![]() ロシア版ポスター
父、帰るVOZVRASHCHENIEやっとレンタルして見ました。
まず冒頭10分から、良い感じだな!と思いました。 音楽も(エニグマ風)映像も個人的に好きな雰囲気だったし、 制作者さん側の、若い勢い?みたいのを感じました。 ロシア映画といえば、私が大好きなタルコフスキーのイメージが 私には強烈にあったのですが、こちらの監督さんは、 プロフィールを見たら、40才くらいの若い方で、コマーシャル 等も撮っているそうで、なるほどね~って思いました。 ワンカット、短いぱっと目に映る映像が、とても印象的な構図や 色合いに撮影されていました。 特に青い空!青い海!がとても印象的、青づかいと緑づかいの 素晴らしく上手い人だなって思いました。 日本の「父帰る」公式HP ![]() ロードムービー的な部分や、主に前半部分のロシアの田舎の風景 などは森林浴をしに行ったかのような、爽やかでみずみずしい 気持ちが良い気分にさせて頂きました。ところで、 ロシアの電柱って斜めになっているんでしょうか? カメラのせい?(最初はカメラの撮影のせいだろうと思って いたのですが、後の方で、カメラのせいでもなさそうなのに 斜めになっていたシーンがあったんです) それにしても、ロシアは天候が変わりやすいんですね~ また雨かい?って(^^; 思うシーンが何度かありました。 ![]() スペイン語版ポスター ![]() 英語版ポスター(いまいちですなぁ~) 2003年ベネチア国際映画祭で、グランプリ・新人監督賞ダブル受賞。 62年にアンドレイ・タルコフスキー監督の「僕の村は戦場だった」 91年ニキータ・ミハルコフ監督「ウルガ」以来のロシア監督作品。 そういえば、ウルガって結構良い作品だったな~と思い出しました。 すっかり存在を忘れていました。ビデオ持ってるんです~。 ★以下ネタバレ文字反転して読んで下さいネ★ それにしても、謎のまま最後に突入してしまって、 私個人的には、映像は5つ☆ですが、内容という点では 引き込まれ度(あのお父さんについてこれから色々な何故?が 明かされていくのか?)と思いきや、何も無いまま・・・ あれで終わっちゃうだなんて、ちょっと不消化でした。 え~~これでお終い??って思ってしまったんです。 それと、私から見て、このお父さんは息子を愛している様に 見受けられなかったんですね・・・。もしお父さんが何か 引きずりながらも、子供に愛情を持っているのが感じられた ならば、もっと違ったと思うのですが・・・ あんまりワンマンなタイプの男性が好きじゃないせいか あのお父さんは好きじゃなかったので、最後の最後に登って 行って、ああなっても、涙は出ませんでした。 映画見終わってHPに行ったら、ショックな事が・・・ お兄ちゃん役の青年、この映画を撮った後、不慮の事故で この撮影の舞台になった土地の湖で亡くなってしまった そうなんですよ・・・・DVDにはメイキングもあって、そこでは 元気一杯に笑っている姿が残っているんですが・・・・ 製作: ドミートリイ・レスネフスキー Andrei Zvyagintsev監督: アンドレイ・ズビャギンツェフ 脚本: ウラジーミル・モイセエンコ/アレクサンドル・ノヴォトツキー 撮影: ミハイル・クリチマン 音楽: アンドレイ・デルガチョフ 出演: コンスタンチン・ラヴロネンコ/ウラジーミル・ガーリン/イワン・ドブロヌラヴォフ |
こちらにも。私も早く観たいです・・
