「スイミング・プール」「8人の女たち」 感想
フランソワ・オゾン監督の映画2つ、2002年「スイミング・プール」と翌年の2003年「8人の女たち」、両方ともなかなか面白かったです。 
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まずは「スイミング・プール」
内容を全然知らないで見たのが良かった!この映画は予備知識とか無く見たほうが良いです。南仏の美しい風景と、プールの美しさ(プールカバーなるものは初めて知りました。黒いカバーを取ったら、赤い浮き輪?が浮いていた!というシーンはステキだったー)
それと、娘ジュリー役のサニエのぷるんぷるんの弾けまくってる肢体もすごい。彼女って、「8人の女たち」では、まだ幼さの残る女学生役をやっていたのに、1年後のこの映画じゃ、これですよ、もうビックリ。
先日「確立・・による・・10人目で最強美女に当たる、フランス編」という番組で、現在フランスで人気の高い女優!で、このサニエの名前が挙げられてました。
そして、堂々と老年に片足突っ込んでいるにもかかわらず・・・なんと裸でも勝負する?女優魂のシャーロット・ランプリングに拍手!!。相変わらず、クールで知的だけど、どこか怖い役が、素晴らしく上手。

★以下、ネタバレです 文字反転して下さい★
ラスト、ジュリーとは別のぽっちゃりした女の子が娘として現れ、しかもサラとは知らない同士だったらしいのが解る。えーっ、、それじゃ、あのジュリーは誰ぞ? 私はジョンの愛人の子がジュリーだったと思いました。そして、あの別荘での出来事は、庭師とサラ・・はフィクションで、それ以外は本当のことじゃないのかな?などと、見終わった後、色々考えてしまいました。以上

スイミング・プール (2003/仏英) Swimming Pool
監督 脚本 フランソワ・オゾン 出演 シャーロット・ランプリング / リュディヴィーヌ・サニエ / チャールズ・ダンス / ジャン・マリー・ラムール / マルク・ファヨル

(内容・あらすじ) イギリス人ミステリー作家のサラは、出版社のジョンの南仏の別荘に滞在することにする。そんな時、いきなり、ジョンの娘ジュリーが突然帰ってきた。男にだらしなく、全てにイライラさせられるジュリーという存在・・・

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「8人の女たち」
順番的には、こちらを半年くらい前に見て、その後最近「スイミング・プール」を見ました。
この映画も、予備知識全くなく、正直、全く期待しないで見たんですが、なかなか面白かったです。3つ★半。

舞台を見ているような映画で、唐突にミュージカルシーンが入る(しかも往年の大女優が歌って踊るのはキュートというか何というかw) カラフル豪華なお洋服なども楽しい。
ドタバタしつつも、最後まで飽きさせず、ぐいぐい内容に引き込まれて楽しませてもらえる映画。冬に、まったり暖かいお家で見るのに適してる映画。

この時、ドヌーブ59歳、アルダン53歳、ベアール37歳。いや~すごいです。ほんと。
カトリーヌドヌーブは少々太めになられたとはいえ、堂々たるもの。顔はあの年ではビックリするくらい綺麗。でも、やっぱり、一番美しかったのは、ベアールかな。あのメイド服がとても可愛かった。

8人の女たち (2002/仏) 8 femmes
監督 脚本 フランソワ・オゾン 原作 ロベール・トーマ
出演 ダニエル・ダリュー / カトリーヌ・ドヌーヴ / イザベル・ユペール / エマニュエル・ベアール / ファニー・アルダン / ヴィルジニー・ルドワイヤン / リュディヴィーヌ・サニエ / フィルミーヌ・リシャール / ドミニク・ラミュール

(内容・あらすじ)
クリスマスイブの朝、大邸宅の主が殺された。雪に閉ざされた密室の中、そこに居合わせた8人の女たち。互いに疑り合い、犯人を探り始める。ミュージカル的映画。
【2007/12/17 14:04】  コメント(8) | トラックバック(6) | フランス・ベルギー カナダ
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コメント

スイミングプールは辻褄を無視した不思議な内容でしたね。
続けて2回みちゃいました僕。
8人の女たちは僕もだいぶ以前にみましたが、そのときはオゾン監督作とか知らないで「面白かったなぁ」って見てました♪
motti  【 編集】  URL |   2007/12/19 12:55   |  TOP ▲ |


mottiさん、2回目見たくなるの解ります。私も2回続けてみようか?と思いましたもん(都合により、まだ実行出来てないけれど)
オゾン監督の映画って、私は最初に見たのが「僕を葬る」で、去年だったかな?割と最近知った監督さんなんです。結構相性良いかも?と思ってます。近年のフランス映画は、ダメな事も結構あるんだけれど、オゾン監督のは、外したのが今の処無いです。
latifa  【 編集】  URL |   2007/12/19 17:52   |  TOP ▲ |


お邪魔します~
スイミング~←これ深夜にやっていたよね。
私も再見すればよかったな。
見たときはモヤモヤしていたんだけれど今は色々と忘れちゃったよ・・笑
ランプリングがね、そ~~とじ~~と・・笑・・サニエちゃんの行動をみつめているところ恐いわ~~って思った記憶が。女ってああいうところ
あるよね。
8人は~私もベアールだわ。
あのメイド服には魅了されちゃったもん・・・ではでは・・。
みみこ  【 編集】  URL |   2007/12/20 09:40   |  TOP ▲ |


