公開当時、凄く評判が良くてレンタルになったら即見ようと思ってたのに、すっかり忘れてしまっていた映画。
いやぁー、これは見ていて辛い・・・。でも凄くリアル。
お金は全然かかってないし、なんてことない普通の少4の少女のお話なのに、こんなに引き込まれて見るだなんて、ほんとにすごい。
脚本、撮影等の全てのスタッフさんに拍手!
監督さんは凄く才能のある女性監督さんですね。
この方の他の作品も是非見てみたくなりました。
また子供の出演者が演技してるように見えず、ドキュメンタリーと錯覚してしまう位。
内容は、あるある・・こういうのって何時の時代も、そして日本だけじゃなくて韓国も同じなんだーって思いました。
ソンはごく普通の女の子、でも彼女だけがスマホを持っていなかったり、あんまりお家が裕福じゃないって点で、ちょっと派手目なクラスメートと一緒につるむとなると差しさわりが出て来ちゃうんだろうね・・・。悲しいけど、そういうのってあるから。ちょっとしたトランポリンの遊び場の代金とかだって、彼女にしてみればおこづかいから出すのは楽じゃないしね。
★以下ねたばれ★冒頭、友達からパーティーのカードをもらって(住所を嘘書いてる)訪ねて行くなんて、相当酷いと思ったわー。
でも転校生の子と夏休み直前にいち早く仲良くなって、親友かな?ってくらいに楽しそうな姿を見て微笑ましく思っていたのに・・・。
塾でリーダー格の意地悪な子と仲良くなっていたとは・・・。
新学期になったら急に冷たくなっていて、、、これはショックだよー。
ただ、それも状況変化する。
転校生の方がボス格より成績が良いというのが判明して以後、今度は転校生を外して意地悪するようになる。
でもソンとの一度壊れた関係は元に戻れず、両親の事も絡んでくるから、複雑なのよね。取っ組み合いの喧嘩にまで発展。
最後はドッジボール(韓国にもあるんだ)で線を踏んだーって言われるところを、踏んでない、私は見てたと勇気を出してソンが言うシーンで終わってる。以上
この映画では小さい弟が登場し、彼もいつも怪我をさせられても遊ぶ友達がいて、それを引き合いに出す脚本がナイスです。
お母さん役の女優さんは「パラサイト」のお母さんだった。
わたしたち (2015/韓国)
製作 キム・スンモ / イ・チャンドン
監督脚本 ユン・ガウン
撮影 ミン・ジュンウォン / キム・ジヒョン
音楽 ヨン・リモク
出演 チェ・スイン / ソル・ヘイン / イ・ソヨン / カン・ミンジュン
あらすじ 10歳の少女ソン(チェ・スイン)はクラスで一人ぼっち。
1年の時は仲の良かったボラ(イ・ソヨン)には冷たくされている。
1学期の終業式の日、掃除当番を押しつけられて一人で教室に残っていたソンは転校生のジア(ソル・へイン)と出会い、すぐに仲良くなり、泊まりあうほどの仲になった。
両親が共働きで幼い弟の世話をしながら質素に暮らすソンと、親が仕事のためイギリスにいて祖母と暮す裕福なジア。
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The Witch/魔女続編の2が公開されているようですが、全く知らずに何となく本作を鑑賞しました。
予備知識無く見たのが良かった。
ビックリな展開で面白かったです。
途中までちょっと長かった気もするけど。
大穴的映画でした。
2も見てみたいなあー!
★以下ネタバレ★主役の子の演技力が凄いですねー。
まるで別人で驚いちゃった。
まさか全てが彼女の計算からの行動だったとは・・・。以上
脇役に、「嘆きのピエタ」の女性や、若い男性は「パラサイト」に出てた人だったー。
The Witch/魔女
2018/韓国
特殊な施設で育てられ、8歳のときに脱走したジャユン(キム・ダミ)は記憶をなくし、酪農家の優しい夫婦と暮らし始める。
十数年後、平凡な高校生として暮らしていた彼女は、頭の手術が必要になってしまう。ジャユンは、裕福ではない養父母に手術費用を工面してもらうわけにはいかないと、賞金を得るために歌のオーディションを受ける。だが、あるテレビ番組に出演しマジックを披露したために、謎の集団に追われることになる。
監督 パク・フンジョン
出演 キム・ダミ、パク・ヒスン、チェ・ウシク、チョ・ミンス、キム・ジョンフン、キム・ビョンオク、チョン・ダウン、コ・ミンシ