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ネタバレ「正欲」「少女は卒業しない」原作と映画の違い
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原作の朝井リョウ君の小説は3年位前に読んでおり、かなり面白く4つ★半位でしたが、結構忘れてる状態で映画を鑑賞。

映画も面白かったのだけれど、小説と比べると、内容を知っていたため、筋を追って見てしまった感が。3つ★半くらいかな・・・。
小説の方が断然深みがあって読み応えがありました。
順番が逆だったら、両方楽しめたのにな・・・。


★ネタバレで書いていますので、注意です!!★


映画はガッキーが水に特別な思い入れ?をしているのが早々に解ります。
ビックリしたのが、ガッキーの色っぽいシーンが!! 
これ、結構ビックリでしたよ。
でも小説では、随分後にならないと「水」なのが解らないんですよ。

磯村君は先日「渇水」で水道局?の職員で水を止める作業員だったし、水のトラブルクラシアンのCMにも出てるよね 笑

映画版では最後の方で事件が起こります。
最初に捕まった小学校の教師はさておき、他のメンバーは保存してあった画像や動画は水が多く、子供の画像はきっと少なかっただろうと思うのですが・・・それでもあんな風に逮捕されちゃうのかな。きっと深く調査していけば、冤罪であることが解って開放されるんじゃないのかな・・・と思うのだけれど・・・

それと、ダンスサークルに入ってる男子と彼を追いかけまわす女子の部分。その女子の背景やらがかなり少なくなっていました。
小説ではその男子が幼い頃から生きにくく、男子同士の会話に疎外感あったり、上手くやっていくのが辛かったり、ゲイだと勘違いされて・・・って処とかに分量をさいていました。

それと、これはちょっと無いな・・と思ったのが、ガッキーが家の窓を壊すシーン。これは原作では無かったシーンで、そこ無くて良かったのに・・・って思いました。

稲垣吾郎はこのクールな父親役に合ってました。

それにしても、貴重な同類の人が同級生にいて、結婚して、お互い仲良く暮らして・・・って、素晴らしいじゃありませんか!
これからもお幸せに・・・って願うばかりでした。
それと、水は綺麗だし、人にバレても変わってるねーって思われても、嫌悪感は持たれないと思う。
以上

小説版の感想

正欲 (2023/日)
監督 岸善幸
脚本 港岳彦
原作 朝井リョウ
出演 稲垣吾郎 / 新垣結衣 / 磯村勇斗 / 佐藤寛太 / 東野絢香 / 山田真歩 / 宇野祥平 / 渡辺大知 / 徳永えり / 岩瀬亮 / 坂東希 / 山本浩司

あらすじ 会社員の佐々木(磯村勇斗)は自分の性癖に悩んでいた。寝具売り場で働く夏月(新垣結衣)もまた同じく。2人はかつて同級生だった。検事の寺井(稲垣吾郎)は学校へ行けない10歳の息子がいる。
男性が苦手で過度に反応してしまう大学生の八重子(東野絢香)は、ダンスサークルの大也(佐藤寛太)のことが気になってしょうがない

・・・・・・・・・・・・・・
こちらも朝井リョウ君の小説の映画化作品
640 (2)

少女は卒業しない

かなり前に発表された小説だったのですが、私が読んだのは割と近年なのに、もうかなり内容を忘れている状態で映画を鑑賞。

お友達から映画の方が原作より良いかも・・と聞いていて、見終わってびっくり。ホントだ!映画の方が良いと私も思いました。4つ★
小説ではもっと沢山のお話があって(7つかな)4人に絞り、コンパクトにまとめて2時間という時間内で本当に上手に脚本、編集されたなあと感心しちゃいましたよ。

小説では知的障害を持った子のクラスがあってそこに正道くんって絵が上手な子がいて、他の章にもそれがからんできますし、生徒会の男の子やその子を好きな女の子のエピソードもスパッと削っています。
意地悪な子が出て来たり、いやーな感じのスクールカースト的な要素が割とありますが、映画版ではみんな良い子になっているので、気持ちよく見れました。

ぼっちの図書館通いしてる女子は、小説では別にぼっちではなく、好きな先生の妻の写真を偶然目撃し、先生の妻と似せるために髪の毛を伸ばして同じ感じに・・・と思ってるって感じでしたが、映画でのキャラ変更はとても良かった。