笑 旧作におちてから、チェックしますのでそのときはまたお話付き合ってね。 <ニキータ・ミハルコフ監督「ウルガ」> この作品もいいのね。メモメモ。 太陽に灼かれて(同監督ね)が良かったので、他にも観てみたいと思っていたところよ。でもミニシアター系作品はうちのレンタル屋には少なくって。 情報だけはいただいておきますね。 そうかー、これまだ新作扱いだったもんね。この前新作半額の日に借りたの(^^ゞ
ウルガ、ご近所だったら、ほいよーって貸しに行ってあげたかったな。ビデオ屋さんにあるかな・・・。じつは私も1回しか見てなくて、また見直してみたい気がしてる。 最近映画は2度見ないとだめだなあ・・って思い始めてるの。 >太陽に灼かれて 知らなかったワ!!なんだかタイトルからして、すごい惹かれちゃうな。ありがとう!さっそく図書館で在庫をチェックして、もしなかったら、びでお屋さんで探してみるね☆ 基本的にはストーリー重視なので今回のような作品は、わたしにはあいませんでした(>。<)
ロシア版のポスターが一番かっこいいですね! こんにちはー!コメントありがとうございました^^
私もちょっとこれは内容が、あまりに・・・映像も結構重視して見る方の私でも、なんだかなぁ・・・と言う気がしてしまいました。 わ!私もです♪ロシアのポスターが一番好きです。世界各国のポスター比べとか時々やってるんですが、結構ロシアのポスターってカッコイイ事多いんですー☆ こんにちは。
暑いですね。学校も明日で終り。 これからは恐怖の夏休みですよ・・泣。 やっとこれ・・観ましたよ。 ほほ~~~~っていう感じの 映画でした(意味不明ね・・笑) 色んな意味で印象には残りますよね。 DVD特典私も観ました。 なんだかせつないよね・・・。 うううう・・・みみこさんちも、明日でお終いなのね・・・家もよ。
はぁ~~~~っ・・・(ホントに深~~くため息・・)家は子供が一人だし、朝から晩まで、友達と外に出てったっきり戻ってこない系のタイプじゃないから、家で一緒に2人っきりで、いる時間がすごく長いのよ・・・ って、愚痴ってどうする~~~!!! 父帰る、今見直したいな。こうむしむし暑いんじゃ、一瞬でも清涼感を味わいたいの。見た後でも、印象に残ってるわ。後引く映画なのかもしれない☆ こんにちは★
latifaさんってお子さんがいるんですね!! 上のコメント見て、子供を持つ親の悩みが少し分かった気がしました(笑) ちなみに、私は一度外に出たらなかなか帰ってこないタイプでした~。 この映画、謎だらけのお話でしたよね。 父親の職業は一体何だったんでしょう?? あんな独りよがりな父親はイヤですよね!! 主役の子がハーレイ・ジョエル・オスメントくんにそっくりで笑っちゃいました(笑) 兄役の子は可哀想でしたね・・・。 映像特典観てビックリしました。 マイコさん、おお~この映画ご覧になられていたのですね^^。後でマイコさんちで感想拝見させて頂こう~っと♪
あら!マイコさんは外ッコだったんですね。そういう子のママさんは「淋しい」と言う人が多いんですヨ(^^;)どははは。 >主役の子がハーレイ・ジョエル・オスメント似 そうそう!!似てましたよねー たまたまテレビでやってたんで、
評判も良かったし見てみるかなぁなんて、 そしたらこれが傑作でした。 無警戒だっただけに衝撃が大きかったです。 宝箱?みたいなものが謎のままだったり、 父親は語らずじまいだったり、 結構、僕って空白の面積が大きい映画がすきなのかも。 いやあ、あのお父さんからは愛が感じられましたよ^^ノ カウリスマキの映画で「北の気質」っていうセリフがあったんですが、 あの父親もまさしくそれだと思います。 口下手で愛情表現が下手なんだけど、 実は深い思いがあるみたいな。 東北人の血が半分流れているんで、なんとなく共感しました。 現象さん、こんにちは~!
