちゃんも、犯人も全員無事だったのね。主人公に至ってはとどめを刺す直前でピストルで獅童に撃たれてたけど、急所は外していた模様。ラストは裁判の最中と、これから出産予定の妻の様子で終わる。
とある村の4人家族にこだわるコミュニティ出身だった犯人は戸籍もないまま成人し、おかしくなっていたっぽいが、それについては説明があまり無いまま終わってしまった。以上
疲れ果てた風貌の辺見敦役の松田洋治さんって、もののけ姫の「アシタカ」の声、「おしん」の長男雄の少年時代の人だったと知って驚愕!!
キャラクター (2021/日)
監督 永井聡
脚本 長崎尚志 / 川原杏奈 / 永井聡
出演 菅田将暉 / Fukase / 高畑充希 / 中村獅童 / 小栗旬 / 中尾明慶 / 松田洋治 / 宮崎吐夢 / 岡部たかし / 橋爪淳 / 小島聖 (久しぶりにこの方見たわ!前は柔らかいイメージだったのに、凄く細く痩せられてイメージ違い過ぎて一瞬解らなかった)
あらすじ 人気漫画家のアシスタントとして働く山城圭吾は「キャラクターに魅力がない」と言われ、漫画から足を洗おうと決意していた。そんな時「幸せそうな一軒家をスケッチしてこい」と言われ、たまたま描いていた一軒家の写生を終え、帰ろうとして矢先、惨殺事件と犯人を目撃してしまった・・・