★以下ネタバレ★

ラストは凄く良かった。映画「キャリー」について、ちょっと声をかけたものの、ホントはホラーとか好きじゃないし途中で挫折しちゃって最後まで見てないことも言っちゃって・・・って終わっていた関係だったのに、相手の女の子が(いい子だよなあ!)声かけてくれてアルバムにサインしあいっこする。それがきっかけになったのか、勇気を出して自分から声をかけたんだろうな(と、推察)6人位のサインがありました。
小説では映画には登場しない女の子がラストに全校生徒の前で告白文?みたいのを読むシーンがあって、うわ・・・って・・・私はそこはあり得ない・・・って思ってしまったんですが、映画ではそういうのはなく、お弁当女子が普通に良いスピーチをするように変わっていました。
そして、びっくり。お弁当一緒に食べてた男の子は、既に亡き人。校舎から(不慮の事故で)落ちてしまっていた・・・のよね。
以上

河合優実さん(お弁当女子)って、今やってるドラマ「不適切にもほどがある!」のジュンコ役じゃありませんか! 全然風貌が違って驚き。彼女は「由宇子の天秤」「PLAN75」他沢山見た映画に出演されていたし、いつも上手だったのにしっかりインプットされてなかった。
そうそう、このお弁当女子がこっそり男子と食べてるってエピソードは、小説では剣道部の男子2人と3人で仲良くて、三角関係?的なお話でしたよ。

あと、図書館の先生、藤原季節さんだったのねー、全然解らなかった

小説の感想

少女は卒業しない 2023年映画
監督:中川駿
出演:河合優実、小野莉奈、小宮山莉渚、中井友望 窪塚愛流、佐藤緋美、宇佐卓真 藤原季節
朝井リョウ君の短編小説を映画化
廃校が決まり、校舎の取り壊しを目前に控えたとある山梨の高校を舞台に、4人の少女たちの卒業式までの2日間
【2024/02/25 17:02】  コメント(4) | トラックバック(0) | 日本映画
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コメント

こんにちは。
原作を先に読まれていたのですね!こういうセンシティブな題材を小説で読むと、色々と想像が膨らみますよね。

私はちょっとあの女子大生の部分が長かった(&よく理解できなかった)ので、あまりそこの部分は評価していなかったのですが、ダンサーの男の子のことが小説では深堀りされていたのであれば何か納得です。
記事を読ませていただいて良かったです。ありがとうございました。
ここなつ  【 編集】  URL |   2024/02/26 10:41   |  TOP ▲ |


こんにちは
朝井リョウ祭りね~
原作との違いを楽しむのも一つの楽しみ方でもありますね☆
彼は結構学園ものが多い気がする…
どちらも未見なので、あまり邦画の学園もの普段見ないのだけど、先ずは「少女は~」を見てみようかしら・・・
ノルウェーまだ~む  【 編集】  URL |   2024/02/26 11:42   |  TOP ▲ |


ここなつさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。

そういえば、フェチって言ってもレベルがありますよね。単に趣味程度でおさまってるなら問題無いのですが、人生を左右するような性的嗜好だと、フェチって言葉はちょっとどうかな?と、後で気がつきました。

そうよね、あの女子大生の部分は解り難かったですよね。
この内容を全部やるとなると、2時間映画では厳しいので、しょうがなかったのかな・・・
出来たらドラマ版でじっくり10話やってもらったら良いかなーと思いました。
latifa  【 編集】  URL |   2024/02/26 12:07   |  TOP ▲ |


ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。

確かに学園もの多いですね。彼が若かった(学生小説家だった時期が長かった)からかな。

実は学園ものは、小説や映画等、あんまり読みたいジャンルではない方なんですよ。
自分は学校が好きだった訳ではなかったし(友達は大好きだったけど、先生とか授業とか苦痛だった)、同じ学校内で甘酸っぱい経験・思い出があるわけでもなかったので(笑)

既読の小説の映像化作品で気軽に見れる時、興味が湧いて見ちゃうって感じです。
感想アップしてるけれど、そんなに両方オススメって訳じゃないです
latifa  【 編集】  URL |   2024/02/26 12:14   |  TOP ▲ |


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