>宝箱?みたいなものが謎のままだったり、父親は語らずじまいだったり、 結構、僕って空白の面積が大きい映画がすきなのかも。 おおお~現象さん!自己分析がちゃんと出来てるんですね!空白の面積が大きい映画ね、なるほど~。 私は逆に、そういう部分が大きいと、わからん!!って消化不良になっちゃうタイプなのかな?^^ で、あのお父さんから、愛が感じられたんですねー! そこんところ、かなり重要だと思います。 どうも、私は、あのお父さんから愛を感じることが出来なかったんですよ・・・。 それでも、この映画、なんだかんだで、気に入ってるんですよ^^ なんてたって、手元に持ってますもん(^^;) わりと、ロシア映画とか、ロシアの風景とかって、無条件に好きなことが多いみたいです。 こんにちは。ご無沙汰してます。
以前フィンランドのお話をさせていただいたKooです。 この映画での電柱の傾きは私も気になり、ロシア人の同僚たちに聞いたんですけど、「傾いてるわけないじゃん」でした。 ちょっとネットで調べたら、温暖化のため農村部は永久凍土が溶けだしていて、まれに傾きが見られるそうです。 この監督さんの次作「the Banishment」は見られました? やっぱり電柱は傾いているんですよ。 不思議ですね^^ Kooさん、こんにちは!
お久しぶりです、うれしいです^0^ 私はずっと腱鞘炎で2ヶ月ほどブログお休みしており、最近ちょこちょこ復活し始めたところなんです。 > この映画での電柱の傾きは私も気になり、ロシア人の同僚たちに聞いたんですけど、「傾いてるわけないじゃん」でした。 > ちょっとネットで調べたら、温暖化のため農村部は永久凍土が溶けだしていて、まれに傾きが見られるそうです。 おおおお~~~!! 素晴らしい情報、ありがとうございます。 そうなんですね^^ それにしてもロシア人の同僚だなんて、なんて国際色豊かなんでしょうか!!羨ましい~~。 > この監督さんの次作「the Banishment」は見られました? 2006年映画のやつですよね? 動画ファイルは持ってるんですが、日本語字幕が無くて(TT) ちょこっと最初の方は見てみたんですけれども、やっぱり字幕が無いとキツくて、、、 いいなぁ~Kooさんは外国の言葉が色々お解りになられるからかな・・・もう見られたんですね? > やっぱり電柱は傾いているんですよ。 いつか見る際にはチェックしてみます★ |
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映画の花道
(2005/06/03 23:02)
第60回ベネチア国際映画祭グランプリ金獅子賞受賞作品!映像美がすごい芸術性追求?!ロシア映画・・・観た後の空虚感は否めない!!人気blogランキング←みなさんのおかげで人気急上昇中!今日の順位は?!(以下ネタバレ注意)
ちょっとお話
(2005/07/19 14:52)
父帰る (2003 ロシア) 監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ 出 ウラジーミル・ガーリン/イワン・ドブロヌラヴォフ/ コンスタンチン・ラヴロネンコ/ナタリヤ・ヴドヴィナ母とささやかに暮らしていた二人の兄弟のもとに、12年間家
ソウウツおかげでFLASHBACK現象
(2006/12/12 00:51)
プロローグを除けば全編が兄弟とその父親による3人の旅路で、彼らの不協和音が画面からにじみ出ているような、重苦しい空気が漂う。アンドレイとイワンの兄弟は母と祖母と4人暮らしで、突然底へ父と名乗る男が帰ってきた。多くを語らない父はいきなり主として居座り、息子
(2007/05/21 19:40)
(3から)夜になってからロシア映画『父、帰る』を見る。監督はアンドレイ・ズビャギンツェフ。最新作が今年のカンヌのコンペ部門に出品されているので、気になった。イワンとアンドレイの兄弟の元に父が十数年ぶりに帰ってきた。ストーリーは少年たちのいきなり現れた父親
★Movies that make me think★
(2010/08/31 11:48)
Возвращение/The Return/父、帰る
2003/105min/ロシア
監督:アンドレイ・ズビャギンツェフ 「the Banishment」
出演者:イワン・ドブロヌラヴォフ... |