みみこさん~。うん、うん、その深夜の放映を録画して見たの♪
放映ありがと~って感じで、嬉しかったわ!
みみこさんは、両方とも、随分前にご覧になられていたのね^^
ランプリングさんって、すごいよね。かなりの年なのに、整形とかもしてないのに、なんかあの年齢で凛とした美しさ?があるというか。それプラス、怖い処もお上手で♪

8人~は、みみこさんも、ベアールのあのメイド服は可愛いって思われたのね。日本の10代の少女が着るのとでは違った色っぽさがあったよね。
確か服の胸のあたりだったかな・・?が、びりっと取れる仕掛けになっていたと記憶してるんだけれど、そこも、おおーー!!こんなんなってるのか?と驚いたわ。

そういや数日前に、夜遅くNHKフランス語講座で、メルビル・プポー君とオゾン監督のインタビューってのがやってたので、録画して見たの。オゾン監督は、やっぱり、どことなくゲイっぽさがあったワ
latifa  【 編集】  URL |   2007/12/21 15:17   |  TOP ▲ |


>黒いカバーを取ったら、赤い浮き輪?
私4,5回も観てるのに、赤い浮き輪記憶にないですぅ。また観直さなきゃ^^

サニエさんの肢体、ぷるんぷるんでしたよね。こんなキレイだったら脱ぎたくもなりますよね。私、同世代なのに全然違うな~
Koo  【 編集】  URL |   2010/12/22 20:49   |  TOP ▲ |


kooさん、こんにちは。
> >黒いカバーを取ったら、赤い浮き輪?
自分で書いてるのに、もう忘れてました、アワワワ・・・・。
オゾン監督の映画といえば、昨日「ふたりの5つの分かれ路」を見たばっかりなんです。
全く期待してなかったのに、ガツーンと来てしまって・・・。

> サニエさんの肢体、ぷるんぷるんでしたよね。こんなキレイだったら脱ぎたくもなりますよね。私、同世代なのに全然違うな~
 な、な、なんですとーーーーーーーー!!
kooさんって、凄くお若いんですね?^^ 羨ましいなーーーーーーーーー!
latifa  【 編集】  URL |   2010/12/24 10:35   |  TOP ▲ |


latifaさんこんにちは

今年に入り、ツタヤディスカスでフランス映画シリーズを40本くらい見てきております。
ヌーベルバーグあたりのゴタールとかトリフォーあたりが終わって、オゾン監督のスイミングプールに出くわしました。

ミステリアスで多くを語らない、それでいて観終わってから、どういう風に解釈するのが妥当なのかを思いめぐらす映画ですね。
監督や演者もどう解釈してもいいよという風に言ってる通りで解釈は観た人の自由だと思います。
私的には庭師との出来事以外はランブリングの妄想の世界で、なおかつ、後に出版される小説の中身ではないかと思います。

別荘に着いた途端に見つけた赤いワンピースがその起点となっていて、自分の若かりし頃の奔放さをサニエに投影させた、また、モチベーションとしては電話で編集者が娘の話題を出したところからの連想で作り上げたんじゃないかと。

最初はこれで100分はキツイなと思われるほど退屈しそうでしたが、サニエが出てきてからは、俄然面白くなりましたね。
とても魅力的な肢体であることは間違いないのですけれども、はちきれんばかりの健康美で、いやらしさをあまり感じないのは私が歳をとっている所為だけではありますまい。たぶん監督のオゾンがゲイであるということと深く関連性があるんじゃないかと思います。
真吉  【 編集】  URL |   2014/05/09 16:07   |  TOP ▲ |


真吉さん、こんにちは!
ツタヤディスカス、便利ですよねー。
一気に、フランス映画シリーズを40本くらいだなんて、すごい!!
私も再見したいなぁ。

> ヌーベルバーグあたりのゴタールとかトリフォーあたりが終わって、オゾン監督のスイミングプールに出くわしました。

おおー60年代から見始めて、だんだん最近にさかのぼって、見ている感じですか!
フランス映画が一番輝いていたであろう頃と、最近では、若干淋しい雰囲気もありますが・・・そんな中、オゾン監督はフランス映画界の中で、輝く?なくてはならない第一人者さんですよね。

> 私的には庭師との出来事以外はランブリングの妄想の世界で、なおかつ、後に出版される小説の中身ではないかと思います。
なるほどー! そうかもしれませんね。

> 別荘に着いた途端に見つけた赤いワンピースがその起点となっていて、自分の若かりし頃の奔放さをサニエに投影させた

ふむふむ。シャーロットさんが演じると、妙に固い雰囲気が漂うせいで、、若い時に奔放だったという姿が、想像がなかなかつかなったりもしますが^^

> 最初はこれで100分はキツイなと思われるほど退屈しそうでしたが、サニエが出てきてからは、俄然面白くなりましたね。

そうそう。オゾン監督の映画って、最初見始めた時は、退屈して挫折しそうなんじゃないか・・・って思うんだけど、ちゃんとしっかり引き込ませてくれるのが凄いです。

> とても魅力的な肢体であることは間違いないのですけれども、はちきれんばかりの健康美で、いやらしさをあまり感じないのは私が歳をとっている所為だけではありますまい。たぶん監督のオゾンがゲイであるということと深く関連性があるんじゃないかと思います。

なるほどー!そうかもしれません。 
オゾン監督は本当に女性を見る目がシニカルです・・・
latifa  【 編集】  URL |   2014/05/10 11:59   |  TOP ▲ |


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